がんとメンタル不調の闘病記10


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【ページ⑩】「おうち入院」スマホ手記

大腸がん・メンタル不調の「おうち入院」スマホ手記 ~39歳で大腸がんになった看護師の妻を支える一児の夫の家族目線の闘病記~

執筆・「おうち入院」の「院長」: 日本マネジメント総合研究所合同会社 理事長 「がんと心のリゾート」執事 戸村智憲

「おうち入院」および「がんと心のリゾート」などは(C)戸村智憲です。


「おうち入院」スマホ手記の時系列での「がん闘病・メンタルヘルス療養のあるがまま」

⑩ふらふらフラダンスなプールと温泉



【造影CT検査の結果・退院後はじめての母の日(2023年(令和5年)5月6日~2023年5月29日)】

5月6日(土)~5月7日(日)

【妻方の家族とのやりとりメッセージ記録】
 ありがとうございます。
 お陰様で今朝無事に産まれました。
 3638gでした!
 退院したら、ビデオ通話しますね。
 日々の報告もありがとうございます。
 また少し前よりはいい状態のようで安心しています。


 おめでとうございます!!!
 母子共に健康なようでなによりです。
 ますますのご多幸をお祈りしています!!!

 5/6(土)は朝09:30起床でゆっくり過ごしてもらい、10:00ごろにゆうちゃんのご希望にて、〇県の〇にあるボルダリング施設に、私が受ける救助トレーニング用に学ぶ垂直降下の講習に一緒にお出かけ。
 その間、妃美ちゃんにはゆったりと妃美ちゃんペースで過ごしてもらい、フィットネスクラブで身体を整えてきたようです。
 ゆうちゃんは高所で緊張しながらも、無事にケガなく垂直降下ができて、少しボルダリングもできてご満悦でした。
 夕食も頑張りすぎずにサッと作ってくれていました。
 5/7(日)は、バーバラが大阪の友達と、共通の友達(みんな大阪でPTA仲間)と会いに行く旅行(5/7〜5/11)のため、午前中にみんなで羽田空港にお見送りして、妃美ちゃん・ゆうちゃん・私で羽田空港の国際線ターミナル側に昨年オープンのショッピングエリアをぶらぶらして、お寿司ランチして帰宅。
 帰路は、急に雨が激しくなりつつも無事に帰宅。
 妃美ちゃんには妃美ちゃんペースでゆったりしてもらい、ゆうちゃんのお相手は私が対応。
 夕食にビビンバをサッと作ってくれて、冷食素材も活用してくれて、ムリや負担が少ない炊事にしてくれて、両日とも比較的に良好な感じ。
 5月は3回ほど検査も含めて大学病院に行く予定で、検査が近づくにつれて、少し検査の心配はあるようですが、昨年の検査前の時期より落ち着きはあり、少しずつ、アップダウンを繰り返しながらも回復へと歩んでくれているように感じられます。
 両日とも睡眠時間・睡眠スコアともまずまず良好で、あれもしなくちゃ・これもしなくちゃという「足し算」ではなく、あれは明日でいいや・これはラクなやり方にしておけばいいやという「引き算」にしてもらって、なるべく余力を消耗しきらないようにして、余力を回復や心身の余裕に回してもらえるようにしています。
 ただ、例によって、アップしても油断せず、ダウンしても悲観せず、引き続き寄り添い見守り伴走していければと思います。
 明日5/8からゆうちゃんの吹奏楽朝練の再開と、保護者面談にてしばらく4時間授業でゆうちゃんの下校が早めですが、妃美ちゃんがゆうちゃんのお相手で疲れて余力を消耗しないで済むように、なるべく私がゆうちゃんのお相手や家事などもやりながら、バーバラに分担してもらってる分もバーバラの旅行中は基本的に私がカバーしながらやっていこうと思います。

5月8日(月)〜5月9日(火)

 両日とも、不調というほどではなさそうでしたが朝は起きにくいようで、AM10時ごろまでゆったり寝ててもらって、朝食準備・登校準備などして、吹奏楽の朝練のあるゆうちゃんをお見送りしつつ、家事などぼちぼちやりながら、妃美ちゃんが起きてきてから一緒にコーヒーを飲んだり軽くワイワイお話ししたりして、ゆったり過ごせていた感じです。
 妃美ちゃんはお昼ごろにフィットネスクラブにて身体を整えて、新たなトレーニングで筋肉痛とのこと。
 ゆうちゃんは早めの帰宅(保護者面談の期間にて学校が早く終わるため)にて、帰宅後は妃美ちゃんがゆうちゃんのお相手で疲れないように、ゆうちゃんのお相手を引き受けてワイワイ過ごしておりました。
 ゆうちゃんがいつもより早めの16時ごろにお風呂に入りたいとのことで、ゆうちゃんとお風呂に入り、夕食も早めに食べて、妃美ちゃんはゆったりお風呂タイムをとれるようにできていました。
 睡眠時間・睡眠スコアとも良好で、まずまずの2日間でした。

5月10日(水)〜5月11日(木)

 両日とも睡眠時間・睡眠スコアともに良好で、朝はゆったり寝ててもらい、昼あたりにフィットネスクラブで身体を整え、新しいトレーニング方法を教わっていて、今まで使ってなかった筋肉を使えて心地良い充実感のある筋肉痛みたいです。
 5/11は一緒にジムの後にランチしよ〜と誘ってくれて、駅近くでふたりでランチしてきて、その後、小学校の保護者面談に行くよ〜とのことで15分ほど行ってきてくれました。
 洗濯・掃除機がけなど、ちゃんとムリなくぼちぼちと休憩・お昼寝・韓流ドラマでの気分転換などを入れてくれながら家事もしてくれています。
 妃美ちゃんが自主的にお昼寝や休憩タイムをとってくれていて、表情・言動もまずまず良い範囲内でキープできているように見受けられます。
 5/11夜にバーバラが大阪・北海道にいる昔からの友達の喜寿をお祝いしにいく旅行から戻り、5/12からまた3人での家事分担で負担軽減モードへと移行の予定です。

5月11日(木)

【妻方の家族とのやりとりメッセージ記録】
 いつもありがとうございます。
 最近は、落ち着いているようでほっとしています。
 よろしくお願いします。


 こちらこそいつも温かいご理解ご協力をありがとうございます。
 外科手術での縫合で傷の治りとは違い、精神疾患からの回復は、例えば、10こ回復に進んで8つ〜9こ調子を落として「後退」に見えることもありながらも、その差の1こか2こ分は、ちゃんと回復・寛解へと向かって進んでいるような、アップダウンが普通にありながらも、大きな事故・事件・ストレスなどにさらされないようにしていければ、ちゃんと回復・寛解へと至るものと思われます。
 今日も、今さっき、午前中の空いてて気楽にマイペースでトレーニング機器を使える時間帯にて、妃美ちゃんは元気にフィットネスクラブにお出かけしました。
 寄り添いサポートしていく側が、アップダウンに一喜一憂してしまうと、妃美ちゃんもつられて不調をこじらせかねませんので、アップしても油断せず、ダウンしても悲観せずに、一定した緩やかな右肩上がり回復ラインをイメージしてあたふたしないでいると、妃美ちゃんがその様子を見て、好調での上向きのやり過ぎも、不調での下向きの落ち込み過ぎも、寄り添ってサポートする側をマラソンのペースメーカーのように見てもらって、一定した緩やかな右肩上がり回復ラインのペースに合わせて少しずつ調子・ペースを調整して取り戻してくれやすくなるものと思われます。
 おそらく、そういった点が、回復をちゃんと信じて疑わない、という時の、ドンと一定したサポート側の揺るがぬ見守り・寄り添いによる、妃美ちゃんへの心理的な効果や安心感などになるのではないかと思われます。
 もちろん、時に一緒に泣き・笑いをともにすることもあって良いと思われますし、あるがままに泣いたり声をあげて悲しんだりしても、あるがままでいていい・あるがままを受け入れられる、という中で、一定した緩やかな右肩上がり回復ラインをキープしている(回復・寛解を信じて疑わず、かといって、過剰だったりせかしたりして期待がプレッシャーやストレスにならないようにしつつ、回復・寛解へのペースメイキングできるように、言動・表情・落ち着きなどをキープしている)ことで、落ち込みや不調で調子を落とした後に戻ってくる心の居場所や心のペースづくりができるものと思われます。
 例によって、アップしても油断せず、ダウンしても悲観せず、引き続き、寄り添い・見守りながら、サポートしていければと思います。
 ちなみに…
 夜勤でナースコールがなく落ち着いている時に、「今日はヒマですね〜」と話したりする時に限って、急にナースコールで忙しくなる、という「看護師さんあるある」みたいに、「このところ調子がいいみたいだね〜」という時に、急に調子を落としたりするのは、「精神疾患リカバリーあるある」な感じです。
 それゆえ、アップしても油断せず、というか、寄せては返す波というか、アップダウンしながら回復・寛解に向かうイメージを常に持っておくことで、サポート側が心理的に疲れ切らない・振り回されないようにしておけると、ムリなくムダなく長続きする、理にかなってお互いに幸せになりあう寄り添いがしやすいかと思ったりしております。

5月12日(金)〜5月13日(土)

 5/12は少し睡眠時間が短く睡眠スコアは普通の範囲ながらも妃美ちゃんの平均よりやや低めでしたが、なるべく朝もゆったり過ごしてもらい、朝食準備や家事などもやっておいて寝ててもらってました。
 両日とも不調に落ち込むことなく、5/13は10時間近く眠れたりして、まずまず良好モードでした。
 5/13はゆうちゃんの小学校の授業参観と災害時の引き渡し訓練に、妃美ちゃんが行くよ〜、とのことで、調子を崩すことなく無難に対応してくれていました。
 両日ともフィットネスクラブにて身体を整え、心地良い筋肉痛があるようです。
 妃美ちゃんがオーバーペースになりそうな時は、ゆったりしようね〜、とお願いしますが、このところ、良い感じで妃美ちゃんがみずから休憩・お昼寝をしてくれてホッとします。
 「足し算」であれもこれもやらなくちゃと予定を詰め込んで、ムリやり身体と心に鞭打って予定通り進ませようとせず、心と身体の調子に合わせて、予定を「引き算」で先送りや代わりの対応で負担を軽くして、優先順位の高いことだけ取り組んでもらえるようにお願いしたりしております。

5月14日(日)~5月15日(月)

 両日とも朝はゆったり寝ててもらって、睡眠時間・睡眠スコアともまずまず良好。
 5/18の大学病院でのCT検査が近づき、まだまだ不安はありつつも、調子を崩すところまでは行かずに、まずまずの調子はキープ。
 調子が落ちそう・これから調子が落ちるかも、という表情・しぐさ・言動が見受けられた際に、なるべく早めに休憩・お昼寝をとってもらうようにしています。
 フィットネスクラブで身体を整え、掃除機・洗濯などしてくれていました。
 5/14母の日にて、車で日帰り温泉に入浴・夕食に出かけ、5/15はゆうちゃんの誕生日にて夕食はゆうちゃんご希望のピザパーティー(デリバリー)とケーキにて、土日は多少はゆったりめに過ごしてもらえたかと思われます。
 誕生日に合わせて、妃美ちゃんがゆうちゃんにキラキラのピニャータを作ってくれました。
 普通は中にお菓子など入れて吊るし、棒で叩いてお菓子を取り出すイベントにしますが、せっかくキレイにキラキラに作ってくれたこともあり、ゆうちゃんとも、しばらく飾っていたいね〜、ということで飾っておくことにしました。
 今月は、①CT検査、②検査結果お伺い、③精神科外来受診、の3回は大学病院の予定で、病院に行くたびに妃美ちゃんが回復を実感できるようであればと思います。
 去年の今頃は妃美ちゃんが入院中だったというか、手術の頃でしたが、今年は無事に一緒にゆうちゃんの誕生日をお祝いできたことに感謝です。

5月16日(火)〜5月17日(水)

 このところ、朝もゆったり寝れていて、8〜10時間ほどは睡眠がとれてまずまず良好。
 5/17は、翌日に造影CT検査を控えて、また不安に包まれて逃げ出したいとのことでしたが、調子を崩すところまで行かずに持ち直していました。
 翌日に検査を控えてそわそわしてそうでしたのと、ゆうちゃんのご希望もあって、エスニック料理店で夕食はケバブ(ピタパン)を買って帰ってワイワイ食べるようにして、お風呂もゆうちゃんと17時までに入って、妃美ちゃんがゆったりしてもらえるようにしておきました。
 小学校でゆうちゃんが入った吹奏楽団の保護者会に妃美ちゃんが行ってくれて、新入団員に必要なものなど聞いてきてくれました。
 フィットネスクラブもコツコツ行って、無心になってトレーニングして(その間は余計なことを考えないで済むようです…)心身を整えつつ、無心になるひとときが、気分転換にもなっているようです。
 なるべく休憩をはさんでもらいつつ、韓流ドラマをみて吹き出して笑っていたり、ゆうちゃんともキャッキャしたり、検査前の不安は消えないとしても、これまでより調子はマシな状態でキープできているように見受けられます。
 5/18の大学病院での造影CT検査の結果は、5/25の外科外来(主治医)にてお伺い予定です。
 暑い日が続きますので、まだ暑さに慣れていない時期でもあり、我が家にて熱中症対策を強化してみたりしています。
 みなさまもお気をつけてお過ごし下さいませ。

5月18日(木)〜5月19日(金)

 5/18はなるべくギリギリまでゆったり寝ててもらい、10:30に車で大学病院に出発して、血液検査の後、早めに受付して予約時間より少し早めに造影CT検査をしてもらい、15:30頃に帰宅。
 5/25の外科外来でお伺い予定の検査結果が気になるようですが、検査後にやっと食事がとれて、生理前でもあり、がっつり食べたおかげか、少し落ち着いたようで1時間半ほどお昼寝してくれていました。
 5/19も朝はゆったり寝てもらい、しっかり良好な睡眠を心おきなくとってもらってから、起きた後にフィットネスクラブに出かけて、下半身トレーニングで身体を整えて帰宅。
 帰宅後はゆったり過ごして、スケジュールをムリに詰め込んで心をムリやり動かさないよう、先送りできることは先送りしてもらい、私がカバーできることはフルにカバーしつつ、休憩・気分転換を優先してもらっています。
 睡眠時間・睡眠スコアとも良好で、心の余力を雑用や今でなくても良い用事で消耗させないようにしてもらい、余力を心の余裕・回復への心のスタミナの温存に回してもらい、私の方で家事・育児などをフルサポートしておくようにしつつ、妃美ちゃんが自然にムリなくやれるところは、妃美ちゃんの意志・希望などを優先してもらってます。
 5/18夜から5/19にかけて、バーバラが深夜に急に胃が痛くなり、ぐったりして救急車を呼ぶか迷ってたようで、熱中症で点滴をうってもらった時のようなしんどさがあったとのことで、胃薬を飲んで落ち着いたけどヘロヘロにてゆったりして様子をみたいとのことで、バーバラの体調管理・見守りサポートをしつつ、妃美ちゃんはフィットネスクラブの帰りにスポーツドリンクを買ってきてくれてありがたかったです。
 夕食後に妃美ちゃんが、検査結果が不安とのことで調子を崩しそうでしたが、まずは、ソファーにゆったりしてもらい、お話しカウンセリングというより、心身ともに今のところは大丈夫な範囲にもあるように見受けられましたので、現実から逃げるのもアリだけど、今の状態は、妃美ちゃんが、大丈夫な範囲内である程度良好な状態の妃美ちゃんの「心」から逃げてしまい、「不安の方に逃げて不安になることに安住」しようとしているように見受けられましたので、ナースコールと同様に、しんどければひとりで抱え込まず迷わずに、いつでも助けるのでヘルプボタンを押して深夜早朝でも助けを求めて欲しいけど、今の様子からは、わざわざ不調になる方向に行くパターンにはまるのはもったいないよ〜、前向きに頑張って踏ん張っているように見える他のがん患者さんは、実際のところは、不安で仕方ないから、不安に向かっていくのではなく、少しでも不安から逃げて、生きるチャンスを活かせる方向に、全力でいい方向にダッシュで逃げ続けていると思うよ〜、どうせ逃げるなら、不安に向かって逃げてしまって「不安になる病気だから仕方ない」と、それほど悪い状態にはないのに、わざわざ自分から悪い方向に逃げていかなくても、少しでもいい方向・楽しい方向・ゆったりできる方向に全力で逃げた方がいいと思うよ〜、といった会話程度にて、妃美ちゃんがハッとしたようで、調子を崩すパターンにはまらず、まずまずの調子をキープしてくれているようです。
 火事で言えば、失火で燃えてるところからみんな逃げ出すのに、妃美ちゃんの今の状態は、燃えてもいないところに、わざわざ妃美ちゃんが放火して、燃えてるところに飛び込んでいくという逃げ方は、とてももったいないですし、同じ逃げるなら、良い方向に逃げる(上手い逃げ方・かわし方にする)方が良さそうに思われます。
 妃美ちゃんは、妃美ちゃん自身の心の中からも逃げてしまおうとして、心のコントロールを失いがちのようにも見受けられますので、逃げちゃダメとかではなく、ストレスや不安などを妃美ちゃんが心のコントロールを失わないように(心の非常用バッテリーを先に消耗しないように)してもらいつつ、うまく身をかわしてプラスに向かえる逃げ方になるように、心の副木のようにお導き役になりつつ、寄り添ってサポートしたり、妃美ちゃんの心を押さえ込まないよう妃美ちゃんの内発的な意志・希望を優先しながら、自立・自律を促したりしていければと思います。

5月20日(土)〜5月21日(日)

 この2日間ほどは、生理前・造影CT検査の結果前ということもあり、調子を少し崩して落ち込みモード・涙モードな感じで、妃美ちゃんが言うには、早く生理が来て欲しい、月の半分くらいしか調子がいい時がない気がする、とのことですが、逆に、ちゃんと月の半分は調子がいいと自覚・実感できているようですし、睡眠時間・睡眠スコアともに良好で、朝もゆったり寝ていられるようになり、調子の崩れもなるべく少なめになっているようには見受けられます。
 両日とも、適宜、お話しカウンセリングしたり、ゆったり休憩してもらったりしながら、崩れきらないところで踏みとどまれているように見受けられます。
 ゆうちゃんにギャーっとあたり始めたら、サッとゆうちゃんと妃美ちゃんの間に入って、落ち着いてもらい、ゆうちゃん・妃美ちゃんの双方のフォローとケアなどもしたりしています。
 5/25の大学病院にお伺いする造影CT検査の結果が気になり、ついマイナス思考に陥りがちですが、ムリない範囲で妃美ちゃんペースで過ごしてもらい、良き検査結果がお伺いできることを祈っております。

5月22日(月)〜5月23日(火)

 だいぶ慣れてきてくれて、朝はゆったり寝ててもらえて、なるべく朝から余力を消耗させずにスローペースで1日をスタートしてもらえています。
 睡眠時間・睡眠スコアも良好で、この2日間はまずまずの調子をキープできていました。
 ギャーっと当たり散らすことなく、ゆうちゃんの宿題も見てくれて、夕食後にゆうちゃんとわちゃわちゃスキンシップもとれていました。
 フィットネスクラブもコツコツ通いつつ、5/23には、今日はメンタル的にしんどくなりそうだったから早く切り上げて帰ってきた、とのことで、ちゃんと妃美ちゃんが自らセーブしてムリしないようにできていて良かったです。
 韓流ドラマも良き気分転換になっているようです。
 5/25に先日の造影CT検査結果のお伺いにいき、良き検査結果を聞けて落ち着いてもらえたらと思います。

5月24日(水)〜5月25日(木)

 みなさま温かいメッセージ、いつも温かいご理解ご協力をありがとうございます。
 おかげさまで、5/24〜5/25も、妃美ちゃんは朝もゆったり寝ててくれて、睡眠時間・睡眠スコアともに良好でした。
 5/24は不安が出てきてましたが、調子を落とし切る前に、適宜、お話しカウンセリングしてましたら、なんとか落ち着いてくれてました。
 5/25に造影CT検査・血液検査の良好な結果を聞いてからは、良い意味でホッとして力が抜ける感じで、気分も表情も言動も、まずまず良好な状態となりました。
 生理前の時期にて本調子ではなさそうですが、検査に次第に慣れるというより、良好な検査結果を積み重ねて、検査のたびに回復への自信を積み重ねて行ってもらえればと思います。

【妻方の家族とのやりとりメッセージ記録】
 いつも有り難うございます。
 明日の結果受診も、よろしくお願いします。
 最近は、落ち着いていて安心してますが、明日 良い結果でありますようにと思います。

5月26日(金)~5月27日(土)

【妻方の家族とのやりとりメッセージ記録】
 おかげさまで、妃美ちゃんの身体面はすこぶる良好な結果でした(造影CT検査・血液検査ともに)。
 参考までに検査結果の画像をお届けしますね。
 妃美ちゃんもホッとして安心してました。
 いつも温かいご理解ご協力をありがとうございます。


 報告いつもありがとうございます。
 結果も良好で安心しました。
 日頃の手厚いサポートもありがとうございます。
 引き続きよろしくお願いします。


 早々の結果報告ありがとうございました。
 今回も経過良好で良かったです。
 明日会えそうとの連絡があったので会ってきます。
 智ちゃんに大崎まで一緒に乗せてもらえると言ってました。
 この予定に合わせて大崎での予定を組んでもらってたら心配と気を遣ってもらいすみません。
 私も恵比寿まで電車大丈夫かなぁ?と不安があったので助かります。
 私がそちら近くまで行けたら良かったのですが…。
 私も穏やかに会えそうです。

 造影CT検査・血液検査の良好な結果に安心できて不安による不調要素が軽減して、心身ともに軽やかに過ごせている2日間でした。
 朝も起きることができて家事もいろいろやってくれてましたが、睡眠時間・睡眠スコアはまずまず良好ながらも、少し下がっていたため、調子が良くてもムリがこないように、なるべくセーブしてもらえるようにお願いしております。
 表情・言動・しぐさなどを見ても、特に気になる点はなく、ワイワイきゃっきゃと過ごせています。
 5/26は車で妃美ちゃんと一緒に大崎に行き、大崎駅から恵比寿駅まで妃美ちゃんが山手線で移動して、妃美ちゃんは恵比寿駅で会ってランチしてきて、私は大崎での用事を済ませてお昼をたべてから大崎駅ビル内のレンタルワークスペースで仕事をして待ち、妃美ちゃんが恵比寿駅から大崎駅に戻ってきてまた車で一緒に帰宅しました。

5月28日(日)〜5月29日(月)

 両日とも、朝からムリなくスムーズに起床できて、だいぶ検査前の不安な状態から回復してきたようです。
 5/28(日)は私が朝から元・特殊部隊の方との護身術とロープワーク演習に行っていましたが、その間、ゆうちゃんのご希望にて、妃美ちゃんは電車でゆうちゃんとワイワイお出かけして、ひばりヶ丘のショップに行ってサンダルを買い、帰りに小児用パスモ(交通系ICカード)を作ってきてくれていました。
 5/29は妃美ちゃんの大学病院の精神科外来受診(精神科主治医)にて、朝から車で一緒に出かけて、少しずつ〇を減らしていこうか、というお話しになりました。
 念のため、〇は毎日服用もできる量を出してもらってますが、2日に1回くらいにしてみて、薬の離脱症状を避けながら、徐々に減らしていく感じです。
 〇は念のため再発予防のため変わらず、漢方薬の抑肝散はいつやめても大丈夫とのこと。
 睡眠が回復にとても大切だと、妃美ちゃんがちゃんと認識・自覚してくれていて、眠剤も念のため20日分ほど出してもらうように妃美ちゃんみずから先生にお話しして、眠剤も出してもらっていました。
 5/29に生理がきて、食欲も正常に戻って、落ち着いてきたようです。
 朝の自然にスムーズな起床の一方で、睡眠時間・睡眠スコアは悪くないものの普通レベルになっていましたので、車での移動やスキマ時間などに、休憩・お昼寝してもらって、少しでも睡眠を補ってもらうようにしていました。
 表情・言動なども、良好な検査結果を聞いてからは、心配な点はほぼ見受けられず、2日間を通して良好モードをキープできているように見受けられます。
 ただ、回復はアップダウンがつきものですので、例によって、アップしても油断せずにセーブして余力を保ってもらい、ダウンしたとしても悲観せず睡眠・休憩・お昼寝を大切にして、あわてず焦らずじっくりと回復・良好モードの定着に向けて、歩んでいってもらえればと思います。

【退院/「おうち入院」からまる1年・プラス方向に全力で逃げよう(2023年(令和5年)5月30日~2023年6月20日)】

5月30日(火)~5月31日(水)

 5/30は朝は少しゆったり寝てもらい、5/31は朝スムーズな起床で、朝食準備・登校準備などしてくれていました。
 両日とも、睡眠時間・睡眠スコアも良好になってきてますが、やはり、5/30の朝少しゆったりめに寝ててもらえた時の方が、睡眠スコアが圧倒的に良く、自然に起きれる範囲で朝にムリに起きないで寝てていいからね〜、とお話ししております。
 両日とも、やや口調のキツさはありつつも、ゆうちゃんの宿題を見てくれたりしていて、良好ゆえにキツさが出てるかもなぁ〜、と思いつつ、ギャーっとエスカレートしたら介入できるよう、つかず離れずスタンバイしながら見守っていたりしました。
 韓流ドラマのコミカルなシーンを見ては、パッと笑顔が咲き、美味しいと話題のどら焼き屋さんをみつけては、ニマッと6/1に買いに行こうと楽しげだったりして、妃美ちゃんの実感としても良好なように見受けられます。
 5/31は妃美ちゃんの退院から1年の節目にて、みんなでワイワイ夕食をファミレス(しゃぶしゃぶ屋さん)に食べに行きました。
 造影CT検査・血液検査の良好な結果を聞いてから、生理もきて落ち着き、おかげさまで、比較的、良好モードをキープできている感じです。

6月1日(木)〜6月3日(土)

 6/1は睡眠時間・睡眠スコアとも良好でまずまずの調子をキープ。
 以前から気になっていたという、昔の職場の先輩に、なかなか書けない(心理的に)ままだった手紙を、やっと自然にサッと書ける状況になってポストに投函。
 6/3(土)昼頃に先輩から電話があって5分ほどお話し。
 病状については明かさず、手術したことは伝えていたようです。
 6/2〜6/3は台風2号の接近・通過で気圧・天候が一気に変化したせいか、少し調子を落としつつも、6/3はフィットネスクラブに行って、妃美ちゃんみずからセーブしてお昼寝したりして、調子が崩れ切ることなく踏みとどまっているようです。
 6/2は睡眠時間・睡眠スコアとも普通ながらも妃美ちゃんの平均より下回りましたが、6/3には睡眠スコア・睡眠時間ともに非常に良好な状況になっていました。
 だいぶ、セーブしたり調整したりすることに慣れてきたように見受けられます。

6月4日(日)〜6月5日(月)

 この2日間は、久々に調子を崩してしまい、6/4夕食後には再発が懸念されかねないような、「ウチに監視カメラとかついてないよね、あるわけないよね」と、監視されている妄想みたいなイメージなどが、チラッと浮かびつつ、妃美ちゃん自身で、そんなことはないと理解できていて、妄想にどっぷり浸かって抜けられない状態ではないようで、念のため、ソファーにゆったりしてもらって、緊急に3時間ほどお話しカウンセリングしてました。
 6/5もあまり調子が良くない状態にて、両日ともお話しカウンセリングをじっくり数回各数時間しつつ、頓服に〇を服用して、朝もお昼寝もなるべく心身を休めてもらい、身体面からも弛緩してもらえるよう、妃美ちゃんに椅子に座ってもらって肩こりや上半身のマッサージなども入念にして、6/5夕食ごろには落ち着きはじめてくれました。
 良好そうでもう大丈夫そうに思える時ほど、実は調子が悪くなる前だったり、妃美ちゃん自身が自覚なく心身の疲れが貯まっていたりしますので、例によって、アップダウンしながら回復に向かう際に、アップしても油断せず、ダウンしても悲観せず寄り添ってサポートしていければと思います。
 調子を崩したり落ち込みなどが、この2日間くらいで収まり、また良好モードに向かっていけるなら、アップダウンのダウン期間が次第に短くなってきていると思われ、ちゃんと回復が進んでいるということのあらわれかと思われます。

※追加6/4~5のご報告に対して6/6にメッセージあり分

【妻方の家族とのやりとりメッセージ記録】
 最近は落ち着いていたので久々のダウンにびっくりしましたが、期間が短くなっていて、回復が早くなっていて安心しました。お話しカウンセリングありがとうございました。


 アップダウンがありながらも、だんだん不調な期間が短くなり、だんだん良好な期間が長くなっていく感じかと思われます。
 いろいろご心配をおかけしましてすみません。

6月6日(火)~6月7日(水)

 不調からスムーズにリカバリーして、両日ともに睡眠時間・睡眠スコアも良好。
 朝もムリに起きずにしっかり寝ててくれました。
 何よりも睡眠が大事ですし、予定を心の状態より優先させてムリに起きようとすること自体が、心の調子を朝から狂わせかねませんので、心のあるがまま・自然に、起きてもいいなぁ〜、というときに起きてもらえれば回復には最適だと思います。
 フィットネスクラブでは、7月に福島県のスパリゾートハワイアンズに行く際に、ビキニを着れるようスリムになる!とのことで、優秀で慕われているパーソナルトレーナーさんと相談して、ムリない生活・トレーニングをやるぞぉ〜、という目標ができたようです。
 妃美ちゃんがビキニを着る=手術の傷跡(腹腔鏡手術だったのでほとんど気にならない傷跡ですが…)や、そこから連想しがちな「自分の体内にガンがあったこと」などを、心の面でも前向きに乗り越えようと思えるようになってきたようにも見受けられます。
 アップダウンはあっても、ダウンがだんだんと回復につれて短くなっていき、アップというか良好モードや良好とはいかずとも悪くはない状態が、だんだんと長くなっていってもらえればと思います。
 6/7の14時ごろに私が6回目のコロナワクチン追加接種(基礎疾患はないですが、BMI値が高いため追加接種の対象です)で、夕方ごろから副反応が出始めて、いつものバファリンがまた活躍中ですが、妃美ちゃんが気遣ってくれる余裕も出てきて少しホッとしています。
 ただ、油断するような時ほど気をつけるべき時でもありますので、例によって、アップして良好モードでも油断せず、一時的にダウンしても動じず悲観もせず、妃美ちゃんの回復の良きペースメーカーとして寄り添って伴走していければと思います。
 健やかなる時も病める時も、変わらぬ愛情をもってゆったりほんわかと共に歩んでいければと思います。

【妻方の家族とのやりとりメッセージ記録】
 美味しいマンゴーをありがとうございます。
 早速みんなでワイワイと頂きました。
 いつも温かいご理解ご協力とともに、お気遣いありがとうございます。


 いえいえ、こちらこそいつも有り難う御座います。
 私達がそちらに、いけば会えるような事を、妃美が言ってくれました。
 いつか行っても大丈夫でしょうか?


 もちろんいつでも大歓迎です。
 妃美ちゃんが、帰省すると地元で昔からの友達とか顔を合わせるのは気が重い、とのことでしたので、じゃあ、私も一緒に宮崎について行って帰省のサポートもするし、それも気が重いなら、ご両親に東京に来てもらえば気軽に会えていいかも、無理強いはしないけど、ムリなく、できれば、顔を合わせてお話しして、安心させてあげたらどうかなぁ、スケジュールが合えばご両親を羽田空港に車で送迎するよ〜、と退院後に折りに触れて妃美ちゃんにお話ししておりました。
 妃美ちゃんからその話を切り出せたようなら、これまでお二人にしんどそうな姿を見せてしまうと却って心配をかけてしまわないかと、ためらっていた妃美ちゃん自身が、ムリなく会える心の状態や回復への自信が深まってきた状態になってきてくれたのかもしれません。
 良かったです。
 また回復のステップがワンランクアップしたのかもしれません。
 妃美ちゃんの心身の状態やそのときどきの意志・希望にもよるかと思われますが、私も必要なサポートも応援もしますし、ぜひ、回復が進んできた妃美ちゃんに会ってあげて下さいませ。
 我が家は手狭なので、ウチから近いホテルにご宿泊ですと、妃美ちゃんの日常・生活環境にも触れて頂きやすいかもしれません。
 私にて航空券・ホテルとも予約などお手伝いも可能です。
 私から促さなくても、妃美ちゃんみずから会おうと思ってくれるほど、妃美ちゃんの心の状態が回復してきてくれたなら、とても嬉しいです。


 いろいろお気遣いありがとうございます。
 会える日を楽しみに、日々頑張ります。

6月8日(木)~6月9日(金)

 この2日間は調子を崩しがちになっていて、都度、お話しカウンセリングをこまめに各1〜2時間していたりしましたが、朝はゆっくり寝ててもらえて、幸いにも睡眠時間・睡眠スコアともに良好で、お昼寝もできていて、なんとか調子が崩れきるまで行かずにギリギリ踏みとどまれていたような状態でした。
 6/10(土)はゆうちゃんの授業参観と保護者もいっておかないといけないセーフティ教室(生活安全指導)があるため、6/10(土)の仕事の予定などは延期をお願いして、妃美ちゃんには不調を長引かせず回復優先でなるべくゆったりしててもらうようにして、私が学校に行くことにしました。
 なんだかんだで、不安はあってもギリギリでも、ある程度はなんとかしていけるのは、妃美ちゃんの心の抵抗力が回復してきたからかもしれません。
 体内でヘルペスや帯状疱疹を引き起こす菌や、院内のブドウ球菌などをはじめとする菌類やウイルスなどは、それぞれ体内や空気中などにも普段から存在しりしますが、体の抵抗力が弱ってきた時に、普段はあっても何でもない菌やウイルスが、体に不調をきたすように、不安などは誰でもあるものの、心の抵抗力が弱っている時には、「不安菌」が影響するみたいな感じで、心に不調をきたすようなものかもしれません。
 不安感が家庭内で蔓延しないよう、つとめて明るく楽しくゆったりとした言動で、マイナス要素が波及しないように食い止め役などしていたりします。
 この2日間の妃美ちゃんの心の状態は、ちょうど、心の抵抗力の境目がわかるような感覚を得られるようになってきた感じのようにも見受けられます。
 以前は心の配線を遮断して、心の声や心のSOS信号を無視・感じないようにして、予定を詰め込んでムリやり心にムチを打って動かしてきたようなものかもしれず、ガンをきっかけに心の配線がつながりスイッチがオンになって、今まで感じ取れなかった心の痛みや不安や不調を、自分のこととして感じ取れるようになった分、一気に心に生の感覚が流れ込んできて、他の人は人生のいろんな局面で少しずつ乗り越えたり心の抵抗力・耐性を身につけてくる分を、今、一気に向き合うことになった分、しんどさがあるのかもしれません。
 それだけ、これから心にもムリな負荷をかけずにゆったりいろんなことをよく考えながら歩めるようになる過程に入ったなら、また回復のステップも進み、心の痛みは伴いつつも、心の成長が進んで新たな境地に至れるということかもしれません。
 6/9には悲惨なストーリーの映画をみたり、長い時間スマホにとらわれたりして、つい、マイナス要素をみずから呼び込み調子を崩しがちになっていたようですが、心が疲れている時には、ついマイナス要素をみずから作り出したり、マイナス方向に突っ込んでいったりもしがちですが、少しずつでもマイナス要素を遠ざけ、「プラス方向にしっかり逃げる」ようになればと思います。
 余命宣告を受けた方は、ちゃんとするというより、死から全力で「逃げる」がゆえに、外見はパワフル・前向きに見えるのかもしれませんが、「プラス方向に全力で逃げる」ようにすれば、それが力強く前向きに生きるということにもなり得るでしょうから、妃美ちゃんには、なるべくマイナスや不安要素にガップリぶつかったり組み合ったり呼び込み突っ込んでいったりするより、「〜したくちゃ」とか「頑張らなくちゃ」とか「〜でなくちゃいけない」とかではなく、ムリなくゆったりできる方向に「気負わずサッとプラス方向に逃げる」ようにしていけるといいね〜、といったお話しなどもしていたりします。
 両日とも、適宜、頓服で〇を服用してもらっています。
 台風接近で気圧・天気・気温・湿度なども大きく変わる時でもあり、ただでさえ心身の不調が起こりやすいですし、回復途中の「おうち入院」中で心のリハビリ中でもあり、特段の心配はいらないのかもしれません。
 良好な睡眠がとれていなかったら心配ですが、妃美ちゃんみずから眠剤をサッと服用して、睡眠・休息を自主的に前向きにとれるようになり、アップダウンを繰り返しながら、少しずつ不調を乗り越える心の基礎力を積み重ねてこれているように見受けられます。
 また、ちゃんと心の配線を切らずにつなげられて、心のSOS信号を受け取って、心をいたわってムリなく歩むスタートラインに立てるようになりはじめたようにも見受けられます。
 いずれも、回復には必要な要素と思われます。
 以前のように、立ち止まって物事をよく考え感じ取るべき時に心に麻酔をうってよく考えず心をムリやり押して暴走するのではなく、これから、物事をよく考えつつも、不安・悩みなどにとらわれて振り回されないように、ペインクリニックのように、心に良きバランスで「麻酔」をかけて「まぁ、いっか」と、サラッと流したりかわしたりプラスの方向に全力で逃げていけるように心の麻酔のかけ方を調整できて身についてくればいいのかもしれないなぁ、と思ったりもします。
 表面的にみればこの2日間の不調は「調子を崩した」ように見えそうですが、単にガン発見前の心のあり方にそのまま戻れば良いというわけでもなく、この先、心身ともにムリをきたしにくいよう、健全にバランス感ある生き方になっていく上での「心の成長痛」としての不調かもしれず、妃美ちゃんにとって大切な人生の局面にも思われ、仕事の予定やワクチン副反応でフラフラとかは度外視して、ゆったりしっかり全力で寄り添ってみた2日間でした。

6月10日(土)~6月11日(日)

 両日とも朝はゆっくりしててもらえて、睡眠時間・睡眠スコアともに非常に良好。
 心はまだスッキリせず調子が良くはないながら、フィットネスクラブで身体を整えたり、軽くウォーキングしたり、買ったばかりの2023年最新版の人生ゲームも妃美ちゃんも参加して夕食後に遊んでみたりしていました。
 調子を崩しそうな際に、都度、お話しカウンセリングして涙モードもありつつ、なんだかんだやり過ごせているようにも見受けられます。
 6/10土曜日は、ゆうちゃんの授業参観を妃美ちゃんの代わりに行くようにして、妃美ちゃんにはゆっくり寝ててもらいました。

6月12日(月)~6月16日(金)

 このところ、ご連絡がとどこおりがちになりすみません。
 6/15の夜〜6/16朝の7時間弱の睡眠時間・睡眠スコアともに普通レベルながらも、今週は朝もゆっくり寝ててもらえて、休息・お昼寝もとったりしながら、平均して9時間くらいの睡眠時間・睡眠スコアはかなり良好。
 フィットネスクラブで心身も整えることもできていました。
 睡眠・適度な運動・服薬、という回復への3つの要素はしっかり整えられた状態と思われます。
 ただ、またいつもの不調パターンで、回復してできた余力を、回復と真逆の方向にみずから注ぎ込んで消耗して調子を崩してしまい、不調な時も、サポート側として妃美ちゃんの身代わりにギリギリ踏ん張って、妃美ちゃんが回復して余力を持ってもらっても、不調になる方向に余力を浪費して暴走したり、不調やマイナス要素をみずから呼び込むように、せっかく回復してきたのにわざわざエグい悲惨な映画を観たりスマホで長時間にわたって他のキラキラした人の投稿をみ始めて比較して落ち込む方向に進むなど、一般的なメンタルの回復サポートの2倍くらいサポートが難しく負荷が高い状態でした。
 加えて、この1週間ほど、もう回復するのもヤダ、パッとラクになれないのもヤダ、生きてるのもヤダし生きるのもヤダ、入院するほどに悪化するのもヤダ、もう全部ヤダ、といった、回復して余力を持つと心のリハビリに投げやりになってしまい、また、都度、お話しカウンセリングや家事・育児フォローなどで、サポート側として気分転換や心身を整える息つくヒマもなく、心身とも不調になりながらも妃美ちゃんが心配にならないように平然とサポート・ケアし続けながらも疲弊して苦しい状態におちいってしまっていました。
 6/16朝はスムーズに起きられたようで、調子も投げやりな感じから持ち直してくれたように見受けられました。
 命も心も削って妃美ちゃんに差し出す余力を、みすみす、回復と真逆に注ぎ込まれるのは二重に苦しい思いですが、これまでの10年間はさておき、これから先に少しでも良くなってもらえるよう、それまで身も心も持ちこたえられるよう祈りながら、日々、妃美ちゃんがあるがままにアップダウンはありながらも回復へ向かってもらえるよう、家庭が良好に回るようこの先を信じて尽くす次第です。
 なにがあろうとも、妃美ちゃんが安心できる心の副木として、副木が折れないように努め、何の不安も与えずゆったりしてもらえるよう、引き続き、持ちこたえられる限り妃美ちゃんに寄り添ってサポート・ケアしていければと思います。
 妃美ちゃんは人より時間もかかったりかなり遠回りしたりしても、アップダウンもありながらも、しっかり回復へと歩めていますので、余力をうまく回復に向けて活かしていけるようになってもらえればと、お話しカウンセリングでソフトにお導きしつつ、祈り願っております。

6月17日(土)

 6/17(土)は一転して持ち直して朝からスムーズな起床で1日を通して良好モード。
 睡眠時間・スコアは悪いわけではないですが、6時間ほどにて、お昼寝・休息を入れてもらうようにして補ってもらいました。
 ゆうちゃんの小学校の吹奏楽団でミニコンサート(10分ほどの家族へのお披露目)にて、みんなで小学校の体育館に見に行ってきました。
 妃美ちゃんは10分ほど早く出て、椅子出しのお手伝いも軽やかにやってくれていました。
 身体をうまく整えることができているようで、体組成計つき体重計で体内年齢が25歳だぁ〜、と、にこやかに楽しげでした。
 やっとひといきつける感じで少しホッとしました。
 精神疾患関連ではよくあることでしょうが、ちょっとしたきっかけ(出来事や、気象の急な変化などいろいろ)で、調子を崩すのも持ち直して良好モードになるのも急に変化したり、1日の内でもアップダウンがあり得ますし、梅雨どき・冬季など季節性の日照量の減少による影響などもあったりするようです。
 回復のために望ましい①睡眠・休息、②服薬、③適度な運動、については、まずまず身についてくれているように見受けられます。
 起床については、睡眠を最優先にしてもらいつつ、もし、「起きなきゃ」ではなく自然に目が覚めて「まぁ、起きてもいいかなぁ」くらいの感じで、起床の負荷がかからない範囲で妃美ちゃんのスムーズな流れや希望にお任せしています。
 育児・家事も「やらなきゃ」ではなく、「まぁ、やっとこうかなぁ」くらいで負荷をかけずにできる範囲で妃美ちゃんの流れや希望にお任せしています。
 良好モードをムリなくキープできるといいなぁと思います。

6月18日(日)~6月20日(火)

 睡眠時間は平均して7時間ほどで、睡眠スコアは良くも悪くもないものの、朝は3日間ともスムーズに起床できて良好モードをキープできていました。
 妃美ちゃんがみずからマイナス要素を引きつけたり、みずから穴を掘ってハマりに行かなければ、回復のステップが上がっている分、良好モードをキープしやすくなってきているように見受けられます。
 生理前の時期にて、むくみが多少あるようですが、今のところは、目立った不調や心の不安定さは見られません。
 フィットネスクラブで身体を整え、生理前の時期の食欲アップには、なるべく自然派な食べ物(ナッツ類、自作の寒天ゼリーにきな粉とハチミツをかけたものなど)で、うまく調整しているようです。
 朝食準備やゴミ出しやお掃除なども、休みながらもササっとやってくれたりします。
 また、不調な時ほど妃美ちゃんがひとりで抱え込もうとしがちな家事(アイロンがけや洗濯などなど)を、うまく母にも割り振ってみずから負担を軽くできていてホッとしています。
 バーバラも妃美ちゃんからのヘルプ要請を、サッと快くサポートしてくれていて助かります。
 ゆうちゃんはマイペースに吹奏楽団の朝練をしっかり続けたり、ありのままに過ごしたりしてくれているようです。
 6/18(日)は父の日にて、ゆうちゃんが興味があるというある焼き鳥やさんに17時に行き、焼き鳥ざんまいでワイワイしつつ、帰宅して買ってくれてたケーキを食べて過ごしておりました。
 みんなお互いに思いやり支え合ってくれてありがたい限りです。

【大学教員としての職場復帰を見送る・認知のゆがみ・同じ目線で過ごす(2023年(令和5年)6月21日~2023年7月3日)】

6月21日(水)~6月24日(土)

 短めの睡眠時間からだいぶ睡眠ペースも取り戻し、平均して8時間42分ほど寝てくれて、朝も起きなきゃと起床するのではなく心身が休みたい自然なあるがままの起床で、睡眠スコアも一気に良くなって良好モードをキープできていました。
 都立大学の看護教員(非常勤講師)に大学の先生からメールで声をかけてもらって、復帰するか悩んでいましたが、昨年秋の時とは違って、焦って復帰して、患者さん・看護学生さん・大学・受け入れ病院の4方向のケアや気配りで負荷を高めず、妃美ちゃん自身のケアがおろそかにならないよう、余力をしっかり貯めてじっくり回復を優先にして、2024年秋くらいに復帰を目安として、周りに流されず妃美ちゃんがみずから客観的に心身の状態を把握して、2023年秋の復帰は見送る旨の返信を出せていました。
 せっかく声がかかるほど信頼を得ているのに、中途半端に焦って復帰して、そこで調子を崩して途中リタイヤになったりするより、しっかり回復してムリなく医療現場や大学で長続きする戦力となれるほうが、目先の利益に焦って将来の長く信頼されて活躍できるチャンスをふいにすることがなく済むかと思われますので、妃美ちゃんの意志・判断を尊重して応援したいと思います。
 6/22にバーバラが帯状疱疹ワクチン接種の副反応で38.3℃の発熱・悪寒でダウンしてましたが、妃美ちゃんが良好モードをキープしてくれたおかげさまで、なんとか乗り越えられました(バファリン服用と静養にてバーバラは翌日夕方には副反応から回復しました)。
 6/24(土)は、ゆうちゃんが小学校の吹奏楽団で同窓生にお披露目会(保護者は参加不可)があり、帰宅後、奥歯の奥に歯が生えているようで歯肉に違和感・痛みがあるとのことで、念のため、歯科受診にて、親知らずではなく「12歳臼歯」が生え揃い始めているとのことで、歯もしっかり成長してくれているようでホッとしました。
 お風呂上がりにヘアバンドをつけながらYouTubeを見てたりして、ゆうちゃん本人の想いとは裏腹に、かなり可愛い湯上がり姿になっていたりします。
 妃美ちゃんがお話しカウンセリングや私からのペースメイキング抜きに、自分で寝とく・休息をしっかりとる・勢いで無理押ししない・やりすぎずセーブする・気兼ねなく私やバーバラに任せて家事などの分担をうまくやる・良好モードをしっかりキープする・自分からマイナス方向に暴走しない・自分で穴をほってはまりにいかない、といったことがしっかり身についてきてもらえたら、回復が本格化してくるかと思われます。
 生理前の時期で食欲が高まりやすいようですが、今のところはギャーっとなったり不安定にならずに保てているように見受けられます。
 アップダウンもありながら、日々、試行錯誤しながらも、少しずつ心身のバランスあるムリなくムダなく長続きする理にかなったお互いに幸せになりあう生き方のトレーニングを繰り返してくれているようで、一歩ずつしっかり回復に向けて歩んでもらえたらと思います。

【妻方の家族とのやりとりメッセージ記録】
 いつも有り難うございます。
 仕事の復帰も声掛けしていただき、本当にありがたい事ですね。
 それだけ働いていた時に、信頼を得ていたのでしょうね。
 無理せず、復帰に向けて少しずつ頑張れるのかなと思います。


 こちらこそ、いつも温かいご理解ご協力をありがとうございます。
 ムリなく自然に回復へと歩んでもらえたらと思います。

6月25日(日)~6月28日(水)

 調子を崩すでもなく好調というほどでもなく、ある程度は安定的な状態をキープ。
 6/26(月)は大学病院の精神科外来(精神科主治医)に一緒に行き、妃美ちゃんが気になっていたという不安や悩みや調子を崩すことなどについて、精神疾患の陰性症状なのかどうか主治医に尋ね、主治医より、それらは陰性症状ではなく誰でもあることとの旨の回答あり。
 私がそばでお話しカウンセリングなどを通じて見ている限りでは、妃美ちゃんががんを経験して、誰かに責任を負ってもらったり逃げたりごまかしたりできずに、我が身のこととして人生をとらえる機会を得て、これまで心に麻酔を打つなり心の感情の回線を切断して勢いで心をムリにでも押してきたものが、妃美ちゃんが妃美ちゃんのあるがままの心と対話できる回線がつながり、一般的には誰でもだるい・しんどい・おっくう・つらい・なやむ、といった心の状態を改めて直面して、妃美ちゃんが妃美ちゃんの心のあるがままの姿を初めて見た・対話して状態を把握した・感情として触れたような感じで戸惑ったり、誰でもある心の状態が我が身・あるがままの心にもあったことに驚く日々、という感じかもしれないなぁ~と見受けられたりもします。
 家事をする際に、以前は、心の状態を無視して予定を入れて予定で心をムリに勢いで押しとおしてきて無理がたたったような感じにも見受けられますが、「家事をやるときにもおっくうに感じる時があって、これって病気で陰性症状かもしれない」といったことなどをよくお話ししてくれていましたが、妃美ちゃんが今感じている心のありようが、心との対話の回線を切ってムリ押ししないで、あるがままの心と対話できている・把握できている状態でしょうし、誰でもおっくうだったりしんどかったり悩んだりするわけで、それらを陰性症状とすれば、世の中のほとんどが病人・陰性症状となってしまう感じですので、やはり、主治医の回答のように、今の妃美ちゃんの精神状態は回復ステップとしては良好で、陰性症状らしきものも見受けられない状態かと思われます。
 2022年5月の退院後は、調子を崩す引き金ともなるものとしては、がんの再発・転移の不安がメインだったと思われますが、2023年1月あたりからは造影CT検査の結果も良好で、身体的な回復の悩みが少なくなり、代わりに、がんを契機にこれまでの生き方働き方などを振り返り、主には、妃美ちゃんが過去の自分のあれこれを「ああすれば良かった」「こんな今考えるとあり得ないことを平気でやってたのはおかしい」などといった、後悔・ざんげ・反省が調子を崩す主要因となっているように見受けられます。
 その点では、妃美ちゃんが昔からよく言われたとお話ししていた「よく考えなさい」ということを、今、がんと精神疾患(心身のムリがたたった状態?)を契機に、しっかり立ち止まって振り返りながらよく考えている状況かと思われます。
 誰のせいにもできない・誰かに代わって背負ってもらえない・誰かに押し付けることもできない、という、がんと精神疾患の回復に際して、マイナス方向に逃げようとして「生きてる価値がない」などとお話ししてくれることもありますが、過去の後悔やざんげや反省を、これから先のプラスの教訓として、「今度、今までと似たようなことがあったら、これからはこうしていければいいなぁ」(100%その通りに理想的にできなくても10%でも少しだけでもプラス方向に変えていければ良いかと思われます)と、プラス方向の全力で「逃げて」いければいいね~、そう「逃げる」ことができたら、自然と前向きにイキイキと力強く歩めそうだよね~、といったお話しを日々していたりします。
 もちろん、精神疾患での再発や本格的な陰性症状が絶対出ないわけではないでしょうから、油断はできませんが、主に、このところは過去の後悔・ざんげ・反省で妃美ちゃんが妃美ちゃんのあるがままの心をしんどくさせて調子を崩しがちだったり、マイナス方向に悪い逃げ方をして調子が悪くなったりしがちなようですし、そういった最初の引き金となるマイナス要因を暴走・拡大・加速させて不安障害にあたりそうなところまで「自ら穴を掘って自らはまりにいく」ことが避けられるよう、適宜、お話しカウンセリングなどでも認知行動療法的な観点と、妃美ちゃんの意志・希望などを勘案した歩み方の伴走も含め、プラス方向に全力で「良い逃げ方」ができるよう、予定で心をムリ押しせず、あるがままの心に沿って予定を変更・先送り・分担などしつつ、睡眠・休息・適度な運動など心身の回復に重要な要素は大切にしてもられるようにできればと思っています。
 朝は基本的にゆうちゃんのペースに合わせて起きるのではなく、妃美ちゃんの心と体が「そろそろ起きようかなぁ~」というAM9時なりAM10時なりに自然に起きてこれるようにしてもらい、平均8時間程度の睡眠時間で比較的良好な睡眠スコアに加え、1時間前後のお昼寝・仮眠なども併せて、まずなにより大切な質の良い睡眠はちゃんとキープできている感じです。
 ゆうちゃんもよく協力してくれて、朝、着替えなども妃美ちゃんの手を借りずに自分でサッと用意して、良い形で自主性も育まれるようにもっていければと思います。
 朝のゆうちゃんとの投稿準備・朝食・お見送り・ゴミ出しなどは私にて主に対応し、基本的には朝食・昼食は各自それぞれにとり、夕食は妃美ちゃんが作ってくれたりバーバラにバトンタッチしてやってもらったりしつつ、夕食後の洗い物などはバーバラの分担で、洗濯物や掃除などもそれぞれに分担したりサポートしたりしながら、妃美ちゃん・私・バーバラの3人でムリないようそれぞれがそれぞれを代わってサポートしたり分担したりできるような形で、今のところはスムーズに家事が回っている感じに思われます(妃美ちゃん・バーバラのどちらか、あるいは、どちらもダウンした際は、私の方で2役・3役こなす形で乗り切っている感じです)。

6月29日(木)~7月2日(日)

 朝はゆったりしてもらい、睡眠は7〜11時間くらいとれていて、睡眠スコアも良好。
 ただ、6/29は、いつものように、みんなで妃美ちゃんに回復に向かえるようにと、余力がたくさんできるよう、みんなの心身や時間の余力を持ち寄って妃美ちゃんにどうぞ、と渡している日々で、妃美ちゃんがまた余力をマイナスイメージや悲しいネットの情報をスマホで見まくることに全て費やしてしまい、なかば、ギャンブル依存症やアルコール中毒的な自滅に全力を注いで調子が悪い・不安でしょうがない・なんでこうなるんだろう、といった悪いパターンに全速力でおちいってしまい、取り急ぎ、お話しカウンセリングをしていました。
 自分からマイナス方向に進んだり、何もないところにマイナス要素を進んで生み出したりしないようになれたら、回復がさらに進むと思うよ〜、家族みんな、妃美ちゃんのサポートは迷惑とはまったく思ってなくて全力で、みんなそれぞれに妃美ちゃんに余力を身を切るような状態でも切り分けて持ち寄ってくれるけど、その余力をドブに捨てるような感じだと、みんな怒らないけど周りが先にダウンしてもたなくなるかもしれないよ〜、ついスマホを見てマイナス情報を集めたり悲しさを積極的に集めたりすることは、ギャンブル依存症みたいで望ましいことではないよ〜、とお話ししていましたら、妃美ちゃんはもう絶対同じことはしない、とのことでしたが、依存症とか中毒患者さんは、みんな同じようにもうしないと言ってもまたやっちゃうことがあるよ〜、とお話ししてましたら、妃美ちゃんはそんなことはないから大丈夫だし、ギャンブル依存性とか中毒みたいなこととは違うから、とのことで、少し持ち直してはいました。
 6/30〜7/1は、ゆうちゃんが体験ダイビングに行ってみたいとのことで、学校から帰宅してから男旅としてふたりで出かけ、わちゃわちゃしながら7/1夜に帰宅。
 その間はバーバラがサポートしてくれて、一緒に新宿区のコリアタウンに出かけて、妃美ちゃんの服を買ってくれてたり、妃美ちゃんが前から行きたがっていた美味しい冷麺の店で夕食を食べて、ワイワイしながら帰宅してました。
 帰宅後に妃美ちゃんがムリしてないかお話しカウンセリングしてましたが、服を買ってもらって喜んでいたり、いろんなお店めぐりも楽しかったようで、調子もかなり良好と見受けられました。
 ただ、11時間睡眠でかなり余力を貯められたものの、7/2の夜になって、またつい全力で余力をつぎ込んでスマホでマイナス情報を集めまくってしまい、不安でしかたない、正直なところ勝手にスマホを見てマイナス情報を集めまくってしまって止められない、とのことで調子が良くなくなっていたため、緊急に最優先でお話しカウンセリングしつつ、スマホ依存症などの可能性や、いろいろお話しを聞いて調べてみたら「認知の歪み」にズッポリと当てはまっていそうでもあり、「マイナス情報を見ないようにしようね」とか、よくあるサポート側の言い方だと「そんなことしてちゃだめ」とか怒るとか励ますとかでもなく、妃美ちゃん本人の意志とか根性とかでもなく、認知のゆがみを整えるアプローチが必要ではないかと見受けられました。
 妃美ちゃんにソフトにその旨をお話しして、「認知の歪み」の10のパターンについてお話ししていましたら、妃美ちゃんが「それって、わたしそのものじゃん」とのことで、私から見てもそう思われましたので、明日7/3(月)が大学病院の精神科主治医の担当曜日でもあり、臨時にスマホ依存症や「認知の歪み」が根本的な精神不調の原因ではないかとの可能性や対策について、外来受診してみる?と聞くと、妃美ちゃんは良くなりたいし、自分でもコントロールできなくて困っているから受診する、とのことで、朝から大学病院の精神科外来で受診・相談してみることになりました。
 怒ることでもなく、本人が気をつけて何とかなるものでもないものの場合は、医療アプローチが必要かと思われますし、妃美ちゃんの回復ステップがさらに進む突破口になるかもしれないと思うと、一筋の希望の光を見る思いです。
 医学に専門家ではない私の感覚が間違っているかもしれませんし、主治医の見立てをお伺いすることが妃美ちゃんの回復においてマイナスではないと思われますので、一緒について主治医に相談してこようと思います。
 妃美ちゃんが「もともと統合失調症の気質かも、不安になるのは統合失調症の陰性反応かも」とかことあるごとに話してましたが、素人の私がそばで見ててもそうは思えず、主治医もキッパリ違うと断言していましたので、おそらく、妃美ちゃんが閉鎖病院入院となったのは、よく妃美ちゃんにお話しすることですが、人一倍元気な中でがん発見で不安になり、不安を重ねて睡眠不足が重なってメンタル不調に至ったと思うよ〜、その出発点として、スマホ依存症っぽいことや、「認知の歪み」などが、その前段階の根本原因となっていた可能性を視野に入れて、根本的な対策を相談できるようになったのかもしれず、妃美ちゃんの悩みやしんどさを根本的にケアするためにかなり前進できるチャンスになるのかもしれません。
 根本的な原因が主治医の見立てでは異なるとしても、それはそれで、何をどうすれば妃美ちゃんが感じているという生きづらさを解消したり対処したりできるきっかけ(特に妃美ちゃん本人が把握・自覚して治療に臨めることが大切かと思われます)になり得るでしょうから、最優先で早めに受診していければと思い次第です。
 家族みんなが心身を削り踏ん張って切り分けて妃美ちゃんにお届けしている余力を、ゆうちゃんと過ごすこともそっちのけでマイナス情報を集めたり生み出したりする自滅に全部注ぎ込んで不調になるより、少しでも妃美ちゃんが楽にゆったりしてもらって余力を妃美ちゃんの心身の回復に費やしてもらったり、ゆうちゃんと楽しく過ごすことに振り分けてもらえたりするようになればと思います。

7月3日(月)

 朝は比較的スムーズに起床できて着替えて、念のため、臨時に大学病院の精神科外来(主治医)で受診。
 朝09:40ごろ車で出発し、往復ともに交通渋滞などはなかったものの、予約なしでの臨時の受診にて待ち時間がかなり長くなって14:40ごろに受診完了。
 気になっていたスマホでマイナス情報を集めたりマイナスのことを積極的に生み出したりすることや、認知の歪みが大きく広範なことなどは、主治医としては特段の治療は施す予定にないようで、どうしても気になるようなら投薬追加やリフレッシュ入院も可能ではあるとのこと。
 いわゆるスマホ依存でのアプリへの過剰な課金や引きこもりやゲーム依存などにはなく、日常生活に支障をきたすのはごく一部分にとどまっていることや、認知の歪みは誰でもあり得るため現状では経過観察としてカルテに記録するところでとどめているようでした。
 特に認知行動療法やカウンセリングなどの案内もなく、薬漬けや診断名の乱発を避けることや、本人が気づいて自主的に対応するよう暗に促すねらいがあるのかもしれません。
 私自身もうつ病の回復に際して、心療内科の医師は薬くらいしか「役に立たない」(本当に役に立たなかったわけではなく、あえて、医師がそうしているようでもあり、患者本人が自分でなんとかできるよう促せるよう、介入をなるべく避けていたようにも感じられます)として、自分であれこれ工夫するようになりましたが、妃美ちゃんもこの臨時の受診で、帰宅してから自分でなんとかするしかないように思うことや、誰かがパッと魔法のようにラクに精神的な状況を改善してくれる依存心を少し離脱できはじめたようにも見受けられます。
 また、妃美ちゃんとしてはお薬を増やすことは望んでおらず、医師とのやりとりも自宅でのお話しカウンセリングの方が細かに対応できて特にリフレッシュ入院も望んではおらず、妃美ちゃんがマイナス方向に変な逃げ方ではなく、プラス方向にうまい逃げ方(家事を代わってもらってしっかり睡眠・休息をとり、服薬も継続して、適度な運動をしながら余力を蓄え、その余力をスマホでマイナス情報を集めまくったりマイナス状況を作り出すことに全部つぎこんで消耗せず、その余力をゆうちゃんと一緒に過ごしたり育児の時間にあてたり、楽しく明るくゆったり過ごせる心のゆとりができるように活用してもらえるようにするような感じ)が、この臨時の受診をきっかけにしっかりできるようになってもらえればと思います。
 家族みんなで全力で踏ん張って妃美ちゃんに余力をお届けしている中で、妃美ちゃんにはしっかり寝て休んで、ゆったりしてムリせず、フィットネスクラブでも他の運動でも健康的に身体も整えながら、余力をしっかり貯めて余力をプラスに活用してもらえればと願う次第です。
 帰宅後、とんぼ返り状態ながら、私はコロナ渦中にやっていなかった花粉症対策の鼻のレーザー治療にてクリニックに出かけていましたが、治療から帰宅後も、妃美ちゃんは少し停滞を抜けそうな気配もあり、ゆうちゃんと一緒にお風呂に入ってみたり、ゆうちゃんと一緒にお話しタイムを過ごしてみたりしていて、ゆうちゃんが横にいてもどこにいてもそっちのけでスマホでマイナス情報を集めまくってしまっていた姿と変わり、まずは新たな回復ステップを踏む際の良き第一歩となっていればと思います。
 ゆうちゃんもかなり久々になる感じかと思われますが、妃美ちゃんとゆったりお話しして一緒に寄り添って過ごせることに楽しげな様子と見受けられました。
 妃美ちゃんには、スマホでマイナス情報をみたり、あえて悲しい映画を見る時間を、ゆうちゃんとゆったり同じ目線でそばで向き合う時間にあててもらえればとお話ししております。
 ゆうちゃんとの時間については、妃美ちゃんはもしかすると「今日、学校どうだったの?ちゃんと宿題やった?」というやりとりで「一緒のひとときを過ごしている」と思っているかもしれませんが、監督官のようなやりとり・口調・トーンではなく、ごろーんとソファーなどにゆうちゃんと一緒に横になって、ゆうちゃんの今の興味・関心について「へぇ~、そうなんだ~、これ面白そうなだね~」などといった感じで、同じ方向・同じ目線・同じ立ち位置で向き合う時間をムリなく設けてもらえればと思います。
 今日の臨時の受診にて、妃美ちゃんは主治医にこれまで見せていなかったようなありのままの状態を涙も交えながらしっかり把握してもらい、また、医師に依存(医師からすれば医師との共依存)を避けて自主性の芽を育み、また新たな自律的/自立的な回復ステップを歩み始めるきっかけとなったように見受けられます。
 いろいろご心配をおかけしておりましてすみませんです。

【スパリゾートハワイアンでプールと温泉2023夏(2023年(令和5年)7月4日~2023年7月26日)】

7月4日(火)~7月6日(木)

 朝もゆったりしてもらえていて、睡眠時間・睡眠スコアともまずまず良好。
 フィットネスクラブで身体も整え、心の調子も悪くはなくほどほどな状態。
 大きく回復ステップを高める転機になりそうな言動としては、7/6に妃美ちゃんが09:30ごろに起きてきて朝食をとっている際の会話で、妃美ちゃんがおもむろに、がんや精神疾患になっていろいろサポートしてくれてることを、当事者家族ね体験談とかで講演とかで話したらいいと思うよ、いろんな人に役立つと思うから、といったお話しがありました。
 これまでは、がんになったことや精神疾患で入院したことなどを知られたくなかったのですが、7/6朝には、やけくそとか投げやりとかではなく、これから自分軸で周りを気にせず生きていけたらと思うよ、とか、新たなステップに進むぞぉ〜、といった前向きに自立的・自律的に歩もうと思えるようになってきてくれたようですし、回復してきた自信も育まれてきたように見受けられます。
 なんか体験談を講演する企画とかやるといいよ、とのことでしたが、今までサポートするためにやむなく仕事のキャンセル・お断りなどが必要な際に、ごくごく限定的に事情をお伝えする以外には、妃美ちゃんの意志・希望に反して公開・公表などしないよう徹底してきたこともあり、妃美ちゃんがありのままのこれまでを公表して新たな自分づくりの意志・希望に沿って、いつかどこかで何か企画してみようかなぁ、とは思ったりしています。
 何か儲けのネタというより、がん患者さん・精神疾患患者さん当事者や、当事者ご家族などお悩み・お困りの方々に役立つ講演や、会社ならメンタルヘルスなどで、希望や明るさを取り戻してもらえるよう、社会に役立つ形でお話しできる企画を考えて発信できるならいいのかもなぁ~、とか思ったりしています。
 7/3の大学病院の精神科外来(主治医)に受診して、良い意味で精神科医師は急性期以外は「役に立たない」「雑談と薬の処方だけ」「自分で変わっていくしかない」と思えるようになった旨、妃美ちゃんがお話ししてくれていました。
 私もうつ病で私の心療内科の主治医に受診していた際に、似たような感じもあり、精神科・心療内科の医師は、回復が進むにつれて、あえて積極的なことは控えて、患者側の良い意味での割り切りや主体的な「脱皮」を促すようにしているのかもしれません。
 妃美ちゃんには、悩むことや不安になることを先送り・保留しておき、悩むなら漠然と不安になるより、どうしていけばより良くなれそうかを具体的に悩んで備えるようにしてみたらいいかもよ〜、地震や災害や交通事故なども、悩んで不安を生んで日々あたふたおろおろしてもしかたないから、備蓄や避難訓練や少しでも安全運転するという「いざという際の備え」に変換して、いざという時はほっといても悩むものだし、悩みや不安を平穏な日常でやらなくても、保留して先送りしておいて、かわりにより良い方向に進めるように備えていけばいいと思うよ〜、といったお話しをしております。
 悩みや不安などはマイナス方向への強力な「力」ですが、プラス方向への備えに向かう力に変換してもらい、マイナスのことから全力ダッシュでプラス方向に逃げてもらえれば、自然とムリなく力強く前向きに歩んでもらえるようになるのではないかと思ったりします。
 家事などをやっとくよ〜、と妃美ちゃんに伝えた際に7/6の妃美ちゃんは、大丈夫だよ・ムリなくできるよ・〜しなくちゃとか思って不安からイヤイヤやるんじゃなくて私は前向きに対応し始められるよ、といったこれまでとは違った目をしていて、妃美ちゃんの主体性・意志・希望を尊重して、妃美ちゃんにお任せするようにしました。
 表情や目やしぐさや言動を見る限り、さらに回復のステップが高まりそうな感じもあり、例によって、アップダウンはあって当然なので、アップしても油断せず、ダウンしても悲観せず、ただ、これ以降は妃美ちゃんの主体性を却って損なわないよう、サポートの仕方・関わり度合い・寄り添い具合やお任せ具合などを調整しながら、妃美ちゃんに伴走してムリなくスムーズに進めるよう応援して行ければと思います。

7月7日(金)~7月9日(日)

 朝はゆったり寝ててもらえて、睡眠は8〜12時間くらいとれて睡眠スコアも良好。
 フィットネスクラブやウォーキングなど身体も整えて、7/7〜7/8はまずまず良好な調子をキープできていました。
 ただ、また7/9にはせっかく家族みんな全力で妃美ちゃんがゆっくり寝て余力を蓄えて回復しやすいように努めていますが、起床が12時ごろになったことを妃美ちゃんがダメなことだと余力を全て自己否定に浪費し尽くしてしまい、同じパターンで悪い逃げ方で調子を崩していました。
 家族みな、ゆっくり眠れて良かったとホッとしていたのですが、なかなかうまくはいかないようです。
 今までならじっくりお話しカウンセリングするところですが、主治医の対応をヒントに、私がサポートを尽くすことが妃美ちゃんの主体的な回復を妨げかねない回復ステップに入ってきた可能性を考慮して、今回はあえて妃美ちゃんの自力で立ち直るよう見守りモードに切り替えておきました。
 妃美ちゃんが、せっかくゆっくり睡眠がとれて精神疾患からの回復に必要な、①睡眠/休息、②服薬継続、③適度な運動、ができているのに、ゆっくり睡眠をとる大切なことを悪いことととらえて、せっかくたくさんできた余力を自己否定に使い果たしてしまうパターンというか悪いクセが出てきてました。
 そういったこと(回復にとって良いことを悪いと決めつけ、回復から遠ざかることを良いことと決めつけてしまう認識など)を改めてもらえない限り、妃美ちゃんが言う「ごまかして逃げようがない」「誰かパッと治して」「生きなきゃいけないのはしんどい」といった、自分ごととして生きていけるラッキーな状況を客観的に把握・認識を改めていけないと、少しでも良い方向に歩んでもらえないので、この先は、妃美ちゃんが良い方向に逃げてもらい、悪い逃げ方は避けてもらいつつ、妃美ちゃんが自ら認識を改めてもらえる日がくることを祈りつつ、関与・サポートの仕方を調整していくべきステップにあるのかもしれないようにも見受けられます。
 どうすべきかも毎回同じことを繰り返しお話しする状況で、どうしたら良いかわからないのではなく、妃美ちゃんが自ら前向きに生きようとしてもらえない限りは、これから先の回復が見通せない状況かもしれません。
 がん発見以前から、私が見る限りでは新婚当初より、かなり認知の歪みが激しい部分があり、妃美ちゃんみずから言ってたことですが、良いことをやってる人でも周りの人を悪く言ってきた、という良い・悪いのすり替えが、がん発見以降は、他者ではなく妃美ちゃん自身を苦しめる状態(悪口の矛先が妃美ちゃん自身に向いてしまい、他者にギャーっといわなくなった反面、妃美ちゃんが妃美ちゃん自身をギャーっと自己否定に走りがちなど)になっているように見受けられ、その分、妃美ちゃんの回復がみずからすすんで遠回りになりやすいようです。
 妃美ちゃんがみずから認識・認知を改めていけるのが先か、サポート側が倒れたり失うものが多すぎて立ち行かなくなったりするのが先かはわかりませんが、対応の仕方も調整しつつ、できる限り力を尽くしていければと思っております。

7月10日(月)~7月12日(水)

 フィットネスクラブで身体を整えながら、起床も睡眠もゆったりできていて、8〜9時間睡眠で良好な睡眠スコア。
 7/11は午後にパンケーキを焼いてくれました。
 7/10と7/12は調子良好ながら、7/11は頑張り過ぎたのか依存心が出てきたのか、また同じパターンで調子を崩していましたので、今までより少し距離感を調整してお話しカウンセリングしてました。
 がんになるずっと前から、妃美ちゃん的には、誰でも経験する38℃くらいの熱でも、もう死ぬのかなぁというほど、100%健康で無茶してムリして押し通しても心身に何の支障も出ないほど、過剰なほど健康でなければダメなんだ、という、一般的にはありえない健康を求めていて、今も同じように、再発リスクは究極的にゼロじゃないから怖い・もうダメ、ということで取り乱して調子を崩しては、また、何も心配ないところに不安を生み出して不安を暴走させていた感じでした。
 お話しカウンセリングにて、かなり歪んでいるように見受けられる認知ながらも、少しずつでも、一気にムリして心がボキッと折れるようなことはせずに、繰り返し繰り返し世の中にありえないことを求めて暴走しないよう修正・理解してもらえるように、ゆっくりでもコツコツとサポートしていたりします。
 通常は片道3時間ほどにて万が一にも講演に穴をあけないよう前泊するところですが、あまり家をあけないで対応できるよう、7/12は私が出張を日帰りで出かけてその日の内に何とか戻るようにして、妃美ちゃんは持ち直して良好に過ごせていました。
 以前は新婚当初より、出かける際など、妃美ちゃんがすぐガチャっと玄関のドアと鍵を閉めて引っ込んでたりしましたが、最近は手を振って行ってらっしゃいと見送ってくれてたりして、妃美ちゃんの気遣いや変化が見受けられました。
 また、7/12は、今通ってるフィットネスクラブやパーソナルトレーナーの受講を別のフィットネスクラブに変えたら帰省分の費用が浮くかも、とのことで、実家帰省へのハードルが少しずつ下がり始めているならいいなぁ、と思ったりしました(帰省してみようかなぁと思ったら、慣れていて良いトレーナーさんの指導を受けられる今のフィットネスクラブを変えなくて大丈夫だし、ちゃんと帰省の費用も出すよ〜、と妃美ちゃんにお話ししています)。
 例によって、アップダウンはつきものですので、アップしても油断せず、ダウンしても悲観せず、ゆるがずゆったりしていければと思います。

【妻方の家族とのやりとりメッセージ記録】
 なかなか連絡できずに申し訳ありません。
 日々の報告もありがとうございます。
 アップダウンありながらも以前に比べても前向きな面が出てきていることを嬉しく思っています。
 帰省という言葉が出てきているのもすごいですね。
 戸村家の皆さんのおかげだと思います。
 ありがとうございます。
 今後もよろしくお願いします。


 子育ても大変な中、温かいメッセージをありがとうございます。
 実際には帰省に向けてはまだクリアすべき点があるような感じみたいでもありそうで、早さからは、東京に来てもらう方がよりスムーズかもしれません。
 今日も、いろいろ心配もあるだろうから、帰省か東京に来てもらって、顔を合わせて水入らずで過ごしたらいいんじゃない?サポートするよ〜、といったお話しをしてみましたが、ムリに連れていくわけにも行かず、また、変に調子を崩したりしてもなんなので、好きなタイミングで遠慮せずいつでもいいよ〜、という感じです。
 いつも温かいご理解ご協力をありがとうございます。
 大雨・猛暑・室内外での熱中症も心配な時季ですが、みなさまお気をつけて良き夏をお過ごし下さいませ。

7月13日(木)~7月16日(日)

 このところは、調子を崩してしまうほどには悪くなく、睡眠時間も平均8時間以上はとれていてスコアもまずまず良好。
 7/15は水中ドローンのライセンス取得のため、朝から夕方まで不在にしてしまいましたが、ゆうちゃんは土曜日の吹奏楽練習もあり、朝の家事などをしてから出かけ、妃美ちゃんは朝もある程度ゆったりマイペースで過ごしてもらえてました。
 7/16は三連休にて、ウチから車でショッピングモールに行き、ゆうちゃんのバスケットシューズなどのショッピングして、夕食もみんなで食べて帰宅。
 たまたま、ショッピングモール内の農産物コーナーに、妃美ちゃんの先輩のダンナさんが出品してたとうもろこしを偶然に発見して、家族みんなで食べられるように4本買ってきました。
 フィットネスクラブも体に良い食事も継続できていて、体脂肪率も体重もフィットネスクラブにある体組成計で詳細に計測してみても、かなり良い状態のようです。
 そろそろ、夏休み企画の7/21〜7/23に行くスパリゾートハワイアンズ(福島県)の準備もし始めてくれています。
 とりたてて良いというほどではなく、不調でもなく、まずまず良好な範囲で過ごしてくれているように見受けられます。

7月17日(月)~7月20日(木)

 睡眠時間も7〜8時間とれて、睡眠スコアもまずまず良好。
 調子も崩れるところまではいかず、ほどほどにキープできていました。
 ゆうちゃんの夏休みが始まっちゃう、どうしよう(給食ではなく毎日昼食を作るとか、普段は授業中の時間帯にゆうちゃんのお世話しなくちゃ、という感じ)、とのことで、昼食の用意とゆうちゃんのお相手するのが負担感がある模様。
 お昼にサッと用意できる冷食を買って負担感を減らし、ゆうちゃんのお相手は私が引き受けるようにして、妃美ちゃんはなるべく妃美ちゃんの心のペースに合わせて夏を過ごしてもらいやすいようにしていくようにしました。
 フィットネスクラブもマイペースで通いつつ、睡眠/休息・服薬・適度な運動の3要素は順調にこなせているようです。
 コロナ渦中にとしまえんプール(年パスありにてお手頃に行けた)が閉園して、別のアトラクションに変わったこともあり、都内でさっと車で行ってお手頃なプールがなかなかないので、プールに行く・毎日の食事の用意を気にせず過ごす・気分転換にピッタリ、ということで、明日7/21〜7/23まで、福島県にあるスパリゾートハワイアンズ(温泉もありますし…)にみんなで車で旅行することにしました。
 妃美ちゃんは生理前でむくみと食欲があるようですが、タイミング的に大丈夫そうとのこと。
 宿泊は付属のホテルハワイアンズで、しんどかったら施設内のホテルの部屋で休んでいてもらえるようにしており、基本的に3日間ゆうちゃんのお相手を全面的に引き受ける予定です。
 部屋のお風呂も温泉をひいているみたいなので、もし妃美ちゃんの生理が早めになったとしても、部屋の方で温泉はつかってもらえるかなぁ、とも思います。
 7/24(月)は妃美ちゃんの大学病院の精神科外来(主治医)にて、旅行での様子も含めて診察してもらえたらいいかなぁ、とも思います。
 7/21の出発、7/23の帰京ともに、妃美ちゃんの心身の調子にあわせて、ムリない行程にしていけるように想定しています。
 ちなみに、8月は、8/11〜8/20に飛行機&レンタカーで大阪別宅に滞在の予定です。
 妃美ちゃんの調子次第ですので、明日からの旅行も、8月の大阪も、直前に見合わせる可能性はあり得ます。
 今のところは、妃美ちゃん的には大丈夫そうな感じで、旅行を楽しみにしてくれているように見受けられます。

7月21日(金)~7月24日(月)

 7/21はゆっくりめにお昼の12時ごろに車で、福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンズにみんなで出発。
 渋滞も少しありつつ、全般的に妃美ちゃんは車内で寝ててもらえて、移動の心身の負担が軽めで済んだように思われます。
 17時あたりに到着して、ゆったりしながら、夕食・温泉の後に就寝。
 旅行中・帰京した日も、7時間30分〜8時間ほど睡眠がとれて睡眠スコアも良好。
 7/22はゆうちゃんが楽しみにしてたプールの1日間ですが、妃美ちゃんの負担が大きくならないよう、妃美ちゃんがムリない感じでプールと水着で入る温泉スパ合計で1時間30分ほどお付き合い頂き、その他は、基本的に私がゆうちゃんについて遊び、その間、バーバラがサポートしてくれながら、温泉に入ったり、少し余裕が出てきて、個別に妃美ちゃんが館内を探検ウォーキングや、持ってきた空きポリ容器に水を入れて部屋で筋力トレーニングしてたり、思い思いの過ごし方でみんな楽しんでくれていたようです。
 夜は、ゆうちゃんがカードゲームを持ってきてくれて、寝る前にテーブルでワイワイ遊んでみました。
 7/23は妃美ちゃんが疲れないよう、一応は3日間プール券ながらも、プールは7/22の1日間だけにして、午前10時にチェックアウトしてそのまま帰路につきました。
 途中のサービスエリアで昼食など食べながら、14時ごろに早めの帰宅。
 旅行後に夕食を作ると妃美ちゃんは言ってくれてましたが、移動でも疲れがたまりますので、夕食はデリバリーで頼んで、なるべくゆっくりしてもらえるようにしておきました。
 帰宅してから荷解きの際に、妃美ちゃんがサラッと、疲れから不調になるかもなので頓服の〇飲んどくね、とのことで、自主的に、余力を使い切って不調になる前に、先手を打ってセルフケアができていた様子を見て、また回復が進んでくれたように感じました。
 ちょっと前は、頓服を飲むことに抵抗があったり、余力をムダに使い果たしてしまってから頓服を服用して思うように余力をキープできなかったりしてたのが、ちゃんと、妃美ちゃんが自分で心の負荷量を客観的に把握して対策がサラッととれるようになり始めたようでもあり、その様子を見て少しホッとしました。
 7/24(月)は大学病院の精神科外来受診(主治医)午前診と、ランチした後に、大崎にて私の用事に妃美ちゃんも付き合ってくれて、妃美ちゃんはお買い物しててもらい、一緒に車で帰宅。
 妃美ちゃんのお薬に変更なしで、悪くはなくまずまず良好な範囲でキープできているように見受けられます。
 ただ、生理前にて、多少は調子の変動もありますが、生理前時期の乱調というほどのものはなく、夕食はバーバラと分担して作ってくれて、フィットネスクラブも休んで、比較的、ゆったり過ごしてくれていました。

【妻方の家族とのやりとりメッセージ記録】
 7/31に新宿高島屋に行きます。
 13時からランチをする事になっています。
 15時頃にはバイバイする予定になると思います。
 状況が難しい場合は連絡もらえたら助かります。


 ご連絡ありがとうございます。
 今のところ、調子は悪くないようですし、今日のお昼に妃美ちゃんから会うんだ〜、というお話を聞いていました。
 今日か明日あたりに生理が来そうとのことで、本調子ではないですが、7/31ごろは落ち着いて、多分、大丈夫だと思います。
 妃美ちゃんを誘ってくれてありがとうございます。
 もし、ストップをかけた方が良さそうな時は、その旨、ご連絡させてもらいますね。
 お気遣いありがとうございます。


 ストップが必要な時は連絡下さい。
 こちらこそありがとうございます。
 よろしくお願いします。

7月25日(火)~7月26日(水)

 この2日間は、朝はいつもより早めに起きることができて、朝食準備や、小学校の吹奏楽団の夏休み午前練習にいくゆうちゃんお見送りしてくれたりしました。
 2日間とも、睡眠時間・スコアとも良好。
 7/24はフィットネスクラブの帰りに、退院後はじめてじゃないかと思われますが、ウチのすぐ近くのスーパーに行ってこれたよ、とのこと。
 これまでは、近所で知り合いと顔を合わせるかもしれないのがしんどい、とのことで、少し離れたスーパーか、ネットスーパーかパルシステムの宅配お買い物でしたが、ふらっと行ってみよっかなぁ〜、と自然と思えるほどに、精神面でまた回復ステップを進むことができたように見受けられます。
 また、7/26には、仲の良い、元・職場の上司看護師さんとやりとりの中で、自然にがん摘出手術をしたことをお伝えできたことや、その方は乳がん初期発見で乳房切除・4年目だそうで、とかく、つらいのは自分だけと思ったり話したりしがちな妃美ちゃんにとって、あるがままにやりとりできたことや、みなそれぞれに大変さを抱えて生きていることを身近に知ることができたようで、またひとつ、回復ステップを進むことができたように見受けられます。
 一般的には、親になったら肌身で感じられることでしょうが、妃美ちゃんがお話してくれたこととして、がんになってから初めて親や家庭のありがたさなどがやっとわかるようになり始めた、とのことで、精神的な成長面では、良き歩みとなっている面もあるようです。
 これまでなかなか出来なかった①ウチのすぐ近くのスーパーに気負わず行けたこと、②がんについて話せるようになり始めたこと、の2点は、この2日間での、小さいように見えてとても大きなステップアップのように思われます。
 妃美ちゃんからは、妻ががんや精神疾患で入院したり妻をサポートしたりしたことを公開したり仕事に活かしてね、何か講演メニューを作って話をしたら困ってる人の役にたつと思うよ、ということは、しばらく前より妃美ちゃんから言われていますが、妃美ちゃんの心の状態を見ながら、講演などでメンタルケアや家族サポートのあり方などについてお話したり、そういった講演などができることなどを告知するような機会があるのかわかりませんが、そういったタイミングがあるとすれば、妃美ちゃんの様子を見ながらにしようかなぁ、とか思ったりはしています。
 まだ生理が来てないため、生理前のスッキリしない調子のようですが、例によって、アップダウンはよくあることにて、アップしても油断せず、ダウンしても悲観せず、ゆったりしてもらいながら依存度に気をつけながらも適度に寄り添って行ければと思います。


【番外編:ゆうちゃんとの2人でお話しのひとこま】
 ゆうちゃんに誕生日プレゼントとして、いつでも欲しいもの買える券(小切手っぽく作って額面は交渉可能としたもの)を、7/25に文房具マイブームにて良質なシャーペンでお願いとのご相談あり。
 んじゃ、プレゼンして交渉する?と聞くと、ゆうちゃんのご希望にて「商談」する、とのことで、研修とかでロールプレイングでやるような、社長役とセールス役を面白系でやってみた。
 最初は切り返しやツッコミでめげかけたものの、例えばこうやってひかずに切り返してみたら、とか、スマッシュブラザーズのゲームみたいに体力ゲージみたいにどれくらい押し込まれてるか、押し返せてるか示してみたら、ゲーム感覚で楽しかったらしく、商談の練習して本番に備える、ということで、2日間に渡ってベッドにてあれこれ役割を交代しつつロープレ練習。
 7/26夜には、だいぶ打たれ強く切り返し・機転など効かせながらクリア。
 ためになる・楽しいことは積極的に取り組んでくれた感じ。
 7/26のメディックファーストエイドの血液感染性対策(MFA-BBP)をゆうちゃんと一緒に受講しての帰りに、パパっき〜は誇りだけど、いざという時の備えに腰回りに危機管理キットをつけてるのはある意味でコワい、とか、商談クリア後に、パパっき〜が親で良かった、といった嬉しいお話をポソっとしてくれたりしてありがたく嬉しい限り。




(注)「おうち入院」スマホ手記(「おうち入院カルテ」)をはじめとする当方からのがん啓発・メンタルヘルス啓発などの諸活動は、妻のがんと心の闘病時点でのものです。また、何か特定の医療やサービスを推奨したり保証したりするものなどではなく、みなさまが各自で自己責任にて公式の最新情報などもご勘案頂きながらご対応下さいませ。


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