不祥事対策

謝罪会見診断士・不祥事対策診断士について

 「謝罪会見診断士」とは、企業や各種組織・役職員等の謝罪会見において、より健全な社会に資する説明責任と回復・救済策を講じるために、中立公正な立場や観点から助言・支援・診断等を行い社会と組織の健全化・法令倫理や社会通念に照らした適切な対応を促進することを活動の旨とするものである。

 「不祥事対策診断士」とは、平時・有事における組織・役職員の不祥事対策とコンプライアンス運営において、より健全な社会に資する説明責任と回復・救済策を講じるために、中立公正な立場や観点から助言・支援・診断等を行い、組織と役職員の健全化と法令倫理や社会通念に照らした適切な対応を促進することを活動の旨とするものである。

 「謝罪会見診断士」および「不祥事対策診断士」ともに、英語表記においては、Accountability Investigation Analyst (略称:AIA)と称し、いずれも下記についての専門性・スキルを有すると認められる者に、弊社が技能認定する。
・コンプライアンスに関する知見・スキル
・防災/減災・BCP(事業継続計画)に関する知見・スキル
・リスク管理・危機管理・危機管理広報に関する知見・スキル
・人権・ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に関する知見・スキル
・SDGsに関する知見と実践スキル
・評論家的に論じるだけでなく自ら救命・救済にあたれる知見・スキル
・上記に加え、その他の活動分野に応じた専門性等

謝罪会見診断士・不祥事対策診断士の重要規程

【重要規程】

1.謝罪会見診断士および不祥事対策診断士(以下、AIAと称する)は、法的・倫理的妥当性をもとに、社会に資する中立公正な指導・情報発信に努めるものとする。

2.AIAとして活動・言動において、人権・ダイバーシティ&インクルージョンを基軸とした、専門性とわかりやすさの観点から善良なる対応を志向するものとする。

3.損得の判断以前に、正しいかどうか(あるいは妥当かどうか)の判断を最優先とするものとする。

4.反社会的勢力との関係を自ら断絶するとともに、クライアント等の反社対応の支援を必要に応じて行うものとする。

5.SDGsに沿った対応を志向するとともに、平時・有事ともに自らが他者を救い得る知見とスキルの保持に努める。

【謝罪会見診断士((R)戸村智憲)による指導例: 「不祥事・炎上・スキャンダル等に立ち向かう健全化への危機管理広報・謝罪会見・メディアトレーニング」】

<提供項目(例)>
・なぜメディア・トレーニングが必要なのか?: 事例に沿ったポイント解説
・なぜ「申し訳なさそうに見せる」対応が馬脚をあらわして炎上しやすいのか?
・重要な原則: 「隠さず・偽らず・根本的に健全化する」上でのメディア対応が必須
・法令違反がなくても不祥事の記者会見?: 「こんなことでも?」必要になる記者会見の一例
・コンプライアンスの誤解が記者会見で足を引っ張る: 「コンプライアンス=法令遵守」ではない
・そもそも、普段のマネジメントから危機を遠ざけるための「7文字の原則」
・いざという時に窮地を脱する「8文字の鉄則」
・SNSコンプライアンス: 誰でもあっという間に手のひらの上で起こる不祥事発生装置(スマホ)とSNSの留意点
・メディアの特性を知る: すり寄る経済部と追及する社会部の違いやメディアの心理
・炎上や強烈な批判を受け得る記者会見の「7つの失敗パターン」例
 ①ありがちな記者会見コンサルタント活用での「上っ面でのメディア対応」で失敗するパターン
 ②「多様性の配慮」が欠如して失敗するパターン
 ③「人権意識」の低さがにじみ出て失敗するパターン
 ④自己正当化に終始して「言い訳会見」に陥るパターン
 ⑤論理的正当性を主張するものの被害者・社会の感情を軽視して失敗するパターン
 ⑥避けるべき言葉・忌み言葉・失言の一言で炎上するパターンと避けておくべき「差別語」「不快語」一例
 ⑦日本人の悪い癖でもある困った時や窮地でニヤニヤしてしまって失敗するパターン
・ありがちな「これを言っちゃ/やっちゃおしまいよ」: 記者会見NGワード/NGフレーズ/NG対応の数々
・よくメディアから記者会見で聞かれがちな質問集: どう受け止めどう答えるべきか
・委託先の問題は委託元の責任: 被害者づらをしてしまう委託元組織が知っておくべき法律面と一般社会の感情面のポイント
・人権擁護・名誉棄損・実名報道などと違法性阻却事由について
・DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)の観点から見たNG対応集・NG発言集
・記者会見でイメージしておくべき「自己防衛・自己正当化ではなく配慮優先」の原則
・記者会見の前後で起こり得る公道での役職員への取材や囲み取材
・即興ミニ演習「意地悪記者トレーニング」: 戸村が意地悪記者役となり仮想不祥事のメディア対応トレーニング
・通し稽古: いざという時の危機管理広報・謝罪会見対応の最初から最後まで一気通貫
・「こんな記事・ニュース映像になりますよ!」: やってみた危機管理広報・謝罪会見対応の振り返り・話した側の思い・メディア側の報道しがちなポイントのフィードバック
・危機管理広報マネジメントシステム((C)戸村)のPDCAサイクルをしっかり回す
 など

※上記の提供項目(例)などについては、最新の動向などをより良くお届けできるよう、事前の予告なく増補・改訂・修正などを行う場合がございますので、予め悪しからずご了承下さいませ。