がんとメンタル不調の闘病記


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【ページ②】「おうち入院」スマホ手記

大腸がん・メンタル不調の「おうち入院」スマホ手記 ~39歳で大腸がんになった看護師の妻を支える一児の夫の家族目線の闘病記~

執筆・「おうち入院」の「院長」: 日本マネジメント総合研究所合同会社 理事長 「がんと心のリゾート」執事 戸村智憲

「おうち入院」および「がんと心のリゾート」などは(C)戸村智憲です。


「おうち入院」スマホ手記の時系列での「がん闘病・メンタルヘルス療養のあるがまま」

②「おうち入院」はじめます


【退院~「おうち入院」へ】

2022年

5月28日(土)

 5/31(火)AM10時に退院予定。外科・精神科で定期的な外来受診予定。
 「おうち入院」としていきなり100%でなくセーブする。

5月31日(火)

 おうち入院開始。
 家事など負担ないよう家族でカバーする旨お話し。
 病院から自宅に環境や生活リズムなどが変わったことによる不安と緊張が見られる。
 夕方に不安が出てきた為、ベッドに一緒に横になってお話しして少し落ち着いた。

6月1日(水)

 妃美ちゃんのご希望で江古田駅前の100均ショップに散歩がてら一緒にお出かけ。
 帰宅後、少し不安感や不安定な感じにて、ソファーで一緒にお話しサポートし、妃美ちゃんが落ち着きお昼寝にて私もソファー横にて一緒にお昼寝。
 夜はキンパ(韓国料理の太巻き寿司のようなもの)作りにて妃美ちゃん好調感にて、巻き係を担当。

6月2日(木)

 睡眠の時間や質などのチェックのためFitbitとアプリを利用して初めての朝。睡眠良好の模様。朝起きて衣替えしてくれてた。
 朝食の準備してくれた。
 ただ、朝からいろいろと取り組んでみてくれたことの疲れからか、AM9時ごろ不安感・不安定感がぶり返してきたようで、一緒にベッドに横になってお話し。
 妃美ちゃん自ら不穏時のお薬を1つ服用し、薬の使用をためらわすできてきた。
 しばらくして落ち着いて少しねんね。
 AM10時42分ごろ、ベッドから出て衣替えをし始める。
 間食も気軽にできている。
 衣替えが一段落の際に、不安感・不安定感がぶり返し、一緒にベッドで横になってお話し。
 13:10ごろ少し落ち着いて昼食タイム。
 ゆうちゃん(息子)の音楽教室にも一緒についていき、夕食は食欲良好。
 バーバラ(母)の広島焼きと焼きそばをしっかり食べられた。

6月3日(金)

 Fitbitを見る限り睡眠はまずまず良好。
 今朝も朝食の準備をしてくれて、少し疲れがみえたので朝からベッドで一緒に寝てお話しカウンセリングして、一緒に少しねんね。
 昼食に出汁茶漬けとサラダ。
 少し階段の昇り降りで運動し、カウチで横になってYouTubeなどみてゆったり過ごしてる。
 まず外来受診までの2週間は、ゆったり過ごして不安感にひきづられるのを、少しずつでも短くダメージを少なくして、安定的にゆったり過ごせるのを目標としてみた。
 明日でも良いことやまだ急がないで良いことは、健全に先送りしてみる。
 15時頃は、しばらく妃美ちゃん1人でYouTubeで統合失調症などの動画を見ていたらしく、かなり落ち込み・不安定になり、死にたい・みんなつながってる、などの症状の再燃・再発が懸念される言動が見受けられ、ベッドで一緒に横になってお話しカウンセリングと不安時のお薬1錠を服用(服薬を嫌悪しつつもお願いしたら飲んでくれた)。
 入院してた方が良かったとのことだが、確かに今の症状が続いたら入院になるように思うと伝えると、ハッと妃美ちゃんが我にかえって落ち着きはじめた。
 妃美ちゃん的には逃げたい思いがあって死にたい・入院してた方が良かった・薬飲んでも楽にならない、といった発言があるも、本当の気持ちではない模様で少し安心。
 妃美ちゃん自らがマイナスの方に進まない・引っ張られないようにして、お薬さんと一緒に妃美ちゃんも脳さんと心さんが落ち着けるよう協力してもらえるようお話ししておいた。
 退院後ではこの数日で一番大きな不安定感ながら、徐々に落ち着き安定していくステップかもしれないと思ったりする。
 18時ごろには、不安定になった際に泣いてスッキリしたらしく、非常に良好な状態でシャワー浴びる。
 引き続き、繰り返し、「ごめんなさい」を「ありがとう」に、〜やってしまって後悔、なことは「てへペロ」(てへっとした表情でペロッと舌を出す感じ)などに言い換えてみてもらうなどお願いしてみている。

6月4日(土)

 今朝も朝食の準備をしてくれて、燃えるゴミの日にて、みずからゴミ出しするね、とのこと。
 朝食後の落ち込み・不安定感・表情など、比較的良好に見受けられ、朝食後はネットフリックスの韓流ドラマを見て、退院後はじめてくしゃみしてて、少し緊張感がとれてきたようにも見受けられる。
 昼食には妃美ちゃん手作りのナンと、キーマカレー、昼食後は少しだけ疲れてそうにも見えるが、ゆうちゃんと一緒に積極的に遊び・会話がスムーズにできている。
 介入してストップ・休憩を入れるべき状態には見受けられず、見守りつつ、ゆったり自由に過ごしてもらっている。
 やはり、昨日の、逃げたい思いと逃げる先が入院・制約下環境となることを自覚して転換点となってくれたからか、考え方や取り組み方が切り替わってくれているなら幸い。
 15時頃でも、多少は心理的に疲れているのだろうが、表情や言動に大きな懸念点は見受けられず、あと一歩できそうな時こそ、もう一歩分を心のクッションの積み増しに回して、安定した状態を長く続けられるよう温存してもらえればと思う。
 夜、お母さん(実家のお義母さん)と電話して少し感情的になり、軽く不安定な感じも見受けられたが、今日の活動量からしてちょうど良くペースを抑えて調整できる状態になっているようでありがたい。
 今はペースを抑えて安全運転が大切。ここまで服薬も特に問題無くちゃんと自分でできている。
 ただ、今夜は眠剤を飲んで就寝するも、途中で軽く目が覚めてまた眠る感じもあったので、睡眠がちゃんととれているかは心配でもある。朝にFitbitで比較・チェックしておこうと思う。

6月5日(日)

 昨日は10時ごろ就寝のためか、今朝は07:40ごろ起床。Fitbitで見ても睡眠はとれているようで目覚めは良さそう。
 ただやや表情が昨日よりさえない感はある。
 今朝はゆうちゃんと2人で約束していたフォートナイト(オンラインゲーム)のワンタイムイベント参戦にて、先に2人で朝食のため、今朝は妃美ちゃんの朝食を自分で用意して食べてた。
 昨日と一転して不安定・不安感が表情からも見受けられ、昨日の状態と変わり仕切り直しで、08:30ごろからベッドで一緒に横になってお話しで、09:45ごろに少し落ち着きはじめてくれた。
 考え方・物事のとらえ方の切り替えは、以前より少し早くダメージも少なめで立て直せるようになってきてくれているようにも思われる。
 午前はゆうちゃんと釣り堀にて出かけている間に、変なYouTubeとか見ないように、行動面でもクセのを切り替えていこうね〜、とお願いしてみた。
 りーちゃん(実家のお義母さんのニックネーム)からマンゴーや小松菜が届き、みんな妃美ちゃんを優しく見守ってくれてて良いことだね〜、とお話し。
 刺激や心の疲れはあるようだが、貯めてきた心のクッションの厚さと、切り替えにて、ある程度は乗り越えていけるようになってきた模様。
 ただ、今夜はしんどくてお風呂で髪を洗えなかったり、眠りにつきにくく、朝が怖いと、不安感が出ていたため、就寝前に30分ほど寄り添いお話しカウンセリングして落ち着いてきた。

6月6日(月)

 このところ、7時間くらいとれてた睡眠が、今朝は5時間50分で05:47起床。朝食の準備もしてくれたものの、表情としては少し不安要素もありそうな感じはある。
 ただ、朝の段階で、妃美ちゃんみずから、あわてず心身を休めるように、「3階(寝室)に入院してくるね〜」と、おどけながらセーブしようと取り組めているのは、また好転へと向かう兆候のように感じられる。
 アイロンがけもムリない範囲でやってくれてる。
 ただ、妃美ちゃんの意向でお控え頂いていたのだが、予想外にお母さんから妃美ちゃんに2つ目の宅配贈り物が届き、妃美ちゃんは整理しなければならないという状況や自分のリズムや段取りが乱されたように感じたりして、耐えきれず送られた段ボールに手をつきペタンと床に泣き崩れ取り乱し、死にたいとの言葉も出てきて非常に危うく致命的な刺激となりかねないため、服薬も嫌がっていたが、お願いして緊急に不穏時用のお薬を吸って飲んでもらって、ベッドにて一緒にお話しカウンセリングを1時間ほどで、何とか少し落ち着いてくれた。
 落ち着きはじめてからも、少しゴロンとしてもらう時間をかけて、頃合い良くお昼にした。
 念のため、妃美ちゃんはゆったりしてもらって、ユッケジャンクッパ(韓国料理の雑炊のようなもの)をささっと作って一緒に食べた。
 妃美ちゃん的には、ゆうちゃんの健康を考え、ジュースとかお菓子をたくさん送って欲しく無かったのと、送ってもらっても、自分でテキパキ片付けや料理などもできない状況がつらく、送らないでとお願いしたのに送られたことが、意志を尊重して寄り添ってくれてない思いとなっていたように見受けられる。
 12:30ごろは、服薬の効果もあってか、落ち着いてくれている。
 ともちゃん(夫の私のニックネーム)ばっかりに頼ってたらいけないなぁ〜、と、自立・自律的に回復・療養して行こうという言葉が出てきて、なんとか乗り切ってもらえればと思う。
 取り乱していた際は、お母さんに連絡して送らないよう言う、とのことだったが、少し落ち着いて、お母さんには言わなくていい・お母さんが気に病んだらいけないから、とのことで、少し気持ちに余裕がでてきてくれた模様。
 15時ごろには、だいぶ心の弾力性が戻る面も見受けられた。
 古くなったゴムホースみたいにボロボロに崩れてしまわず、へこんでも立て直せるようになってきた面があるように感じられる。

6月7日(火)

 Fitbitで見る限りは、8時間ほど睡眠がとれている模様。
 ただ、変な夢をみたらしく、朝、なんとなく調子は低調っぽい感じ。
 ボチボチと化粧などしつつ、ガン専門の看護師なかまのお友達と朝10時ごろになって、急きょZOOMでお話しするとのこと。
 きゃっきゃとビデオ通話している感じ。
 精神科の入院経験のある者どうしのお話しで、心が少し晴れた模様。
 13時ごろ、小雨の中、お散歩がてら、桜台駅の西友(スーパー)でお買い物と、私の郵便の投函に行ってきてくれて14時前に帰宅。
 まずまず調子は良さそう。
 大学のオンライン授業も少し視聴・受講したり、掃除機かけてくれたりしても、表情などあまり落ち込みがなく心の余裕が出てきた様子。
 妃美ちゃん自身のセルフケアに加え、周りへのねぎらいもみられ、だいぶ好転してきている感じはある。
 しっかり安定的に過ごせるよう、心のクッションを継続して整えていければと思う。
 妃美ちゃんみずから言うように、今日は1日を通して心身の調子が良い感じ。
 寝る前に軽く、ともちゃんの優しさに申し訳なく思う・つらい旨の一言があったので、少し寄り添い方などをかえたり、妃美ちゃんにお任せしてやってもらうようにしたり、接し方・見守り方などを工夫しておこう。

6月8日(水)

 Fitbitで見る限り、睡眠も良好で、起床時の調子ほどほど。
 朝食にフレンチトーストを焼いてくれた。
 いろいろ自分でできるようにしたいようで、ゆうちゃんを起こすのも任せて欲しいメッセージを感じ、妃美ちゃんを信じてお任せ。
 「〜しないでいい」は、「私ができることを信じて任せて欲しい」「私は〜の状態を望んでいる」といったメッセージと思われるので、お任せすると伝えると、表情が嬉しそうに口元が緩む。
 介入的なサポートから、信じて見守りできることはムリない範囲でお任せする介入度が低いサポート体制に切り替えて行こうと思う。
 まずまずの調子で、大学のオンライン授業や、郵便物の投函とちょっとした買い物(近くのスーパーに散歩がてら)などやってくれている。
 食欲もしっかりある。
 表情も不安定感がほとんど見られないくらい。
 今日は全般的に、妃美ちゃんにお任せして、自分でできる回復の実感や、自分で心身の調子と向き合いコントロールできるよう、一歩ひいて見守りモード。

6月9日(木)

 久々に妃美ちゃんからお誘いにて夫婦の営み。Fitbitで見る限り睡眠良好。朝食の準備をしてくれて、妃美ちゃんからゆうちゃん起こすのを頼まれたので、朝のおはようコールはやっておいた。
 朝から段取りや役割分担のやりとりもスムーズ。ゆうちゃんも妃美ちゃんと同じ就寝時間にあわせて生活リズムも良くお目覚めスッキリ。
 今日は12時に美容院でヘアカットにて、夏だしショートにしてみたとのこと。
 気分も軽くなる感じで良いかも。
 美容師さんから、疲れてそうですね、とのことだが、普段の状態からは疲れてそうに見える程度の範囲に収まっていて、表情に不安定感とか落ち込みとかは感じられない範囲になってきたようだ。
 昼食はふたりで美味しそうと思った海鮮丼を買って帰って食べた。
 1日を通して、大きく崩れることがなくなってきたように見受けられる。
 このところ、不安感・不穏時の臨時のお薬の服用無し。
 夕食後のお皿洗いもやってくれて、就寝もスムーズ。
 だいぶ心のコントロールや考え方・行動のクセを修正して、自分から危うい方向に行かないようにでき始めていて、生活にも躍動感が戻りつつあるように見受けられる。

6月10日(金)

 起床時はややお疲れ感が見受けられ、昨日の美容院での1時間くらいの疲れが出ているのかも。
 Fitbitで見る限りは、8時間睡眠ながら、睡眠中に目覚めた状態が数回あり。
 妃美ちゃんめ眠りがイマイチで夜起きた時あったとのこと。
 朝食を準備してくれながら、頑張るね〜とのことだが、頑張らず心身とも休めるようにね〜、とお話し。
 ゆうちゃんが横でYouTubeをみてて音声がストレスにならないか気にするもの、特に気をとられず、普通に大学のオンライン授業をうけることができていたり、掃除をしてくれたりしつつ、昼ごろにゆうちゃんの水着交換(買ったのがサイズ的に少しきつかった)、スーパー買い物、給油に一緒にお出かけ。
 昼食も食欲良好。
 午後に少しウトウト。
 妃美ちゃんいわく、お薬が効きすぎてるのかも、とのことで、薬を軽くしても大丈夫かもという自信もついてきたのかもしれない。
 薬のせいか、食欲とぼんやり感・眠気を感じている模様。
 疲れ気味とはいえ、大きく崩れることはない感じ。
 妃美ちゃんにムリがこない範囲で、休まるようささっとやってきた家事も、次第に妃美ちゃんにお任せして、疲れがきそうな時に代わる形でかなり普通にこなせるようになってきたのかもしれない。

【「沼掘り工事株式会社」・海釣りで自然に触れ好転するきざし・「おうち入院」の「リハビリ」ステイ】

6月11日(土)

 Fitbitで見る限りは途中で目覚めた状態はなく睡眠良好の模様。
 起床時からダルさは見受けられつつも、朝食の準備や洗濯・洗濯物干しも、比較的スムーズにやってくれてた。
 洗濯物を干す際に、雨の予報などから干す・干さないの判断もしてくれて、思考も整ってきてる感じ。
 徐々に刺激や変化に慣れていけるよう、慎重に見守り信頼しながら、妃美ちゃんの意志や希望に合わせて、ムリない範囲で任せていく部分を徐々に一歩ずつ増やして行く方が良さそう。
 妃美ちゃんの症状に至らずとも気をつけといた方が良さそうなクセとして、結婚当初から、問題ない平らな所にみずから沼を掘って、温泉に入るように服を脱いで自分から沼につかろうとする感じや、小さなことをドラえもんのビッグライトでわざわざ大きくしてしまう感じがあるように見受けられるので、妃美ちゃんの心の「沼掘り工事株式会社」のショベルカーやダンプカーを連れてくる作業員さんに、「沼掘り撤収〜!」って、妃美ちゃんが心の中で呼びかけてもらうようにしてみよっか、と、ベッドで一緒に横になりながらお話しカウンセリングしてみた。
 いきなり100のクセを一気にゼロにはならないし、ストレス・苦痛になりかねないので、100のクセを1つでも少なく、今日に沼を100個掘っちゃったら、明日は99個までにするとか、じっくりでいいので、1つずつ心身ともに良い方向にクセを修正していければ、自然と心身も物事の流れも良くなってくるように思われる。
 焦らない方が自然に早くしっかり回復・進展するように思われる。
 ゆうちゃんと自転車で駅前の100均ショップに買い物にも行けて、小学校の災害時引き渡し訓練もゆうちゃんのお迎えに行けて、自分のことでいっぱいいっぱいでサポートが必要な状態から、サポート・お世話をする対象となるゆうちゃんとふたりでの外出なども特に心配はなくなった感じ。
 妃美ちゃん自身も、今日はいろんなことができた、と、自信を持って1日を振り返っていた。
 ただ、鍋に火をかけたまま洗濯物を取り込んでくれた際、鍋が吹きこぼれてコンロがビショビショになってたお愛嬌があり、せっかく出てきた自信を失わないよう、気づかぬ内にさっと火を消して処理しておくなど、火災・怪我・事故などは気をつけて見守ろうと思う。

6月12日(日)

 起床時は、つい、「沼」を掘っちゃうようで、マイナス思考のクセがまだまだ抜けないものの、自覚していて沼を掘らないよう対応しようとしていて、朝食の準備や家事をこなしてくれて、大きく崩れることもなく、ほどほどな調子をキープできている。
 Fitbitで見る限り、7時間以上の睡眠だが、睡眠中に目覚めた状態が朝に2度ほどあり。
 夕方にはゆうちゃんと一緒に片道30分ほどの区役所にお散歩して、退院後はじめて1万歩ほど歩いた。
 薬の影響か、食欲がかなりあるため、太らないよう気をつけている模様。
 体重は運動できなくてやせ細った感じから入院前くらいに戻ってくれた。
 明日の精神科の外来受診で、食欲が出ちゃうお薬を食欲が出にくそうなお薬に変えてもらえるか聞いてみたいとのこと。

6月13日(月)

 今日は退院後2週間目の精神科外来受診。
 Fitbitで見る限り7時間47分ほどで睡眠も良好。
 精神科の外来受診は、精神科らしく世間話っぽい感じで、特にお薬の変更もなく、悪化の心配は無さそうな感じで、医師7分ほど・看護師5分ほどで、ガッツリしたカウンセリングなどは不要な感じ。
 回復がまずまずゆえのことと思ってみたりする。
 次回7/4の外来受診の予定。
 緊急連絡は精神科外来あてになるとのこと。
 1泊の旅行なども特に問題無いとのこと。
 安定的に回復へ向けた状態をキープする方向性かなぁと思われる。
 帰宅後、少し疲れが出たのか、ちょっと沼を掘っちゃいそうな感じにて、一緒にソファーでお話しカウンセリングして持ち直した感じ。
 夕食の準備もできるようにしたいとのことで、母と一緒に夕食を準備してくれた。
 サポートを継続しつつ、妃美ちゃんの意志・希望に沿って、いろいろできるように任せて「できる」自信がつくよう、気長に楽しく寄り添っていければと思う。
 マリオットボンヴォイで東京マリオットホテルを家族みなの分を予約してみたら、妃美ちゃんがホテル滞在の準備できるかなぁ〜、と、不安になったり、ゆうちゃんの部屋で不甲斐ない状態に涙してたようで、先の予定をたてて不安にさせたことにごめんねして、リハビリっぽくホテル滞在できたら行くし、しんどかったら当日キャンセルでも、無料宿泊特典なので全然OKで、なにより、妃美ちゃんの心身の状態を最優先の旨をお話し。
 楽しさ・できて自信になることと、不安やもやもや感などのバランスを慎重に見据えて、適宜、バランス調整していく。

6月14日(火)

 起床時に少し疲れ気味な感じ。
 「ここまでできるようになりたい」のに、まだうまくできないもどかしさを感じて泣いたりするも、不安時・不穏時の頓服を使わずに済んでいて、妃美ちゃんなりに乗り越えている感じ。
 ある種のコーピングかなぁと思う。
 妃美ちゃんいわく、泣くことでスッキリする面があるとのこと。
 横になってのじっくりお話しカウンセリングでなく、椅子に座って短時間のお話しカウンセリングで持ち直している感じ。
 睡眠良好で食欲もあり、散歩がてらの買い物も慣れてきた様子。
 不安・不穏な状態があっても、底堅く、大きく崩れなくなってきて、回復に向けてワンランクアップしてきているなら幸い。
 ひとつひとつの状態にあたふたせず揺るがずブレず、あったかくほんわかと包み込む安心感ある家庭環境を、継続して整えていければと思う。"

6月15日(水)

 睡眠良好で起床時の様子もまずまずで好転してくれた模様。
 週の後半は夕食もできるようにしたいとのこと。
 バーバラと相談して、明日から夕食当番・分担制にすることにしてみた。
 ゆうちゃんの送り出し後にひとりでお散歩。帰宅後に掃除機もかけてくれた。自分からソファーに横になって「ちょっと休憩するね〜」と、退院後はじめて自分から自然に気兼ねなくゴロ〜ン休憩・軽いお昼寝もできて、心身を整えるとても良い状態になってきて少しホッとした。
 お昼寝して変な夢を見たようだが、お昼寝してスッキリした模様。
 心身とも回復しやすいように、軽いお昼寝を日課にしても良さそうだね〜、と相談してみた。
 お散歩後・外出後は、あまりベッドに寝転がりたくないとのことで、ソファーや妃美ちゃん専用のカウチで、体を楽にしてもらえるようにする。
 お昼寝の効果なのか、今日は1日を通してまずまず調子をキープしてくれて、夕食の準備も少し手伝ってくれた。

6月16日(木)

 睡眠良好で朝食の準備もテキパキやってくれた。
 通常の体重が戻ってきたものの、逆に、体重が増えちゃうことが心配とのこと。
 今日も元気にお散歩とお買い物。大学のオンライン授業は、疲れやすいようでもあり、あわてずムリなく、気が乗る際に先送りにしてもらって、楽しく過ごしてもらうようにしてみた。
 今日もソファーごろん休憩をとるようにしてみた。
 夕食もほとんど準備してくれて、バーバラとメニュー決めや台所コンビプレーもわいわいとスムーズ。
 妃美ちゃんなりの工夫で、夕方から夜にかけて、いつもより少し早めに服薬にて、夕食準備も難なく対応できた、とのこと。
 自分の心のリズムや傾向を把握して、みずから対応しようとしてくれているあたりは、やはり、回復具合がワンランクアップして、少しずつ思考や行動の切り替えができてきているように感じられる。

6月17日(金)

 睡眠良好。
 起床時の表情・様子もまずまず。
 テキパキ朝食の準備をしてくれた。
 昨夜・今朝にかけて、退院後で一番明るくゆうちゃんとキャッキャとはしゃいだり、笑い合って和やか。
 睡眠トラッカー(万歩計やら活動記録やら付属)で、「おうち入院」着用開始からフルマラソン分(42.195km)歩いたとの表示。
 体の面では私より元気な感じかも。ひとりで2時間ほど、自転車屋さんでママチャリの小さい子用2人乗り固定シートの取り外し・スーパーでお買い物に行き、特に心身の疲れが見えない良好な感じ。
 夕食の準備や、1日を通して、ムリなく自然にゆうちゃんとキャッキャできてたり、目に見えて回復している感じがありがたく嬉しい。

6月18日(土)

 睡眠も起床時の様子もまずまず。朝から服をたたんでくれたり、朝食を準備してくれたり、自然な流れでスムーズにしてくれるようになった。
 朝から声にもハリがある。
 夕食準備の頃に、少し心の状態が下がり気味にて、短時間だけソファーでお話しカウンセリング。
 たまに、妄想的な感覚と正常な感覚の境目にいるような感じになるように見受けられる。
 心の中に2つのドアがあり、1つは正常、もう1つは妄想・フィクションの扉みたいな感じと思われる。
 久々に「みんなグルになって嘘ついたりしてないよね?」と、疑問形で、決めつけてはいないものの、注意が必要な言葉が出てきた。
 スマホで変な情報に触れたりすると、妄想・フィクションの方の扉を開いて中をのぞいてしまうような感じと思われる。
 そちらのドアを開けても、中に入り込まない・引きずり込まれないよう気をつけてもらえるよう、さっとお話しカウンセリングした。
 また、このところ、少し余裕が出てきた分、変な情報を拾ってしまう余裕も出てきたのかもしれない。
 スマホに触らないようにするのではなく、それも含めて、健全に乗り越えていけるようサポートしたいと思う。
 全般的に、罪の意識が出てくる際や、マイナス思考になりやすいクセを、ごめんなさいでなく「フォローしてくれてありがとう」「てへペロ」「まぁ、いっか」、と、自分で意識的に切り替えていけるようになってきた感じもあり、好転しやすい習慣が定着してもらえればと思う。
 明日6/19は、ゆうちゃんのご希望にて、みんなで海釣り(東京湾の海釣り施設)に出かける予定で、良き気分転換になればと思う。

6月19日(日)

 今朝はゆうちゃんのご希望にて家族そろって海釣りのため、妃美ちゃんの睡眠も5時間半ほど。
 環境変化や暑さなどの刺激を心配するも、妃美ちゃん的には、自然の中で海を前に日光を浴びてのんびりと3時間半ほど過ごせたようで、表情も言動も問題なさそう。
 片道40分ほどの車内で、往復とも軽く寝られて、意外とスッキリな模様。
 帰宅後も片付けなどサッとやってくれた。
 自然に触れたり、みんなで楽しくお出かけするのも良さそう。
 身体的には、今のところ、妃美ちゃんに心配な要素は見当たらなさそうでホッとしている。
 回復を実感できて、少し自信になった模様。

6月20日(月)

 起床時から妃美ちゃん的には、かなりスッキリな感じらしく、「これまでと全然違う」とのこと。
 変なハイテンションでもなく、沈むこともなく、自然な寝起きスッキリ状態みたい。
 午前中にお散歩2時間ほど、帰宅後もスッキリ。
 妃美ちゃんがお昼に、「まだ妄想しちゃいそうなことはあるけど、昨日(海釣りお楽しみ企画)でガラッと変わった気がする、過去にとらわれるよりこれからを良くしていこうと思う」とのこと。
 回復具合がさらにもうワンランクアップしているように見受けられる。
 海を眺め心地良い海風にふかれての気分転換や、環境が変わってもテキパキこなせる自信も出てきたのかもしれない。
 昨日の疲れや反動が出ないか心配はしていたが、1日を通して心身ともに快調。
 ただ、「ともちゃんがいろいろ良くしてくれてるけど、なんか後で嫌なこととか隠してることとか無いよね?」と冗談っぽく言っていながらも、多少ながらも不安要素が見受けられる一言があった。
 隠し事は不安を招き回復を妨げかねないリスクがあるので、仕方なく、サプライズにしようと思ってた、結婚10周年スイートテン指輪を内緒でもう用意して手元にあるのと、7月にはゆうちゃんが行きたがってた鴨川シーワールドに行く家族旅行企画を立てていて、予約がとれるうちにシーワールド近くのコンドミニアムを一応は予約してて、いずれも刺激になったらいけないので妃美ちゃんにも家族にも内緒にしてたことを明かしてお詫びした。
 妃美ちゃんとしては、不安がなくなったようで、良い意味で嬉し涙で安心してもらえて良かった。
 心身とも良好で、元気な妃美ちゃんが戻りつあるように見受けられる。

6月21日(火)

 fitbitでは朝4時ごろに眠りが浅い時があったようだが、久々に起床時に「もうちょっと寝てたいなぁ〜」と、今までのように早朝に覚醒して早く起きてしまうようなことなく、心身とも朝からゆったりできるようになってくれて少し安心。
 夕食のコロッケ作りをバーバラと台所で並んでテキパキ・ワイワイとやってくれてた。
 ゆうちゃん帰宅後に、ゆうちゃんの眼科健診受診にて、ふたりで駅前の眼科にお出かけ。心身の疲れも見受けられず、元気に明るく過ごせている感じ。
 この調子で、ムリせず、少しずつランクアップしながら、回復ペースをキープできればと思う。
 夜にはゆうちゃんの漢字ドリルの勉強をみてくれて、退院後はあまり思考力・集中力が持たなかったのがうそのように、頭の回転も格段に良くなってきた感じ。
 SNSほとんど見てない、とのことで、変な情報に心を乱されずにいてくれてありがたい。

6月22日(水)

 妃美ちゃんからお誘いを受けて退院後に初めての夫婦の営み。
 妃美ちゃんが自然と望んでくれるまで夫の身勝手な欲望とならぬよう、せかしたり求めたりして義務感を与えてしまうことのないよう、妃美ちゃんの心身を最優先にいつまででも待ち続け、一緒にいられる幸せ感をひしひしと感じあえて嬉しかった。
 エアコンでの室温調整が難しい季節のせいか、夜中に蒸し暑く起きたり、ゆうちゃんがベッドから落ちそうになって起きた以外は、起床もゆったりもっと寝てたいなぁ〜という感じで、くつろぎモードで安心。
 ささっと朝食の準備もしてくれて、朝から快調な模様。
 元気にお散歩。
 食事の準備もテキパキやってくれた。
 夕食の食卓では、妃美ちゃんらしい自然な楽しいお話しと笑顔で満たされて、妃美ちゃんがワイワイとした雰囲気の中心に戻ってきてくれたことに、とても嬉しく思う。
 服薬中ながらも、妃美ちゃん本来の調子に近づいてきているように見受けられる。
 明日は大学病院で執刀医の教授の外来受診。

6月23日(木)

 今日は、このところ早寝早起きのゆうちゃんにつられて、妃美ちゃんも6時前に起床。
 着替え・化粧・朝食準備などテキパキ。
 化粧のノリも良いみたい。
 大学病院にて、妃美ちゃんが自分で保険用の申請書類を書いて出せて、執刀医の教授の外来受診。
 次回の外来・検査の予約も確保。
 術後3ヶ月目に血液検査、6ヶ月目にCT、9ヶ月目に血液検査、12ヶ月目に内視鏡検査、という流れ。
 妃美ちゃんの言うには、先日の海釣りに行ってから、ガラッと心の状態が切り替わって良くなった感じとのこと。
 帰宅後にゆうちゃんの小学校の保護者会に行ってくれて、その後にお散歩で1万2千歩。
 このところ毎日のように1万歩くらいウォーキングしてて、体重もしっかり戻って筋力も回復して、心身とも元気そう。
 良い意味での充実感ある疲れから、スムーズな就寝。明日は「おうち入院」でのリハビリっぽく、都内のホテル宿泊で、外泊・環境変化に慣れていければと思う。
 一気に回復を期待してプレッシャーにならないよう、少しずつ慎重にしながらも、ムリない範囲で行動範囲や回復を妃美ちゃん本人が自覚できて自信につながるよう、希望を持てる階段を一歩ずつ足取りを確かめながら回復のステップアップにお導きできればと思う。
 リハビリ計画とかクリニカルパスとかはよくわからないが、「おうち入院」で、どうせなら、妃美ちゃんもサポートする家族みんなも、お互いに楽しく幸せになりあえるような、生きがい・嬉しさがある回復へのステップやトレーニングにして行きたいと思っている。
 サポートする側もムリなく楽しく、ともに良き家庭環境で、ふんわりしたお布団のように、妃美ちゃんが心地よくすごしてもらえる場を整えて行ければと思っている。
 海釣りにいく少し前は、申請書類かいてだせるかなぁ、ホテル滞在の準備できるかなぁ、大丈夫かなぁ、と言ってた妃美ちゃんが、ささっと、書類かいて処理できて、ホテル滞在の着替えなどを荷造りしてくれていて、ホテル滞在中に隣接する庭園でウォーキングしようかなぁ、とか、夕食はこんなの食べたいなぁ、とか、活動的・主体的なバイタリティがでてきている。
 着実に回復してくれてありがたく嬉しい。

6月24日(金)

 fitbitで見ても睡眠もしっかりとれて、朝から元気。
 今日は10時ごろから看護師さんのお友達と、ZOOMオンラインミーティングで楽しく1時間半ほどおしゃべり。
 昼食後には、何か考え詰めているのかと思いきや、大学の授業の履修登録で、どの科目をとるか検討してたようで、特に問題無さそう。
 その後、ホテル滞在の支度など、テキパキとこなしていた。
 ホテル到着後も、特に苦労なくゆったり過ごせていて、コロナ対策でお部屋での夕食(ステーキ、サーモンピザ、ボロネーゼパスタ、サラダなど)をみんなでシェアしながらしっかり食べて食欲も良好。
 環境変化にも主体的・積極的に対応できていて活動意欲も良好。
 ゆうちゃんのご希望にて、テレビでトイ・ストーリー4を3人でベッドで一緒にみてから就寝。
 いろいろな環境変化があっても、この調子で回復ペースや状態がキープできていれば、そろそろ「おうち入院」でなく、予想外に早い感じはするが、通常モードに切り替えても良いのかもしれない。
 念のため、一応、6/24〜6/25のホテル滞在をリハビリ的なものとしてみて、7/10〜7/11のゆうちゃんご希望の千葉県で少し長めの移動のある鴨川シーワールドとコンドミニアム滞在を、「おうち入院」の「退院」見極めの「本番」として予定しても良いのかもしれない。

6月25日(土)

 今日は「おうち入院」リハビリ的な東京マリオットホテル滞在の朝。
 fitbitで見る限り、いつも起きる時間あたりで目覚めた状態もありつつ、また眠りに入り、今日はゆったり朝08:12起床。
 朝から状態も良好。
 妃美ちゃんが自分のこれまでの症状を、客観的にみつめなおせて、お話ししてくれていて、回復として良好なステップにあるように見受けられる。
 このところ、スマホ・タブレットを見る時間が少なくなり、変な情報にもはまらず、視神経・脳・気分が疲れにくい模様。
 12時チェックアウトして帰宅後、昼食をとり、猛暑のためウォーキングはやめて自転車でゆうちゃんとお買い物。
 夕食もしっかり準備してくれて、妃美ちゃんいわく、やっと夕食を全部準備できるようになったわ〜、とのこと。
 妃美ちゃん本人としても、あまりに回復良好な実感があり過ぎて、まさか、気付いてないだけで良好な気がするだけかなぁ?と思ったらしい。
 それくらい回復ペースも良好。薬を自己判断で飲まなくなる人の気持ちがわかるとのことだが、ちゃんと服薬継続しておくとのこと。
 いろいろやっていきたいことが出てきて良いものの、突っ走ってしまって反動で疲れ・落ち込みにガクッとならないよう気をつけていこうね〜、とお話し。
 ホテル滞在は妃美ちゃんもみんなも楽しんでもらえたようで、サポートする側・される側ともに、お互いに楽しく幸せになりあえるようにできていれば幸い。

【「おうち入院」から1か月・大自然の海釣りで心が晴れる・アップダウンは続く…】

6月26日(日)

 fitbitによれば睡眠は8時間4分ほどしっかりとれているようで、妃美ちゃんは朝から好調。
 猛暑にてウォーキングではなく車でゆうちゃんと3人で、午前中にスーパーとユニクロとケーキ屋さんにいき、昼食、大学オンライン授業視聴や、夕食のカレーの仕込みなどしてくれた。
 13時ごろから、妃美ちゃんがみずからソファーで横になって、休憩からお昼寝に入り、ちゃんと自分で疲れなどの対処ができて、ムリしないよう調整できているようで安心。
 ゆうちゃんとピニャータづくりもやってくれて、のんびりしつつ楽しい日曜日となった。
 妃美ちゃんが退院して「おうち入院」となってから、「おうちカルテ」アプリで精神科治療で必要な場合に備えて、毎日の経過を記録・SMS共有してきたが、想像していたより早く比較的安定してきているようにも見受けられるので、6月末くらいで一旦、記録は終えても良いかもしれないとも思ったりする。

6月27日(月)

 今朝はゆうちゃんが予想外に5時半ごろ起床につられて、妃美ちゃんも早めな起床。
 朝食・買い物もサッとこなせて、猛暑の中でも心身ともに良好。
 大学のオンライン授業やレポートも、これまでよりスムーズに取り組めていて、思考もまとまってきている模様。
 軽い冗談っぽく「わたし病気だから休んじゃう」という感じで、本当に深刻なら明らかに症状がでていたとしても病気を否定したり病気と決めつけられてると被害妄想となりそうなところだが、おどけて言える状態で自分でセーブできるのは、かなり良好と見受けられる。
 今朝の起床が早かった分、早めにお風呂・夕食・8時台前半にベッドにつくなどで、妃美ちゃんの意志・意向に沿ってムリなく心身の状態に応じて柔軟に対応できていてホッとした。

6月28日(火)

 このところのゆうちゃん早起きにつられて、今朝もいつもよりかなり早めな朝05:30起床。
 朝からテキパキと、私より段取り良く食事・洗濯・アイロンなどやってくれた。
 がんが見つかった内視鏡検査(元・大学病院の准教授)をしてくれた先生に、ご挨拶に行くことにしんどさがある模様。
 精神状態が悪化した心のストーリーのきっかけ(4/9内視鏡検査・がん発見)だけに、また同じ場に行って過去の辛い感情に飲まれないかと、心配もあるのかもしれない。
 御礼に伺った方が良いと思うとのことだったが、御礼状つけてお菓子を郵送するのを妃美ちゃんにお勧めしていた。
 ただ、大学病院での外科の外来受診で、心配して気にかけてたから、元気な姿を見せてあげたら?とのことで、なんとなく御礼に行くような流れになった。
 お持ちするお菓子は手配済み。
 御礼にお伺いする・精神状態が悪化するきっかけとなった場に出向くことに、心の負担を感じたり、がん発覚の頃を思い出して、今日は久々に、大きく崩れはしなかったが妃美ちゃんが少し泣いた。
 回復してきていても、たまに気持ちが落ち込むことはまだあるとのこと。
 ありのままを語ってくれてサポートしやすくてありがたい。
 椅子に腰掛けたまま、しばらくお話しカウンセリング。
 御礼にお伺いの際は、一緒について行ってサポートすることや、行かなくても誰も怒らないし悪いことでもないことや、きっかけの場に出向くしんどさへの理解と、行く場合は心が整うまで焦らなくて良いことなどお話し。
 好調でテンポよくいろいろできるようになってきた時こそ、あえて少しセーブして、疲れからガクッと落ち込まない余力を貯めておこうね〜とお伝え。
 妃美ちゃん本人が心の負担となることを、しっかり認識できていて、ムリに対応しようとせず、しんどさをお話しして打ち明けてくれていることは良い傾向かも。
 心の中にある乗り越えていけたら良さそうなステップを把握できていて、一時的に感情が乱れることはあっても、心に残ったままにするより、少しずつ階段を一緒に登って行くことで、心の負担の源泉を除去してまた回復がワンランクアップする可能性はあるのかもしれない。
 泣き終わったらシャワーを浴びに行って、少し気持ちを切り替えしていた感じ。
 妃美ちゃんいわく、泣くとスッキリするのと、ともちゃんは私の救世主、らしい。
 何か少しでも助けになれば幸い。fitbitによれば、退院後から今日までで、妃美ちゃんが112km歩いているようで、身体面は私より元気で絶好調でなにより。妃美ちゃんの可愛い笑顔が何よりの幸せ。

6月29日(水)

 このところ早起きゆうちゃんと今朝も朝05:30起床。
 朝食準備や大学オンライン授業の視聴などテキパキ。
 昼食に明太子フランスパンを歩いて買ってきてくれた。
 屋根裏の服などをクローゼットに収納してくれたり、前からてをつけたいと言ってくれていた断捨離・片付けなど、一気にやってくれていた。
 妃美ちゃんが大丈夫なので行ってきてとのことで、6/29は理事を務めている財団のチャリティーコンサート出席にて、久々に長時間外出(14:30〜21:45)。
 帰宅後、ゆうちゃんを寝かしつけた後にリビングにて待っていてくれて、いろいろやってくれたせいか、妃美ちゃんお疲れモードで、心が病んでないかなぁ?とか、明日6/30に内視鏡検査の先生にちゃんと御礼のご挨拶できるかなぁ?と、少し不安があるとのお話しあり。
 病んでるわけでもなく、日中の活動量からすれば、誰でも疲れて頭が回らなくなる状態に見受けられたのと、ちゃんと妃美ちゃん本人が自分の心身の状態を見つめてセーブしようとできているのは、知らず知らずムリをして反動で大きく崩れてしまわないように心身のお休みサインをキャッチできていて良いことなど、軽くお話しカウンセリングした。
 ともちゃんは私の救世主とのことで、信頼してお話ししあえていることはありがたいし、その信頼や期待に少しでも応えられるような夫でいられればと思う。
 疲れをちゃんと感じてお休みサインをキャッチすることができたら、その時はソファーなどで横になったり、早めにベッドで寝たり、心身にムリなく休むようにしていけばいいね〜、とお話し。
 ともちゃんが帰ってきてお話ししてくれて安心したとのことで、その後、笑顔が戻りベッドにて就寝。
 長時間の不在で大丈夫かなぁと不安だったが、大きく崩れることなく、またひとつ、回復のステップを少しずつ登れているように見受けられた。

6月30日(木)

 今日6/30で退院して「おうち入院」1ヶ月。
 心身ともにかなり回復してきてくれてなにより。
 今日6/30は心理的に大きなショックとなった内視鏡検査の先生にお礼のご挨拶にお伺いすることがあってか、朝から少し不安を感じていた模様。
 AM11時に家を出て、AM11:30ごろ内視鏡検査の先生のクリニックに到着。車内でもクリニックで待つ間も、ちゃんとご挨拶できるか心配していたため、軽く車内・クリニック内でお話しカウンセリング。
 かなり混んでいたが、早めにご挨拶の場(血液検査結果をもらったため一応は診療扱い)にて、3ヶ月ぶりで先生と対面。
 最初の一言を話すのがしんどそうだったので、私の方で先生に一言お礼を伝えて、妃美ちゃんからもスムーズにお礼の言葉を伝えることができていた。
 先生いわく、もっと早期に見つけることができていればと申し訳なさを感じていたとのことで、検査後は毎日眠れなかったとのこと。
 先生も涙ぐみながら申し訳ない旨を伝え、妃美ちゃんも心のつかえがとれたのか、お互いを思いやるやりとり。
 大学病院の元・准教授のため、先生が指導してきた後輩にあたる大学病院の執刀医の先生に、妃美ちゃんをいろいろ気にかけてくれてやりとりしてくれていて、執刀医の先生からも元気な顔を見せてあげると安心すると思うとのお話しの通り。
 妃美ちゃんが手配してくれたお菓子を、先生用とスタッフさん用にお渡しして診察室から退出。
 妃美ちゃんいわく、来てお話しできて良かった、とのことで、精神症状を引き起こすストーリーの出発点となった過去の場に来て乗り越えて、また回復をワンランクアップしていけるきっかけになれば幸い。
 今後も、術後の定期的な内視鏡検査を担当してくれる先生なので、いつかはお伺いするので、ずっと気になって引きずるより、早めにお伺いできて良かったのかもしれない。
 帰宅後は、過去と向き合って疲れが出た感じにて、少し長めにお話しカウンセリングして、心身を休めてもらった。

7月1日(金)

 今朝7/1は、昨日の内視鏡検査の先生へのご挨拶に行った心理的な疲れがかなり残っているようで、朝食準備・ゆうちゃん送り出しの後は、グッタリ感で午前中はずっとベッドでお休み。
 妃美ちゃんいわく、昨日は1週間分くらい疲れた、とのことで、ちゃんと心理的な疲れを把握して、自分から心身を休めるようにできていている点は少し安心。
 大きく崩れてはいないものの、心の疲労感・不安感でしんどい感じ。
 fitbitで見ると、夜・午前中とで計10時間ほどの睡眠ながらも、心の疲れがとれにくい状態。
 いつもより気をつけてお話しカウンセリング。
 思考が少しまとまりにくい感じがあるようだが、病的ではなさそうで、心の疲労によるもののように見受けられる。
 妃美ちゃんがやりたいことだけはやって、やらなければいけないと思って負担になることは、なるべく先送りや後回しにしていけるようにしてもらった。
 ご家族のみなさんからメッセージをもらっているようで、妃美ちゃん的にはメッセージの返信するのもしんどいらしく、せっかくのメッセージにもちゃんと返信したりできていないことに申し訳なく感じたりして落ち込んでしまうこともある模様。
 大切なご家族のみなさんに、いろいろとお話しや、やりとりなどをする中で、心配をかけたくない思いもある模様。
 ちょっとしたことがしんどくてできないこともあることは、みんな医療従事者としてもわかってくれてると思うから、落ち込まなくて大丈夫だよ〜、とお話ししてみたりしている。
 妃美ちゃんいわく、海釣り後くらいの心の状態に戻りたい、とのこと。
 今は、昨日のヤマを越えて、一時的に沈んでいても、今までより回復が進むための、ちょっとした足踏み状態かもとお話ししてみたりした。
 夕方には少し持ち直し、15分ほどのいつもよりかなり軽めなウォーキングにとどめ、帰宅後はシャワーを浴びて、夕食の準備も半分はバーバラにお任せするかとにして、なるべくセーブしてもらった。
 夕食後も疲れを感じて、妃美ちゃんがみずから体を休めるようにできていて、不調モードを乗り切ってもらえればと思う。

7月2日(土)

 今朝は起床時5時台からお疲れモード。
 朝食の準備を交代して、妃美ちゃんは、自分からベッドで午前中3時間くらいお休みできていた。
 妃美ちゃんいわく、変なことばかり考えちゃう、とのこと。
 内視鏡検査の先生のところに行った疲れからか、マイナス思考のスイッチが入りかけているのかもしれない。
 こまめにお話しカウンセリング。
 また心のスイッチを切り替えられそうなイベントなどを検討してみようかと思う。
 午後は少し持ち直し、大学オンライン授業、室内でエクササイズ、夕食準備、ごく軽くウォーキング、久々に妃美ちゃんがゆうちゃんとお風呂に一緒に入浴など。
 大学オンライン授業もなかなかサッと文面をまとめきれず落ち込んでいて、途中までのデータを保存してもらい、明日以降に調子をみながらやってもらうようにしてみた。
 夕食時は少し笑顔もありつつも、就寝前にはまたお疲れモード。
 数日は妃美ちゃんにセーブしてもらって、安全運転モードでサポートしようと思う。

7月3日(日)

 今朝は、久々に8時台にゆっくりめに起床もあってか、妃美ちゃんのお疲れ具合が少しマシな感じ。
 朝から仕事の締切に追われて、今日はゆうちゃんのお相手を妃美ちゃんとバーバラにお任せした。
 朝からゆうちゃんが「ウルトラマンのクイズをいっぱい出したい」とのことで、妃美ちゃんが「さっぱりわからなかった」とのことだが、ゆうちゃんに付き合ってくれていた。
 妃美ちゃんは昨日よりテキパキ感があって、食事・洗濯などやってくれた。
 夕方にゆうちゃんのご希望で妃美ちゃんがお散歩に連れて行ってくれて、雨が降りそうだったのもあり、ちょうど仕事が片付き、車で駅に迎えに行った。
 帰宅後に夕食準備もサッと対応してくれて、少し回復してきたように感じられる。
 今日は自然な笑顔が増えてきたように感じられる。
 話す言葉もリズミカルな感じで、グッタリ感の時と違って少し安心。
 妃美ちゃん本人も言う通り、今日はいろいろできた気がする、という感じ。
 明日7/4はゆうちゃん送り出しの後にすぐ出発で、AM09:30より大学病院の精神科外来の予定。

【「おうち入院」の「旅行リハビリ」@鴨川シーワールド】

7月4日(月)

 今朝もゆうちゃんの早めの起床にあわせて朝05:47ごろ妃美ちゃん起床。
 睡眠トラッカーで見ると7時間47分くらい睡眠がとれていて、朝からお着替え・お化粧して準備はオッケー。
 ゆうちゃんを小学校の登校送り出しの後、大学病院に精神科外来受診に出発。
 精神科の先生と18分くらいお話し。
 妃美ちゃんの意向と先生の判断で、一応、メインのお薬は半分(2.5)にしてみて、違和感や不安などがある際は、2倍服用(今まで通りの5.0になる計算)で様子を見てみることになった。
 家庭での妃美ちゃんへのサポート・お話しカウンセリングも問題なかったようで、先生からこんな時は〜していければいいね、と言われた際に、よく夫からそう言われます〜、とのこと。
 サポート側としても接し方が間違わないよう気をつけて確認できるよう、診察室に同席しながらチェック。
 次回の精神科外来受診の予定は7/25で、メインのお薬を減らしてみてどうだったかを確認する感じ。
 お薬を全て無しはぜんぜん勧められないものの、回復具合にあわせてこれから長期的に見て徐々に試しながら減らしていければとのこと。
 都立大学から2022年10月ごろからの非常勤講師(看護実習の引率)の打診と、妃美ちゃんが以前受講したいとお願いしていた災害時の医療の授業(聴講)をどうするかお尋ねがあったことについて精神科の先生に相談。
 その頃なら、心身の負担がないよう短時間(午前のみなど)なら良いのかもしれない旨のお話しあり。
 今は回復の波の中で、回復具合が再び高まるまでの段階かもとのこと。
 受診後、薬局・院内の売店(コンビニ形式)に寄って12時ごろ帰宅。
 妃美ちゃんが今日の受診を少し心配していたが、またひとつ予定をこなせて少し安心した模様。
 夕方にスマホで変にネットの情報を調べたらしく、また、都立大学の返信に悩んだらしく、少し心の状態が崩れかけたので、1時間ほどじっくりお話しカウンセリング。
 ともちゃんがすごいのに私は未熟で申し訳ない、とか、これまで勘繰ったりいやな感じで対応しててごめん、とか、この10年間ずっとともちゃんに嫌なことばかりしてきてごめん、など、罪業の意識が強く出ているのかもしれない。
 全部含めて妃美ちゃんが好きなのと、落ち込みがあるときは、妃美ちゃんがマイナス面と思っていることだけが全てのように思い込みがちになってると思うよ〜、あるがままの妃美ちゃんを愛してるよ〜、とおもいのままにお話し。
 妃美ちゃんいわく、ここまで引き出せるのは先生でも無理で、ともちゃんだけだよ、とのことで、それくらい信頼してくれているならありがたいし、そう思ってもらえる夫であり続けられるよう努めたいと思う。
 また、都立大学の非常勤や講習などを受けるかどうか、意思決定や判断やメール1つ返信しようとするのにも疲れが出たようで、夕食はバーバラに任せて返信なども明日以降にしてもらって休んでもらった。
 ちょっとした判断や対応もしんどさが出たりするものなので、焦らず、遠回りに見えても、焦らず頑張らず心身を休める方が結局早く自然に治ると思うよ〜、とお話ししつつ寄り添ってサポート。
 シャワーを浴びながら落ち込んでしばらくシャワーにうたれてることがあるとのことだったので、シャワーって楽しいよ〜って、久々に一緒にふたりだけでシャワーにて、妃美ちゃんの洗髪・ボディウォッシュしてあげたら、愛情がないとここまでできないよ、このことはずっと忘れないよ、と、嬉し涙を流して喜んでくれて心も落ち着いてくれて良かった。
 心がしんどいと、何か物事をする・何かするために動き出そうとするのも、しんどいというより苦しい・心のスイッチをONにして動き出すためのスイッチが、さび付いて重い巨大なスイッチを全身の体重をかけてぶら下がってONにするくらい大変なものなので、必要に応じてサポートできればと思う。
 夕食時あたりには持ち直し、早めに就寝。妃美ちゃんがベッドにてゆうちゃんに、ママは焦らずゆっくり治していくね〜、とお話ししていてちょっと安心した。

7月5日(火)

 昨夜(7/4夜)からメインのお薬を半量にしての今朝は、朝から妃美ちゃんの感覚的に少し不安感がある寝起き。
 早起きゆうちゃんの支度や対応は私に任せてもらって、妃美ちゃんにはゆっくり寝ててもらった。
 ゆうちゃん送り出しの後、自分から3階のベッドにあがっていて、しばらくして大丈夫かなぁと様子を見に行くと、タブレットでネットの変な情報を見てしまっていたらしく、久々に心の状態が大きく崩れて、心身の不安感をエスカレートさせてしまい、ひとつの不安がまた別の不安を呼び込み、不安の連鎖みたいに、いろんな不安に引き込まれたようで、もう死んだ方がマシかも、という感じで泣き始めたり、不安感な感じ。
 横向きに丸まっていた状態からサッと体をまっすぐ楽にしてもらい、不安や悩みの数々を傾聴しながらときほぐし、午前中3時間ほどかけてお話しカウンセリングと心身の休息。
 精神科の先生からも、メインのお薬を半量にしてみたら、不安感やそわそわ感が出るかもしれないので、その時はもう半量分のお薬を服用して、心身の状態をみて調整してみてね、とのことだったので、夜に飲むメインのお薬までの間に、不穏時用の頓服を妃美ちゃんにお願いして服用してもらった。
 午前中の早い段階で頓服を服用していたためか、お話しカウンセリングで少し時間と心の余裕を生み出しつつ、頓服が効いてきて落ち着きはじめて、午前授業で早く帰宅するゆうちゃんが帰ってくる30分前くらいから少し眠れて持ち直した。
 妃美ちゃんも安心してくれたのか、メインのお薬を半量でキープしてみようかなぁ〜、と、落ち込みモードから回復意欲モードに切り替わってきてくれていたなら幸い。
 ゆうちゃんが帰宅後は安定的にやりとりできはじめた。
 ゆうちゃんが早めにシャワーをパパっき〜と浴びに入るとのことで、ゆうちゃんを洗った後に、妃美ちゃんとも一緒にシャワーして、洗ってあげつつイチャイチャしてみた。
 新婚の時以来で久々に妃美ちゃんが新婚のときしかなかったことだが、積極的に耳や首筋などをペロペロしてきてくれたり、妃美ちゃんは立っていられなくなったりして椅子に座ってからもかなり感じてくれていて嬉しかった。
 新婚の頃のようで、ありがたいし一緒に生きる幸せ・ともに同じ時間を同じ場所で心身を寄せ合い生きている実感が、なによりも尊くかけがえない幸せな気持ちにさせてもらった。
 その後は、かき氷を作ってくれたり、夕食準備でハンバーグをペタペタして焼いてくれたり、夕方にはかなり持ち直してきてくれてありがたい。
 お薬の量の調整は妃美ちゃんを信じてお任せして、今日もムリせず早めに寝るようにしたい。

7月6日(水)

 昨夜(7/5夜)にメインのお薬を全量に戻したおかげか、今朝(7/6朝)の妃美ちゃんは、昨日より寝起きの状態はまずまず。
 朝食準備や、ゴミ出しや、ゆうちゃん送り出しもしてくれた。
 午前中は、軽いウォーキングから帰宅後、ややお疲れモードながらも、崩れるところまでは行かず、少しお話しカウンセリングしてたら頓服も不要で踏みとどまってくれた。
 劇的な好転とはいかないものの、回復傾向にあり、メインのお薬はもうしばらく全量で様子を見ていくことにした。
 お薬の影響で気にしていた食欲増進は、お薬を全量に戻してすぐのためか、今のところはなくて普通の食欲。
 夕食準備は妃美ちゃんがちゃんとセーブできていて、半分ほどバーバラにお任せできていた。早めに就寝してムリせず回復傾向をキープしたいところ。

7月7日(木)

 fitbitで見ると7時間27分の睡眠で、寝起きに笑顔がこぼれ、妃美ちゃん本人も心の状態はまずまずと認識しているように、回復傾向にあるように見受けられる。
 ゆうちゃん送り出しの後は、妃美ちゃんが自分からソファーで横になって心身を休めて、しばらくしたら、室内で自転車こぎエクササイズしながら今日・明日の予定を書き出していて、心身とも整えて頭も回ってる感じに見受けられた。
 今日のゆうちゃんのドラム(音楽教室)に一緒に行こうかなぁ、とのこと。
 なるべく、妃美ちゃんがやりたいことはできるように、また、「やらなければ」と負担に感じやすいことはしなくても大丈夫なように、ムリなくゆったりできるようにサポートしたいと思う。
 昼前に買い物に行った際に、友達とばったり会って、うまく対応できなかったとのことで、友達や家族内でもちょっとしたことも刺激や変化としてしんどいこともある模様。
 崩れずとも少し落ち込み、ゆうちゃんのドラムについていくのはパスして、夕食の準備をしてくれていた。
 先々の不安を引き込んでしまい、回復できるか、このまま良くならないんじゃないか、と、心配なようだが、例えて言えば、中学1年生の時に後々に習ってできるようになる高校入試問題を中学1年生の時点で解けなくてこのまま中学3年生になっても解けないままかもと落ち込むみたいな感じで、心配しなくてよい段階で、先々のことを一気に不安として引き寄せて抱えがちなように見受けられる。
 少しお話しカウンセリングして持ち直した。今夜はゆっくりめに21時後半に就寝。

7月8日(金)

 今朝は少しゆっくりめに起床して、朝食準備などしてくれた。
 少しお疲れモードにて、ちょこちょこ休みつつも、千葉県鴨川シーワールドへの旅行リハビリの支度をしてくれて、ゆうちゃんの健康診断(太り気味判定のため学校指定の区役所にて健診)に車で一緒に行ったりした。
 大学のオンライン授業は、一応、受けているものの、あまり頭に入らない状態のようで、ムリせず短めの視聴にとどめている感じ。
 毎日の予定がうまくまとめられない、こなせていない、との悩みがあり、「回復」を今までとまったく同じ状態にムリにでも戻すことではなく、新しい妃美ちゃんの心身ともにムリのないゆったりしたプラスの状態にしていくようにしたら良いかも、など少しお話しカウンセリング。
 生活リズムが不規則でもバリバリこなすのは心身にムリがかかりすぎるため、リゾート地でその日の予定も気ままで、リラックスしてプールサイドで日光浴してる欧米のバカンスの過ごし方みたいなのを、回復に向けてイメージしてみてはとお話し。
 ゆうちゃんをお風呂に入れてくれて、夕食の準備もしてくれた。
 夕食後に少し落ち込み、お風呂前にお話しカウンセリングして持ち直し。
 アップダウンの繰り返しながら、認知行動療法的に、繰り返し心身にとって負担になる思考や行動のクセを妃美ちゃんの望む方向性に沿って修正するのに役立っていればと思う。

7月9日(土)

 今朝はゆうちゃんの授業参観の予定があってか、朝食の準備をしてくれつつも、少し不安感がある模様。
 朝の調子次第で妃美ちゃんの判断で代わりに授業参観に行ってもらうかも、とのことで、スタンバイしつつ、妃美ちゃんとしては、頑張って行ってみる・行けたら自信になるかも、とのことで、ゆうちゃん送り出し後に少ししてから小学校に行ってくれた。
 飲み会などでの「行けたら行く」は、幹事やお店にとっては迷惑かもしれないものの、心のケアの面では、日常的に座右の銘にでもすべきではないかと思ったりもする。
 刺激・心理的負荷になり得るリスクはあるものの、妃美ちゃんの意志・希望や、回復への自信となり得るメリットも勘案して、妃美ちゃんの意思や希望を尊重してお任せ。
 しんどかったら途中で抜けて帰ってきてもいいからね〜、とお話し。帰宅後、友達と顔を合わせた際にうまく話せなかった・(精神科受診とは知らせておらず友達は知らないが…)体調が良くないことは知られている・仕事はしないの?と聞かれて今できる状態にないことを改めて認識させられる・思うような完璧な感じにほど遠い、などのお悩みにて少し落ち込む。
 お話しカウンセリングにて、学校行事リハビリとして、まず、学校に行けたこと、妃美ちゃんが心配してた学校で発作みたいに取り乱したりせず対応できてたことはクリアできてて、どれくらいうまく対応できたかどうかは、5〜6割くらいでもできてればOKで、実感としてテキパキできてなくても大丈夫だよ〜、などお話し。
 このままずっと回復しないかもと落ち込んでたので、毎日同じような繰り返しに見えても、毎日、生活リズム良く入院でなく家庭で過ごすことがクリアできていて、1日1日を縦に重ねると、毎日家庭で生活リズム良く過ごせた日数が、10日・20日・30日と、日々、少しずつクリアできてることが、気づけば回復として高く積み上がってて、アップダウンがあっても毎日の繰り返しに思えることも無駄じゃないと思うよ〜、などとお話し。
 少し落ち着いてくれた模様。
 お疲れモードながらもみずから夕食準備もしてくれて、明日7/10は旅行リハビリにて千葉県の鴨川グランドタワー宿泊と7/11鴨川シーワールドにて早めに就寝。
 もともとアクティブな妃美ちゃんなので、妃美ちゃんの心身の負担にならない範囲で、外出などでも気分転換や心のスイッチ切り替えなどに役立てばと思う。
 もし、不調などがあれば、予約・予定などもすべて中断して、妃美ちゃん最優先体制で気をつけながら回復のステップアップの機会となればと思う。

7月10日(日)

 今朝は朝から旅行リハビリに少し不安を感じつつも、朝食準備・洗濯・掃除などをしてくれて、10:40頃に千葉県の鴨川に向けて車で出発。
 片道3時間ほどの車内ではほとんど寝ててくれて少し安心。
 途中、道の駅で昼食を買ってコロナ対策にて車内で食べて、また走り、イオンでワイワイと売り場をまわりながら飲み物・食べ物・惣菜コーナーで今日の夕食などを調達。
 15:00頃に鴨川グランドタワーにチェックイン。
 着いてすぐは妃美ちゃんが少し疲れからソファーで横になってグッタリ感や悲しい感情が出てきて少しだけお話しカウンセリング。
 持ち直して近辺をひとりで元気にウォーキング。
 部屋に戻ってからは、妃美ちゃんが頑張ってくれたようで、ゆうちゃんときゃっきゃと遊んでくれて、夕食もバーバラとセッティングしてくれた。
 疲れやいろいろ妄想的な考えが浮かんできたり、妃美ちゃんがあるべきと思っている100%のテキパキ感・躍動感には遠い、とのことだが、退院後の状態よりかなりいろいろこなせてはいる感じではある。
 私のせいで暗くなってごめん、とのことだが、特に家族みな暗いような感じはなく、妃美ちゃんがそう思い込んでいるようで、罪業の意識が出てきている感じもあり、少しだけお話しカウンセリング。
 いろいろやらなくちゃ、と自分で追い込むこともあるようで、再発・再燃を予防する上で、誰も怒らないし責めないしカバーしあうので、だるい時は休んで、できればゆったり生きるようにしていくと良いかもとお話し。
 夕食後のお風呂からあがり、21:15ごろにはお疲れからかベッドでスヤスヤ。
 まだ寝てないゆうちゃんと少し夜のひとときを静かに過ごしてみた。

7月11日(月)

 「おうち入院」の「旅行リハビリ」の朝は、早起きゆうちゃんが03:53に起きたので私が付き合い、妃美ちゃんにはゆっくり寝ててもらった(ゆうちゃんはしばらくしてから二度寝)。
 睡眠トラッカーで見る限り、妃美ちゃんの睡眠は7時間46分ほどで良好で寝起きもまずまず。
 ゆうちゃんのご希望に沿った朝からあれこれやりたいことや行きたいところなどの予定は変更をお願いして、妃美ちゃんの心の状態に合わせたゆったりモードで予定を変更してチェックアウトも遅めに切り替え。
 リラックスしながらバーバラと朝食の準備をしてくれた。イルカ、シャチ(シーワールド名物のずぶ濡れショー)、アシカ、ベルーガの4つのショーと、アシカ・イルカとの記念写真、屋内の水族館など、妃美ちゃんは暑い中で疲れつつ取り乱さないかと不安になりつつ、主だったところはみんなで休み休み一緒に見てこれた。
 「発作が起きないか心配」(妃美ちゃんが「発作」を起こすとは精神科の先生からも報告もなく症状としても確認されておらず私も目にしたことがなく、急に不安感でいっぱいになったらどうしようとか不安で涙が出たらどうしようというようなことを言いたいのかも?)といった妃美ちゃんの様子から、13:40頃には切り上げて退園。
 妃美ちゃん的に疲れ、私が帰りの運転で疲れるだろうからと、泊まったコンドミニアムで部屋についてる洗濯機・乾燥機で服を洗って乾かして、もう1泊した方が良いのでは?とのこと。
 自宅以外での宿泊に抵抗がなくなってきてくれたのが嬉しく、私もみんなも、もう1泊に賛成!と乗り気で、早速、宿泊予約をしようとした時に、妃美ちゃんがもう1日分のお薬がないことに気づいて、お薬は必ず毎回服用が鉄則のため、残念ながら帰宅することにした。
 帰りは負荷を軽くできるよう早く移動できる道を見つけて、途中は寝ててもらって1回海ほたるでの短いトイレ休憩をはさみ、ラッシュも避けやすいよう16時頃に早めに帰宅。
 帰宅後に疲れや崩れないようにしたいとの思いから、妃美ちゃんが先手を打って念のために早めに夜のお薬を服用して、自分で心の状態を見定めてコントロールしていこうという自主性が見られた。
 服用してしばらくすると、少し自信を感じたのか、メインのお薬を半量にするのをまた試してみようかなぁ、とのこと。
 また少しすると、スマホの写真を見て、妃美ちゃんが思うような満面の笑顔になれてないことに落ち込んで少し泣くも、少しお話しカウンセリングしたら持ち直してくれた。
 結局、前にメインのお薬を半量(精神科の先生から、半量で試して不安ならもう半量(あわせて全量)飲んで様子をみれるようにしとくとのことゆえ)にしてみた際のことも勘案して、妃美ちゃんとしては全量のまま様子を見るとのこと。
 睡眠トラッカー付属の心拍数チェッカーを見てみたら、旅行リハビリ中の心拍数に大きな乱れは無さそうで、2日間とも下62〜上106(安静時79ほど)の中に収まっていて、普段の心拍数よりゆったり目に見受けられた。
 心のケアにイルカなどとの触れ合いセラピーもあるようなので、シーワールドへの旅行リハビリが、何か良き作用をもたらしてくれればと思ったりする。
 エビデンスや医学の専門知識はないものの、もしかしたら、妃美ちゃんは、日光浴・自然・外出・肉体疲労での休息、などが回復のキーポイントかもしれないと思ったりする。
 夕食を作ってくれようと考えてくれたが、心配せず洗い物もなく早く休めるよう、また、暑さ対策での塩分補給にもちょうど良さそうな、お寿司の出前をとり、ゆったりモードにしてみた。妃美ちゃんから「みんなが揃うまで横になってていい?」(バーバラお風呂あがりでドライヤー中、ゆうちゃんベッドでYouTube視聴中のため、リビングにみな集まるまで休憩という感じ)と、自分からセーブしてくれて良き対応にて少し安心要素。
 なるべく帰宅後も負担なく、不安に思ったりしても長距離の旅行をして帰ってこれた、という自信になればと思ったりする。
 以前は今回の旅行リハビリである程度の回復やサポート度合いなどの見きわめができればと思っていたが、まだ安定的にしっかりした回復とはいかないようで、引き続き、慎重に見守りサポートしつつ、いろいろ心のケアや心のスイッチの切り替わりができそうな機会を模索してみたりもしながら、以前の想定よりは、やや長期的にみて、継続的にサポートを手厚くしておいた方が良さそうかなぁと思ったりする。
 毎日不安になることがルーティンや毎日のリズムとして定着しないように、不安になることで安心しないように、日々に少し工夫をして変化をつけたり、心のごちゃごちゃ感を突き抜けるような機会も設けつつ、変な突き抜け方・負荷のかかり方で悪化しないよう慎重に見守り気をつけながら、家庭内に争いや不和などで心配・不安な要素もないように、あるがままに、妃美ちゃんが心の底から、心のバリアをはらなくても安心して療養できるよう、家庭環境をふんわりしたクッションのように心地よく整えて続けていきたい。

【寄せては返す波をこえて回復基調・お薬も減らせる状態へ移行中…】

7月12日(火)

 今朝は「おうち入院」の「旅行リハビリ」の疲れが出たのか、朝からお疲れモード。
 2階で朝食準備やゆうちゃん送り出しや洗濯などの後、3階のベッドにて休息かと思いきや、泣き声が聞こえたので急いでベッドに向かった。
 旅行中に、妃美ちゃんが理想とするようにはうまくテキパキ過ごせなかった笑顔でなかったりしたのと、いろいろ妄想的に考えが浮かんできてしんどい、とのこと。
 死にたい・いっそ統合失調症とでも診断されて入院して鎮静剤をうってもらった方が楽なのかも、などの言葉は出たものの、妃美ちゃんみずから、死んだらゆうちゃんが悲しむよね、とか、統合失調症って診断されたら都立大学の非常勤看護教育としてテキパキと働けるか心配だよね(妃美ちゃんは大学教員として働きたい思いあり)、とか、入院したらまたゆうちゃんに寂しい思いをさせちゃうかもしれないよね、など、自分で自分が発した言葉を客観的に見直して、悪い方に行かないよう方向修正はできていた。
 1時間くらいお話しカウンセリングしてたら、落ち着いてきて妃美ちゃんがスッとイビキをかいて寝始めたので、横で一緒におねんねタイムにした。
 1時間ほど妃美ちゃんが寝て心身の休息がとれた11:30ごろに起きて、泣いてスッキリしたのもあってか、まだ少しソワソワ感はあるようだが、だいぶ落ち着いた模様。
 小雨が降ってきたので、一緒に洗濯物を室内に移動。
 リビングにてマカダミアナッツとドライフルーツを一緒につまみ、妃美ちゃんはもう少し休んでくるとのこと。
 妃美ちゃんはネットの記事やインスタグラムなどをみて、他の人は元気そうに楽しそうにしてていいなぁって、うらやましく思ったり、自分と他人を比べたりして落ち込むけど、今日は、妃美ちゃんいわく、他人と比べるより昨日の自分と比べた方がいいんだと思う、とのことで、少しずつ回復やできることが増えてきたことや、他人と比べず自分を軸にすることなどに、しっかり目が向いてくるといいのかなぁと思ったりする。
 ゆうちゃんが帰ってくるまでにも1時間ほどお話しカウンセリング。
 午前と異なるだいぶ落ち着いた妃美ちゃんが、自分で心の状態を客観的にみて、妃美ちゃんから、今こんな感じなんだよね〜・こんなことで悩んでるんだ〜・こんなふうにしたら良さそうだよね?、などのお話しに応じてあれこれお話しやらアドバイス。
 妄想のようなものに振り回される・まったくありもしないことを信じ込む、というような症状というより、起きていないことなどを心配して先回りして考え過ぎて不安になってしまいがちな感じ。
 ゆうちゃん帰宅後はかなり持ち直し、ゆうちゃんをサッとお風呂に入れてくれてウォーキングにお出かけ。
 夕食準備もしてくれた。
 ベッドにてゆうちゃんが妃美ちゃんの足をマッサージしてあげたら、妃美ちゃんが涙して喜んでいた。
 今朝からの状態を勘案して、念のため、明日の仕事などの予定は妃美ちゃんが気を遣わぬようこっそりすべてキャンセルして、妃美ちゃんの心の状態に備えつつ、ぜんぜん大丈夫で備えが空振りに終わったとしても、まず妃美ちゃんのサポート体制を最優先にしておいた。"

7月13日(水)

 妃美ちゃんの今朝は寝起きまずまず。
 朝食準備・ゆうちゃん送り出し・ゴミ出し・洗濯・アイロンがけなどもやってくれた。
 ベッドにいたのでまた泣いてないか心配になり見に行ってみると、ベッドでストレッチしながら大学のオンライン授業を受講していて、今日はまずまず調子が良さそうで一安心。
 室内の自転車運動とウォーキングも元気にこなして、夕食もテキパキ作ってくれた。
 ここ最近では珍しく、お話しカウンセリングが不要な1日となっている。
 共依存などを避ける上でも、妃美ちゃんができる時は慎重に見守りつつ、全面的にお任せして適度な距離感を保てるよう努めてみたりしている。
 妃美ちゃん本人も、今日は調子が良いとのこと。夕食も楽しく会話しながら自然な笑顔も交えて、19時には食べ終わり、なかなか生活リズムも健康的。マイナス要素・リスクとして懸念していた旅行リハビリの疲れが抜けて、プラス要素となる回復への自信やできることが増えて安心感が出てきてくれているなら幸い。
 また刺激で崩れないように気をつけつつ、ムリない範囲でいろいろ取り組んでもらって、回復傾向をキープしたいところ。

7月14日(木)

 今朝の妃美ちゃんは起床時から自然と元気な笑顔も見られて調子が良さそう。
 妃美ちゃん本人も、どうしようもないことで悩んでも仕方ない・なるようにしかならない、といった、投げやりではなく変に悩みを引き込まないような感じに、心を切り替えられている言動が見られて少し安心。
 今日はゆうちゃんの英語学習の授業参観に、妃美ちゃんが行ってくるとのこと。
 帰宅後、少し疲れたとのことでソファーに横になっていたが、お話しカウンセリングも不要でしばらくして復活。
 妃美ちゃんいわく、だいぶ心の切り替えが早くなったとのこと。
 昨日からメインではないお薬を飲まないようにしてみたとのことで、精神科の先生からは眠剤は良いとしても他のお薬は飲むように(メインのお薬だけ半量で試してもOK)とのことにて、妃美ちゃんが早くお薬を使わずに済むようになりたい思いはわかるものの、お願いして先生の指定量・指定回数で服薬してもらうようにした。
 また内視鏡検査の先生に挨拶に行った時のように、落ち込みが来ないよう、回復ペース・活動量などに気をつけてもらうようにした。
 ゆうちゃんのドラム(音楽教室)は、妃美ちゃんのご希望に沿って、車で近くまで送り、今日はそこからは妃美ちゃんにゆうちゃんサポートをお任せ。
 妃美ちゃんが回復を実感して自信を深められるよう、あえて近くのコインパーキングで2人を待って、送迎のみサポート。
 妃美ちゃんも安心しきらないよう気をつける意識があるようで、焦らず生活ペース・服薬などをキープして着実に回復に向かいたいところ。

7月15日(金)

 夫婦の営みは妃美ちゃんがそっとその気持ちになるまで、どれだけイチャイチャしたくてもただそっと待つようにしているが、妃美ちゃんの想いを受けて心も身体も寄せあうと、今を妃美ちゃんと一緒に生きている実感がわくし、夫婦で生きていられることにとてつもなくありがたく大切にしたいと思う。
 睡眠トラッカーで見る限りは、睡眠時間7時間25分ながら今までで一番良い睡眠スコアだが、妃美ちゃんの起床時は、ややお疲れモードっぽく見受けられる。
 妃美ちゃんいわく、ちょっと考え込んだ、とのこと。
 朝食準備やゆうちゃん送り出しなどやってくれて、昼にはスーパーに買い物に行きたいので車で送迎希望あり(雨なのと買い物量が多いため)。大学オンライン授業もテキパキ感ある受講。夕食準備もやってくれた。
 ただ、夕食後に少しお疲れモードで、なんでこうなっちゃったのか・前より悪化してるのでは?と泣いていたので、軽くお話しカウンセリングして、今は回復途中で3歩進んで1歩・2歩下がりながら進んでいたり、それも含めて正常な回復ステップで前より随分と回復してたり、お疲れモードの時に備えてお薬も精神科の先生と相談した内容に沿って服薬しとくと良いよねといった旨などをお話し。
 持ち直して穏やかに就寝。
 アップダウンに一喜一憂してバタバタせず、妃美ちゃんと妃美ちゃんの確かな回復・進展をしっかり信じて寄り添い見守っていきたい。

7月16日(土)

 今朝はまずまずで、妃美ちゃんいわく、昨日はメンタルがやばかったよね〜、と、自分で心の状態を振り返って客観的に偏らない中立的な視点で見つめることができている模様。
 朝食準備・ゴミ出しもしてくれて、午前中30分ほどの小学校でのPTA活動にも行ってくれていた。
 帰宅後も特にお疲れモードではなさそうだった。
 昼に雨が降る前にウォーキング。
 昨日より状態は良さそう。
 昨日・今日は私がグッタリふらふら状態だった中で、久々にニンテンドースイッチの釣りゲームを妃美ちゃんがゆうちゃんと一緒にワイワイ遊んでくれてたりして助かった。
 ゆうちゃんのギター(音楽教室)は、バトンタッチして、妃美ちゃんは家にいてもらって送迎。
 今夜からまたお試しでメインのお薬を半量にしてみるとのこと。
 薬を減らしたい思いもよくわかるので、また明日の朝からの様子を見て、活動量の調整やお薬の量をどうした方が良さそうかなど、見守り・サポートしていこうと思う。

7月17日(日)

 メインのお薬を半量にして様子を見ていて、起床時もしんどそうな様子もなく、絶好調みたいには見えないものの、今のところはまずまずの状態。
 睡眠トラッカーでみても、まずまず良好な睡眠で、心拍数も穏やかに安定的。
 今日はどうしても延期しようがない仕事の締め切りに追われて、ゆうちゃんとニンテンドースイッチの釣りゲームやら、ゆうちゃんが妃美ちゃんにドラムを教えてくれてたり、ゆうちゃんとお部屋のお片付けやら、いろいろやってくれていた。
 ムリするでもなく、ちゃんと、妃美ちゃんが休み休み自分でセーブしてくれていて、心の状態を客観的にみて対応できているようで少し安心。
 午後はバトンタッチして、ゆうちゃんを映画に連れて行き、その間に妃美ちゃんはウォーキングや休息や夕食準備もしてくれていた。
 妃美ちゃんいわく、調子は良い感じだけど客観的に見てどうかな?、というように、本人の自覚もサポート側から見た様子も、ムリなく程よい感じ。
 まだ少しチグハグな時もあるが、妃美ちゃんが自分でいろいろ判断・行動・段取りもスムーズにできて始めてきたように見受けられる。
 ひところは、妃美ちゃんが自分でどう段取りして良いかわからなくなってしまっていた状態と比べると、かなり良き回復具合と思われる。
 7月の大学病院は、7/21採血での検査、7/25精神科の外来受診、7/28の消化器外科の外来受診を予定。
 消化器外科の回復判断と異なり、これまでの精神科の先生の様子からは、精神科のお薬はすぐ不要とはならないかもしれないが、この調子で心身とも良き状態をキープしてもらえればと思う。
 妃美ちゃんができる時はムリない範囲でやってもらいつつ、サポートが必要な際はすぐ対応できるよう備えて、アップダウンがあってもあわてずに支えられるようにと思う。
 もうすぐゆうちゃんの夏休みで、家庭でゆうちゃんと過ごす時間も増えるので、ゆうちゃんも楽しく、いざという際は中断や変更もできるように備えつつ、妃美ちゃんの回復の自信につながりそうな夏休み企画を工夫してやってみようかと思う。

7月18日(月)

 睡眠トラッカーで見ても睡眠は良好で、今朝は少し寝ぼけまなこな起床。
 リスク要因というより、朝から変に気をはらずリラックスした起床状態・活動スタート状態なら良いかなぁと思う。
 朝食準備や家の前への資源ごみ出しなどもスムーズにやってくれた。
 今日はゆうちゃんのご希望で、ミニオンの映画を朝から見に連れて行き、その間に妃美ちゃんはウォーキングと休息と大学オンライン授業の受講など。
 ひところは、2〜3行の文章をまとめるのも数時間かかっていたのが、今日はレポートをサッとまとめられるようになっていた。
 ゆうちゃんとの時間も大切にしてくれて、一緒に遊びつつ、休憩を入れたり、同じソファーでそれぞれタブレットでゆうちゃんはYouTube動画、妃美ちゃんは韓流ドラマを視聴して過ごしたりしてくれた。
 テキパキできて回復してきているように見える一方で、ごく短時間だけ少し涙が出る(声をあげつ泣くような感じではなく、横になった際に一筋の涙が一瞬ツーっとこぼれては、また復活してテキパキな感じ)ことはある。
 じっくりと長時間かけてのお話しカウンセリングはいらずに済んでいて、軽くお話しや心身の調子の確認などで良さそうな模様。
 妃美ちゃんとお話ししていて、メインのお薬を半量にして、お薬が脳の活動をセーブする度合いが減った分、テキパキと考え行動しやすくなったのかもしれない。
 逆に、脳の活動をセーブする作用が減ってるとしたら、マイナス思考や落ち込み・崩れなどもウッカリ加速されかねないので、妃美ちゃんが回復を焦らず自分でセーブして行ってもらえたらと思う。
 夜の就寝前の軽いお話し(カウンセリングほどガッツリしたものではない)では、妃美ちゃんいわく、心の状態が悪化するかもとか回復しないかもとか悩んでも仕方なくて、なるようにしかならない、といった、投げやりではなく、良い意味で思考の切り替えや良い意味で割り切りができてきてくれた模様。
 悪化してないのに悪化したらどうしようと悩んでしまうことで回復の停滞や落ち込み・崩れがこれまでは目立ったことからすると、回復に向けて良き言動・傾向と思われる。
 妃美ちゃん本人も、回復傾向にあっても落ち込みや崩れには注意して、意識的にセーブし休息・休憩をとり、服薬も勝手にやめず刺激に対する心のクッションをしっかり厚く備える方が良いと感じ考えてくれていて、6月下旬の急回復からの落ち込み・崩れとなる焦って近道しようとして遠回りになるより、今の遠回りにみえて着実な回復の近道を、慎重に、時に回復へ向けて海釣りに思い切って行ってみたような突き抜ける大胆さも持って進んでもらえればと思う。

7月19日(火)

 睡眠トラッカーで見ても今朝の妃美ちゃんは良好な起床。
 表情も見ていて安心感がある。
 朝食準備やゆうちゃん送り出しの後、ウォーキングや大学の勉強やネットフリックスの韓流ドラマなど見たりして、休みながらもテキパキした感じ。
 お疲れモードになる前に、横たわらなくともサッとソファーに座って休めるようになってきていて、今日は1日を通して見ていて安心感がある。
 明日7/20で1学期終了で7/21から夏休みとなり、朝から妃美ちゃんがサポートしてもらう側ではなくサポートする側としてゆうちゃんと1日過ごす時間が長くなってきた際に、安定的に過ごせるか心配というほどでなくとも、多少気になる面はある。
 このところの順調な回復具合を夏休み期間もキープして、夏休み企画で外出してみる機会も設けてみて、妃美ちゃんの回復の確たる自信が積み重なっていけばと思う。
 妃美ちゃんが望むことは、できるだけかなえてサポートしたり、ムリがないようにしながらも、妃美ちゃんがやりたいことは、見守りつつ信頼・尊重して妃美ちゃんにお任せしていければと思う。

7月20日(水)

 睡眠トラッカーで見ても良き睡眠がとれているようで、起床時も元気そう。
 メインのお薬半量で、思考の切り替えもできてきているようで、いろいろテキパキ対応できてスピード感も出てきている様子。
 健康的にウォーキングして、大学のオンライン授業もスムーズに受講できて、気分転換の韓流ドラマに涙してスッキリしている(気分が崩れて泣いているのかと心配したが、全然そんなことはないようでホッとした)。
 ゆうちゃんが帰宅後に、夏休みの宿題に早めにとりかかりはじめ、妃美ちゃんも教えてあげられるようになった。
 ただ、いつもの妃美ちゃんが戻ってくれている「副作用」的に、ゆうちゃんに小さなことを大きな問題としてギャーギャーと想いをぶつけてしまい、ゆうちゃんが泣いて、やめて欲しがっても、まだ、妃美ちゃんとしては気づかず追いうちというかパワハラ的な指導になりかねないような暴走気味だったので、ふたりに割って入って、ゆうちゃんの心のフォローと一緒にシャワー浴びながら気分転換して、妃美ちゃんに悪気はないことなどお話し。
 妃美ちゃんにはコミュニケーションの工夫や、妃美ちゃんの状態を客観的に見て、言いたいことをソフトに伝えてアサーティブな対応へのアドバイスなどをしておいた。
 ちょっとした考え方や接し方の切り替え・工夫が必要なだけで、妃美ちゃんを責める必要もなく、逆に、いつもの妃美ちゃんらしく回復してくれている状態と見受けられてホッとする面もある。
 しばらくしてゆうちゃんと妃美ちゃんが仲直りしてくれて、妃美ちゃんみずから「ごめんね〜、てへぺろ〜」と、落ち込まず切り替えて、ゆうちゃんを傷つけないよう、また、妃美ちゃんが鬱々と抱え込まずに、アサーティブな接し方に向けて進もうとしてくれた様子に安堵した。
 妃美ちゃんが回復してきてくれているがゆえのことと思われる。
 人を責めず問題を解決できるよう、妃美ちゃんに寄り添いながら、否定ではなくこうしていけば上手くいくと思うよ〜、といったアドバイスや、客観的な視点で妃美ちゃんが自分の状態を把握して、テキパキと頭が回るだけにいろいろ活動的になるだけに、暴走しないようにセーブしとくくらいでちょうど良いかも、などとアドバイス。夕食時にはスッキリ落ち着き、ワイワイとした食卓となって良かった。
 友達と顔を合わせそうなスーパー(知らない人ばっかりのスーパーは大丈夫らしい)には、まだ行けないようで、知ってる人=過去の妃美ちゃんのイメージで接してくる・期待される、ということが負担感があるらしい。
 なんだかんだで、回避が順調そうで良いことだなぁと思う。

7月21日(木)

 昨夜は、うっかり精神科の夜のお薬を飲み忘れかけて寝てたのに気づき、2階から3階のベッドにお薬と水を持って妃美ちゃんを起こして服薬してもらった。
 途中で起こしてしまったせいか、睡眠トラッカーで睡眠中に起きた状態が記録されてて、睡眠スコアは普段より少し下がってた。
 逆に、このところ眠剤は無くても眠れていて、飲み忘れそうなほど、回復状態は良いということかもしれない。
 再発予防にはお薬をちゃんと服薬しておかないといけないようなので、服薬量の調整はあっても、なんとなくやめたくなっても、規則正しく服薬してもらうようにしている。
 特に睡眠不足でもなく、今朝は妃美ちゃんは採血のため朝食抜きで、大学病院に朝8時ごろ出発。
 珍しく渋滞で往復2時間半くらいかかったものの、病院は比較的すいていた。
 採血後、院内のカフェでサラダとコーヒー、コンビニ形式の売店でおにぎりをゲットして、車内でパクパク完食。
 体は元気で食欲も良さそう。
 妃美ちゃんと病院に行ってる間に、ゆうちゃんは夏休みの自由研究で、モールス信号について調べてノートにまとめていた。
 帰宅後、ウォーキングに出かけたり、大学オンライン授業・レポートをやったりして過ごす。
 今日は湿度が高めなせいか、家族みな「おねむモード」で、みんなそれぞれお昼寝してまったりデー。
 妃美ちゃんの心身の再発予防にも、テキパキも良いが、ムリなくムダなく長続きするゆったり感を大切にできればと思う。
 その一方で、妃美ちゃんの回復をランクアップして自信を高めてくれそうな慎重に対策を備えながらの突き抜ける体験の機会と、ゆうちゃんの夏休み充実化も併せて、妃美ちゃん・ゆうちゃんの希望・意向・興味などに合わせて夏休み企画をあれこれ思案中。
 一旦は妃美ちゃんの状態をみてそばにいて離れない方が良い時点でキャンセルしてた、オーストラリアからの豪州首相随行の経営者の方とのランチミーティングを、7/23に帝国ホテルで再セッティング。
 このところ、お話しカウンセリング無しでも妃美ちゃんが落ち着いているので、往復移動を含め4時間ほど妃美ちゃんのそばから離れる予定(何かあれば予定を途中で切り上げてすぐ帰宅できるように準備しておく)。
 今のところ、共依存状態にならずにいて、必要な時は即応してじっくり寄り添い、妃美ちゃんの希望・意向に沿って大丈夫そうな時はつかず離れず見守ってみたりして、自立的に健全な心身の回復を目指していければと思う。

【コロナ(COVID-19陰性ながらも濃厚接触状態)で家族みんなダウン:大変な時に限って苦難がやってくる…】

7月22日(金)

 睡眠トラッカーで見てもまずまず良好な睡眠で、起床時もテンポ良く快調な表情。
 7/22今朝は09:30にゆうちゃんと私で雨の中を車で美容室にてヘアカット。
 妃美ちゃんもウォーキングついでに買い物行きたいとのことで同乗。
 ヘアカット中に少し遠くのスーパー(ママ友や知り合いに会わなさそうなスーパー)まで行こうとするも、雨足がかなり強まり、予定変更でクリーニング屋さんへ行って美容室のビル1階で合流。
 帰宅後に大学オンライン授業・レポートにとりくみつつ、レポート作成に悩んでヘルプ依頼にて学習アドバイザーとして答えを導き出す学習サポートも担当。
 今日は妃美ちゃんの心配は無かったものの、ゆうちゃんが夕方に37度、夜に37.5度、20時に38.8度の発熱と嘔吐があり、妃美ちゃんとふたりで念のため家庭内感染に備えてマスク着用でゆうちゃんのケア。
 バーバラは高リスク群にて1階の部屋にいてもらい接触回避してもらうことにした。
 ゆうちゃんにカロナールを服用してもらい、ナイトドクター(往診・PCR検査)を依頼(ドクターは満診にて通常の24時間で結果の出るPCR検査ではなく、12時間で結果の出る特急オプションのPCR検査にした)。
 20:30から30分ほどで車までに、パルスオキシメーターでチェック(血中酸素濃度99%で問題なさそう)や、明日の豪州首相随行の経営者の方との会食@帝国ホテルの予約スケジュールをキャンセル。
 ナイトドクターPCR検査担当者さんご来訪にて、玄関先でゆうちゃんが痛くないよう鼻からではなく口から検査棒で採取する方式で到着から10分でクレジット支払いまで完了。
 検査結果は明朝7/23(土)朝6時以降にナイトドクター事務局に電話にて確認できる予定。
 夏風邪かもしれず、夏風邪かもしれず、ゆうちゃんにコロナではないかもしれないし、もし、コロナ陽性なら、早めにはっきりわかる方が必要なお薬などで大変にならずにすみやすい旨などお話し。
 万が一、コロナの場合は、妃美ちゃんの大学病院での外来受診に支障なきよう、家庭内感染対策をしつつ、なるべく妃美ちゃんによる接触あるケアでなく私が対応するなどしておこうかと、念のための対策や仕事の差し控え対応なども、あれこれ想定してみたりする。
 カロナールで熱が下がってきて、数回の嘔吐もありお腹がすいたゆうちゃんは、PCR検査前とうって変わって、マイペースにiPadでYouTube動画をみてリラックスしつつ、お夜食リクエストにて軽く食べたり上機嫌。
 カロナールが切れてくると熱がまた上がりそうでもあり、心が落ち着くまでいつもよりゆっくりめに就寝とした。
 22:30ごろの就寝前のゆうちゃんの検温は37.5度。
 妃美ちゃんもあわてずパニックにならず落ち着いていてほっとした。
 コロナ陽性でなく検査が空振りに終わってくれることを祈りつつベッドについた。

7月23日(土)

 ゆうちゃんのPCR検査は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)陽性。
 小学校の担任の先生が7/19コロナ感染ありとなって7/20(1学期最終日)から出勤停止となっていて心配していたところだった。
 ナイトドクターでの2022年7月22日(金)21:10の検査にて、翌日7月23日(土)06:10電話確認で陽性報告あり。
 土日あけの月曜日に保健所から連絡がある模様。
 既に家庭内でマスク着用しており、家族みなPCR検査をうけておいた(7/23(土)AM11時頃ナイトドクター訪問PCR検査12時間以内特急のオプション)。
 もしかすると、家族は1週間ほど自宅療養の濃厚接触者となるかもしれない。
 妃美ちゃんの大学病院の外来受診は、まず、どう対処したら良いか病院と妃美ちゃんがみずから電話相談して対応してくれてた。
 買い物はスーパーのネット注文・配送サービスを利用。
 ゆうちゃんは寝起きに39.2度、パルスオキシメーターでは血中酸素濃度は99%あたりで正常。
 昨夜より元気で、朝からアイスをおねだり。
 朝にカロナール服用。
 これより1週間ほど、我が家は安全第一の体制に入る。
 2022年7月22日(金)政府発表で、コロナ待機期間が5日、最短で3日とすることとなり、念のため7/24(日)〜7/31(日)を我が家での集中待機期間とする。
 ゆうちゃんは嘔吐がおさまり下痢気味なものの、食欲もあり水分もとれていて、気分的には元気な感じ。
 カロナールも効いている。
 みんな、昼食をパクパク食べて、今日午後はまったりモード。
 妃美ちゃんも心理的な落ち込みもなく、ナース魂のスイッチが入ってくれたのか、ゆうちゃんサポートを一緒に担当してくれる役割を担ってくれてとても助かっている。
 妃美ちゃんが反動で落ち込みがこないよう、念のため慎重に見守り。
 コロナは急変することも少なくないので、こまめにパルスオキシメーターなども使って、健康チェックを実施。
 いざというときに備えて、危機時に少しでも和やかに、心のサポートもしながら危機管理するのが本業でもあり、指導する内容を仕事より集中して実践。
 午前中は各方面の連絡調整でバタバタだったが、特に緊迫した感じはない。
 リスク管理・危機管理では、何もない普段の平時に、いろんな想定をして高い緊迫感を持って備え、いざ危機時には、正しい判断・行動ができるよう、むしろ、できるだけリラックスしながら集中力を発揮することが求められ、その通りに公私ともに対応中。
 心配や疲れはあるが、欲を出さず、家族みんなにとって大切なことを、少しでも良い状態にしていけることだけを考えて、普段からの備えを活かしながら過ごしてる感じ。
 夕食後のゆうちゃんは、ノドのイガイガ感と39.3度の熱ながら血中酸素濃度98%。妃美ちゃんは元気な感じでシャワーも浴びてスッキリ。
 備えや危機管理などは、何もない時は、いろいろ考え過ぎとか、そんな色んな備えって必要なの?とか、細かいことにうるさいなぁ、と、家庭でも仕事でも思われがち。
 いざというときにみんなを守りぬけるように、普段は緊迫感・危機感を高めて備えていて、逆に、いざという危機には、できるだけみんなが少しでも楽に、少しでも過ごしやすいように、楽観的に前向きでみんなが思い思いにリラックスしてもらえるよう全面的なサポートをするようにしてたりする。
 パイロットとして操縦する際の飛行計画でも同じく、離陸前に危機感を持って緊急対策を練り、飛行中に危機に直面したら、パニックにならないよう、乗客・乗員の心身の安全を確保しつつ、落ち着いてもらえるよう、パイロットは大変な時ほど笑い飛ばしたり冗談で和ませたりする(旅客船の船長も同じ)。
 我が家も大変ながら、前向きに明るく乗り越えて行ければと思う。
 7/23(土)23:00ナイトドクターへの電話確認にで、私・妃美ちゃん・バーバラの3名はPCR検査が陰性との報告あり。
 屋外の風通しの良い所では、不織布マスク着用での健康管理の散歩などは可として、 家庭内でマスク着用し7/22(金)〜7/31(日)を自宅療養期間とする。
 引き続き、濃厚接触者としての私を含めた陰性3名は、こまめな健康管理を行う。
 4名ともこの後は、念のため昨日7/22に申込済みの東京都から後日に郵送支給される予定の抗原検査キット4名分各2回を活用していく。
 妃美ちゃんは大学病院で採血検査に行った後にて、電話での診療・処方箋ファックスでの薬局受け取りなどで対応予定。
 保健所などの指示があった場合は、指示に沿って実態に即した対応にして行く。

7月24日(日)

 妃美ちゃんとゆうちゃんは寝起き良好で、ゆうちゃんの熱は朝に37.0度に落ち着いてきた。
 妃美ちゃんも表情も良く元気そう。
 PCR検査は実施タイミングにより偽陰性もあり得るが、いずれにせよ、少なくとも家族みな濃厚接触者となると思われるので、こまめに健康管理をしていく。
 妃美ちゃんは、このところ、感情の乱れも見受けられず、夕方もSpO2が98〜99%、体温36.4度ほどの平熱で、特に症状もなく元気でいてくれて嬉しい。
 ゆうちゃんは、ノドの痛み・たまにセキで、夕方もSpO2も99%、体温36.7度ほどの平熱に戻り、ヤマは超えたように思われる。
 平熱が低め(35.7〜36.1ぐらい)のバーバラが、37.7度ながらSpO2は96%ほどで、ノドの痛み・倦怠感のため、なるべく体を休めてもらっている。
 私はSpO2は96%ほどで37.4度となり、ノドの痛み・倦怠感といった状態で、ボチボチこらえている。
 あまり無さそうだが、体調急変に備え、およそ、3時間に1回くらい、パルスオキシメーターと体温計を持って、家庭内巡回でみんなの健康チェックしてみている。
 何より、妃美ちゃんに特に影響なく、心身が安定してくれていて、ゆうちゃんの熱もおさまってくれてホッとしている。
 家庭内でもゆうちゃんも含めてみんなマスク着用中。
 今日の1日を通して妃美ちゃんは心身とも健康的で、まだ回復途中だろうが、今、我が家で一番元気。
 夕食準備もしてくれて、夕食後は大学のオンライン授業・レポートなど、ゆったりしつつ取り組んでいる。
 食欲も問題なく、野菜・納豆・お味噌汁など体に良いものをバランス良く食べてくれている。
 明日7/25は大学病院の精神科の受診を、電話での受診に切り替えてもらい、お薬は薬局に処方箋をファックスしてもらう形となっている。
 妃美ちゃんのビタミン補給に栄養ドリンクを数本(同じくバーバラにも数本)お渡しして、気休めながらも少しパワーアップ(プラセボ的かもしれないが)してもらえるようにしてみた。
 ゆうちゃんは、すっかり平熱でケロッとしていて、ノドの痛みが少し残っている程度で食欲もまずまず。
 いつもながらゆうちゃんはマイペースな自由人で、まったりして感染症対策や自宅待機などに理解をして過ごしてくれている。
 コロナのオミクロン株Ba5かと思われるが、発熱とノドの痛みが多く、熱は1〜2日でヤマを越える、という話は、なかなか当たっているのかもしれないなぁとは思ったりする。
 それゆえに、自宅待機期間が5日間、または、最短3日間になっていくのも納得な感じはする。
 我が家的には、解熱剤がよく効いてくれて助かっている。
 バーバラはロキソニンで少し落ち着いて夕方に37.1度に下がったが、夜に熱が上がることが予想されるので、早めにベッドで横になってもらい、寝る前にロキソニン服用で熱を抑え込んでヤマを越えてもらうようにした。
 私はバファリンで落ち着き、皿洗いやら巡回健康チェックなどもしつつ、同じく寝る前にバファリンを飲んで熱を抑え込んでヤマを越えるようにしていく。
 あまり妃美ちゃんに心配や負担をかけるわけにはいかないので、バファリンを積極的に服用して強気に先手をうって熱や体のしんどさなどを抑え込み、体調の波のスキマをぬっていろいろこなしながら乗り切るという、独身一人暮らしの時によくやってた発熱時の乗り切り方で行く。
 妃美ちゃん的に、なんかダンナは大丈夫そうかも、と思ってもらい、万が一、妃美ちゃんの心の集中ケアが必要になっても、妃美ちゃんが心配せず気楽にお話しカウンセリングなどでサポートを得てもらえるよう備えたいところ。
 このところは、全然、お話しカウンセリングがいらない状態をキープしてくれているので、あくまでも、念のため、ダンナはそこそこ大丈夫そうで、ヘルプが必要なら頼ってもいいかも、と、思ってもらえるように備えているだけで、備えが不要で空振りになるくらい、妃美ちゃんの心身が安定して回復をキープできることを願っている。
 バーバラは平熱が低めなので、今の熱でもしんどい感じだろうが、今夜・明日がヤマかと思うので、ロキソニンを服用してもらうようにしている。
 私はバファリンがよく効いてくれているので助かっている。
 あわててもあわてなくても、ある程度は大変なら、どうせなら、少しでも楽しく、感染症を肌身で学べる良き機会として、家族で絆を深め合いながら、意味ある乗り越え方にできればと思う。
 ちなみに、解熱鎮痛剤も、小児用2種類、ロキソニン(妃美ちゃんとバーバラがお好み)、バファリンプレミアム(1日3回服用できて長らく愛用してきた私の好み)、タイレノール(外傷出血時にロキソニンやバファリンと違って、血をサラサラにせず止血しやすいため、私がテロ対策を指導する際に常備をおすすめしている)をそれぞれ普段から備えていた分が役立っている。
 家庭内もお薬も、多様性・個人の尊重と、画一的に押し付けず、選択肢を用意して希望に沿えればと思ったりしている。
 テロ対策の指導も口先だけでなく、出かけるときは、米陸軍の装備品のターニケットや、人工呼吸マウスピース(レサコ)や、仕事用のかばんには、同じく米陸軍の装備品のエマージェンシーバンデージや三角巾や止血ガーゼなどをいつも備えている。
 こいつ、やべぇ、という反応も少なくないが、指導者としては、指導内容は日頃から実績してなければ、指導者の資格なし、と思ったりもする。

7月25日(月)

 睡眠トラッカーで見る限り、眠剤無しでも良好な睡眠がとれている模様。
 朝食準備・資源ごみ出し・化粧などもスムーズにできるようになってくれて、食欲も良好。
 特に身体的な症状らしきものは妃美ちゃんには見当たらず、がん手術・精神科入院で大変だった分、妃美ちゃんは濃厚接触者として少しでもしんどくなく待機期間を過ごしてもらえればと思う。
 妃美ちゃんは毎回のチェックで平熱でSpO2も98〜99%で良好。
 バーバラは7/25(月)AM11:45ごろ熱が38.9度でロキソニン服用、SpO2は98%でアイスノンも利用してもらい、夜も38.2度、SpO2も96%で、熱とセキと倦怠感でかなりしんどい状態にて、妃美ちゃんがお洗濯などもしてくれて助かっている。
 ゆうちゃんは、セキ・ノドの痛みはまだ少しありますが、平熱で元気にマイペース。
 大学病院の精神科外来は、濃厚接触者にて電話での対応となり、ファックスではなく郵送で処方箋が送られるとのこと。
 そのため、処方箋が届いて薬局でお薬をもらうまでは、メインの半量に調整して服薬してきたお薬で余っている分だけで良いとの先生のご指示あり。
 服薬内容が変更(メイン半量以外のお薬無し)の期間に、妃美ちゃんの精神面で落ち込みや変化などがないか、慎重に見守って、必要な際はメンタルケアや家事なども全面的に対応できるようにしておこうと思う。
 妃美ちゃんが元気に多方面で役割をこなして活躍してくれて、心身も今のところ安定してくれていて、とてもありがたく助かっている。
 妃美ちゃんに負担が集中しないよう、バーバラがダウンしている分、家事・ゆうちゃんサポートなどを少しでも分散・分担していけるよう、ソファーでくつろいで韓流ドラマをみたり、マスク着用でのウォーキングや、少しでもホッとしたり妃美ちゃんのペースで過ごしてもらえるよう、バファリンも朝昼晩の1日3回でフル活用しつつ、もうひとふん踏ん張りしていく。

7月26日(火)

 妃美ちゃんは睡眠トラッカーでは7時間25分ほど睡眠がとれていて、目覚めも良好。
 平熱でSpO2は98%で良好。
 バーバラは今朝は37.0度でSpO2は98%で、少し回復してきているなら幸い。
 妃美ちゃんが朝食準備や薬局に咳止めの市販薬(バーバラが咳でもしんどいため)を手配してくれて、朝から頼もしく活躍してくれて助かっている。
 妃美ちゃん外出中に、今日は珍しく10時起き(コロナの影響で知らず知らずに疲れが出ているかも)のゆうちゃんに朝食の対応やお皿洗いなど、妃美ちゃんと私のチームワークで対応。
 いろいろ大変なことがあっても、妃美ちゃんが大変な時はバーバラが、バーバラが大変な時は妃美ちゃんが、お互いに快くチームワークで協力してくれてありがたい。
 今日の15時ごろに、妃美ちゃんとしては、バーバラが肺炎の時くらいしんどい模様、とのことを受け、聴診器でチェックしてくれたり、コロナ外来を受け付けてくれそうな病院を一緒に探してくれたり、今夜は3階の主寝室ではなく、1階のバーバラ寝室の隣の部屋で寝て、万が一、急変があったときに備えると言ってくれたりして、バーバラのかわりに親身に頼もしく活躍してくれてとてもありがたく心強い。
 妃美ちゃん的にはバーバラはコロナ中等症ではないか、とのことだが、正式な区分としては、肺炎所見がなければのお話しとして、かなり倦怠感・疲労感などでつらくても、コロナでは非情なほどにSpO2や様子から見て軽症に分類されるのではと思われる。
 念のため、病院に電話で問い合わせしてみると、かかりつけのクリニックは発熱ありは受診不可、駅近くの病院(過去に肺炎で入院歴あり)・総合病院(過去に内視鏡での大腸ポリープ切除歴あり)の地域拠点病院は、明日朝に予約がとれればのお話しとしてだが受診可能かもとのこと(今日はいっぱいで受診不可とのこと)。
 東京都の発熱相談窓口・医療機関案内窓口はほぼ機能せず、救急車を呼ぶか迷った際の相談窓口の消防庁#7119(トリアージ的な窓口)を案内されたので、念のため#7119にその旨を伝えて電話相談。
 窓口の看護師さんから詳細な容態を聞かれ、スマホをスピーカーモードにしてバーバラと一緒に返答し、その際に今の熱を聞かれて検温するとここ数日で初めて36度台(36.7度)、SpO2は96%で、現時点では救急車を呼ばなくても大丈夫そうとのこと。
 エビデンスも何もないが、私の体調変化とコロナの情報をもとにした勝手な想像・考えとしては、これから明日にかけて、次第に熱が落ち着いてきてくれそうに思ったりする(ノドの違和感・微熱などは残るのではないかと思ったりしている)。
 私の考えや想定が完全に間違っていることを想定し、妃美ちゃんのアドバイスをありがたく全面的に受け止め、空振りになってもいいしその方が良いが、万が一に備えて最善を尽くしていきたい。
 ゆうちゃんが入りたいというので、今日2回目のお風呂に入れた後、お風呂掃除をしていた間に、ゆうちゃんがトイレで嘔吐して盛大に汚してしまったため、トイレかけつけた妃美ちゃんがマイナスの刺激になってしまったようで、ゆうちゃんに感情をぶつけてしまい、急に心の落ち込んで妃美ちゃんが泣いてしまった。
 急いで、体を楽にしてもらって、久々のお話しカウンセリングして、少しでも落ち込みを少なくできるようサポート。
 少し落ち着き、ゆうちゃんに体調の悪いときに厳しく言ってごめんねと謝って、ゆうちゃんはいいよ、と、お互いにマイナスを広げないよう対応してくれていた。
 その後も落ち込みが続き、引き続いてお話しカウンセリング。
 妃美ちゃんに頓服を服用しておくか聞いてみたら、前の落ち込みとは違って、死にたいとか思うほどではなく、泣いて解消しようとしているとのことだったので、しっかり涙や愚痴やあるがままの気持ち・思いを吐き出すのに付き合ってお話し。
 妃美ちゃんに我が家のコロナ対応・家事などでの負担を少しでも軽くできるよう、明日の家事分担を私の方ですべてカバーしていけるようにしていく。
 ゆうちゃんには、妃美ちゃんがまだ回復途中で、いろんなきっかけで急に落ち込んだり、感情が乱れたりすることもあるけど、ゆうちゃんのことが嫌いでそうしているんじゃないことなどをお話ししてフォロー。
 夜のお薬を寝る直前ではなく少し早めに服用しておいてもらった。
 一難去ってまた一難ながらも、遠回りに見えても少しずつより良い方向に前進しているようには感じる。

【激動のスウィートテン・ダイヤモンド】

7月27日(水)

 昨夜は、妃美ちゃん・ゆうちゃんは、仲良くギュッとハグしながらねんねして大丈夫そう。
 妃美ちゃんには、お薬が減っている状態のため、昨夜7/26夜は念のため、頓服は、不穏時用ではなく不安時用の頓服をメインに服薬してもらった。
 今日7/27の14:20ごろに、妃美ちゃんが発熱38.3度、SpO2は99%でノドが枯れて、バファリンとノド枯れ用のお薬を服用してもらい、どうやら妃美ちゃんも時間差でつらい状況に入ったと見受けられる。
 ゆうちゃんもまだ本調子ではないが、回復傾向で平熱・Sp O2正常値でキープ、バーバラは36度台〜37.0度あたりでSpO2正常値キープで回復傾向。
 妃美ちゃんの精神面は、メインのお薬半量状態で落ち込み気味。
 お話しカウンセリングなどでケア。
 私はバファリンを飲んでいれば苦しくてもなんとか動ける状態なので、今日7/27は家事などを全面的にカバーし、ゆうちゃんも含め、みんなに休息・安静で集中的に回復してもらっている。
 災害や事故も含めた万が一を想定し、私ひとりでも4人の家庭生活を最低ラインは回していけるように備えていたので、大きく崩れることなく過ごしている。
 妃美ちゃんが発熱前に冷蔵庫の食材を考慮して献立メモを書いてくれていたので、申し送り的にとてもスムーズにバトンタッチさせてもらえて助かった。
 何のエビデンスもなく私の勝手な想像だが、妃美ちゃんの熱は回復が順調なら、明日7/28か明後日7/29あたりには落ち着いてくるのではないかと思ったりしている。
 夕方には、夕食を2品作って休憩し、ゆうちゃんはねんね中、妃美ちゃんと母は横になってもらっていて、もう少ししたら洗濯物を取り込んで、夕食の仕上げにかかる。
 サポートする側の私もムリがきてまったく動けなくなるような状態にならないよう、休憩しながらボチボチと自分の心身をだましだまし乗り切り中。
 今夜7/27の就寝前の状態としては、妃美ちゃんがゆうちゃんと対する際のタイミングや言い方や接し方があまり良くない感じで、やんわり止めても妃美ちゃんがゆうちゃんにまた感情を逆なでするような当たり方をしてしまっていた。
 ゆうちゃんが一歩引いて我慢した様子も妃美ちゃん的には納得できない感じで、2階リビングから3階寝室にあがってひとりで泣き始めたので、急いであがってしばらくお話しカウンセリングを実施。
 全部わたしが悪いんだ、わたしなんて消えればいいんだ、わたしはダメな母親だ、といった自責も多く見られた。
 また変化や刺激に敏感・過剰な反応が見られるようになっている。
 ひとつひとつ、いつわりなく、突き放さず寄り添って解きほぐして、感情の吐け口として症状的な悪感情や思い込みや決めつけなどによる私へのあたりなども、産後2年間の時のようにすべてサンドバッグになるよう受け止め、魔法使いのように妃美ちゃんのつらい状況をパッと消し去ることができないことをお詫びなどもしてサポートしていたら、いろいろと暴走気味なことに気付いてくれたようで、少し落ち着いてくれた。
 寝る直前には、ゆうちゃんとまたふたりとも楽しげにワイワイお話しして笑い声に包まれていた。
 心のアップダウンがあり、精神的な症状に入り込みかけながらも、なんとか踏みとどまってくれているようなら幸いだ。
 体調面では、就寝前には、妃美ちゃんは37.0度でSpO2は99%(平熱が36.8度前後のため驚異的に落ち着いてきた)でノドの枯れも驚異的にすっかりなくなり、ゆうちゃんは引き続き平熱・SpO2正常値をキープもセキが残っていて、バーバラは36.3度ほどでSpO2は98%ほど。
 妃美ちゃんとバーバラには、より回復を着実にしてぶり返しがこないよう、念のため、明日7/28も私が全面的に家事などをカバーしつつゆうちゃんとも遊ぶようにしていく。
 エビデンスはないものの、いろんな状況や情報などを総合的にみての勝手ながらの想定・対応・見立てとして、明日で妃美ちゃんもバーバラも熱を平熱あたりで落ち着かせられるようにサポートしていく。
 ゆうちゃんのセキは、不思議なことに、のんびりしている時は3分に1回くらいセキがでているくらいの感じだが、一緒にワイワイ話しながら遊んでいる際や、一緒にシャワーを浴びている際や、就寝時などには、ウソのようにまったくといって良いほどセキがでておらず、妃美ちゃんとバーバラのサポートと家事に時間を最優先にしてかなり割り当てている分、かまって欲しさや寂しさなど心因性による可能性も踏まえてケアしていこうと思う。
 新型コロナウイルス感染症Ba5株など変異株について、エビデンスは無いが勝手な想像・予想として、7/24(日)に家族みなに、順調にいったとしたらのお話しとして、7/31(日)までで、コロナに関してはみんな一定の回復・安定となるのではないかということと、行動制限緩和・自宅待機の期間短縮(5日間ほどに短縮)にて、念のためそれより2日間の余裕を加えた8/1から念のため不織布マスクか備蓄しているN95マスク着用にて外出などもできるよう、退屈でも療養・回復・自宅待機に専念して安定してキープできるよう、協力をお願いしている。
 なお、妃美ちゃんも症状が出たため、今夜7/27の18:30をもって、自宅内の全員の常時不織布マスク着用を解除した。
 宅配便受け取りや外部との接点がある場合は、都度、第三者の方にご迷惑がかかりにくいよう不織布マスク着用という普段どおりのマスク着用体制にもどした。

7月28日(木)

 妃美ちゃんの状態としては、熱は36.7度でSpO2は97%、今日は解熱剤なくこれまで36度台で落ち着いていた。
 精神面は落ち込みが続いているが、お薬半量状態で頓服は妃美ちゃん本人の意向にて服用無し(念のため飲んでおいても良さそうだが、コロナ対応の疲れやコロナによる影響もあり得るかと思われるので、静養して様子を見るのもアリだとも思われます)。
 妃美ちゃんは生理前とのことで、ガン関連の心配・コロナの不安(倦怠感・疲労感はないとのこと)・生理前の心理面の影響も、精神面に重なってきてしんどい面があるように思われます。
 ゆうちゃんは熱・SpO2の両面とも好調で、今日は朝から一緒に遊んで発散したのか、セキは不思議とほとんどない状態をキープしています(心因性でのセキという観点からケアしようと思います)。
 母は今朝からやっと普段の平熱に戻り、SpO2も97〜98%で安定していますが、ぶり返しなどに気をつけて、念のため、今日も静養しておいてもらいます。
 いずれにせよ、非常に不思議なコロナについては、かなり落ち着きはじめて良き方向に向かっているように感じられます。
 当初より、7/31(日)まで我が家のコロナの集中回復期間・自宅待機としていますが、おおむね、そのあたりには平常化へと進めばと思います。
 日々の変化や置かれる状況にとらわれて一喜一憂してしまうと、グッタリとマイナスの感情の沼にはまりかねませんので、全体的に6割〜7割くらいできればOKとして、7/31まではとりあえずしんどいとかより、動けるようにして歩みを進めています。
 コロナ自体のヤマは越えたようにも思われますので、あとは、1.妃美ちゃんの静養、2.妃美ちゃんのメンタルのケア、3.ゆうちゃんと一緒に遊んで心に寄り添うケア的な時間を設ける、というところになりそうです。
 明日くらいには母が家事などを徐々に分担して大丈夫な感じになるかと思われますので、明後日くらいから私も少し休める余地が出てくるかと思ったりしています。
 あった方が良さそうな市販薬は、近所の薬局では品切れなどのようですが、通販で第一類や第二類の市販薬を念のため補充していて、今のところ、家庭内の在庫はある状態です。
 家族みな別々になるホテル療養も入院もラクな選択肢としてはありますが、妃美ちゃん・ゆうちゃんの精神面を考慮しますと、どちらも難しいように感じられます
 妃美ちゃんの熱が夕方ごからぶり返してしまい38.4度くらいまで上がって、SpO2は97〜98%で推移。
 また、熱につれてか、心の落ち込みが少し大きめになってきたので、集中的にお話しカウンセリングと、しんどくて消えてなくなりたい・死にたいとの言葉も出てきたので、妃美ちゃんにお願いして不穏時の頓服を服用してもらいました。
 心の底から消えたい・死にたいと思っているようではなく、逆に、理想的に生きたい思いが強いものの、熱や心の状態で思うようにできないもどかしさが根底にあるようです。
 妃美ちゃんいわく、がんに精神疾患にコロナにと、なんで不幸ばかり続くのか・なんで世の中で一番不幸の崖っぷちにいるのか、とのこと。
 あるがままに受け止め、そう感じたことは否定しないようにしつつ、がん手術もうまくいき、ステージ2で踏みとどまれて、閉鎖病棟からも早く出られたし、コロナに感染するのも手術前でなくて、もしかしたらすごくラッキーなことなのかもしれないよ〜、手術前にコロナだったら手術も入院・治療も長期間受けられなくて、ステージがあがってたかもしれないよ〜、という感じで、全部不幸で全部最悪というわけではなさそうかも、と、偏った悲観的な見方をするクセに引きずられてしまわないようお導きしてみました。
 私にいろいろあたっては、あたってごめんと謝ったりしていましたが、あたってくれて少しでも心が発散されるならと思いますし、症状的にあたりたくなる感じかとも思われますので、あるがままに受け止め寄り添ってみています。
 明日には大学病院の精神科外来からの処方箋を持って薬局にお薬(メインのお薬と、先生の指示で処方箋が届いて薬局にとりにいけるまでは無くて良いとの不安解消のお薬)を取りに行ってこれますので、明日夜の服薬から、精神科のお薬がフルに服用できる状況となりそうです。
 今日はゆうちゃんの心のケア的に、一緒に遊ぶようにしていたため、ゆうちゃんのセキやストレスは解消気味になった一方で、いつもより妃美ちゃんを見守りサポートする時間が少なめになり、その間に、大学病院から検査結果の連絡がくるかも、とのことで妃美ちゃんが枕元に置いていたスマホで、ネット検索で妃美ちゃんが不安になる情報をいろいろ探して見てはまってしまっていたらしく、あわせて過去の後悔や自責の念なども一気に引き寄せてしまったようで、落ち込みが少し大きめになってしまった感じでした。
 夕食と洗濯物の取り込みは、平熱に戻って本調子にはほど遠くまだたくさんはこなせないながらも、少しは動けるようになった母にやってもらい、その間にも、妃美ちゃん・ゆうちゃんのケアをするようにしました。
 またご心配をおかけしてしまい申し訳ございません。

(「おうち入院カルテ」には、「院長」の記したカルテと、「院長」が妻の実家のご家族に連絡したSMSメッセージをコピペしてカルテ化したものなどがあり、である調・ですます調や、記録形式・連絡形式が入り混じったりしますが、これ以降も、できるだけあるがままに掲載していこうと思います。悪しからずご了承下さいませ。)

7月29日(金)

 朝からお疲れ・落ち込みモードながら、朝食を準備したら食べて食欲はあるようで少しホッとした。
 今日も妃美ちゃんには静養してもらい、朝は、郵送で届いた処方箋を持ってN95マスク着用で薬局に行くも、在庫なしにて手配してもらい夕方に入荷にて、改めて出直すことになった。
 帰宅後、ゆうちゃんのお誘いにて心理的なケア的に遊んでおいた。
 不思議と、交感神経などの関連か、一緒に遊んでいると、ゆうちゃんのセキがほとんど出なくなってきたが、念のため、小児用の咳止めチュアブルのお薬を1日3回服用してもらうようにした。
 妃美ちゃんの熱は、午前は36度台でSpO2は97〜98%。精神面の集中ケアが必要なようで、洗濯などの家事はバーバラに分担してお任せして、妃美ちゃんと一緒にベッドで横になってじっくりゆったりお話しカウンセリングして、少し落ち着いた感じ。
 がん・精神面・コロナと相次ぎ、世界で一番不幸だと感じているとのこと。
 そう感じたこと・感想は否定せず傾聴しつつ、手術成功や入院前にコロナ感染だと手術もてきなくてステージが上がってたかもしれず、実はラッキーなこともあったのかも、といったプラス思考にお導きしてみた。
 妃美ちゃんいわく、精神科のお薬でメインのお薬半量は継続して服用している一方で、それ以外の2種類のお薬が処方箋の都合で急に服薬なしになったことで離脱症状かも、とのこと。
 午後に38度前半の発熱(SpO2は97%〜98%で正常値)にて、バファリンを服用してもらい、薬局で買ってきたゼリー飲料(ビタミン・エネルギー)・第二類の栄養ドリンク・声枯れのお薬・去痰のお薬(主成分:カルボシステイン)・南天のど飴などを飲用・服用してもらった。
 やがて37.0度に落ち着き(SpO2は97〜98%)、昨日は控えていたシャワーを浴びてスッキリ。
 対症療法で市販薬を使っての対応は、普通なら避けたいものの、医療機関に頼れないのと、不思議なコロナ感染症は、ホテル療養もコロナ病棟入院も、対症療法メインで回復を積極的に待つしかなく、実態としては、できることはやって、日々を少しでも苦痛を減らして乗り切るしかなさそう。
 17時に薬局に電話したら、妃美ちゃんのお薬が3種類とも揃ったとのことで、急いで取りに行き、ついでに市販薬が品切れになる前に、もしかしたら必要になりそうなお薬も念のため少し補充のため購入し、牛乳や妃美ちゃんリクエストの生理前〜生理中によく飲む豆乳(イソフラボン)やその他の買い物もして帰宅。
 夕食時には、食欲・平熱・表情・気分とも持ち直し、リビングで食事・完食し、やっと、精神科のお薬を通常どおりの3種類を服用できる状態になり、就寝前は36.7度でSpO2は99%で表情も良好。
 体力低下・倦怠感などに薬効がある第二類医薬品の漢方薬を通販で取り寄せ、妃美ちゃん・バーバラ・私の3人とも服用してみた。
 ゆうちゃんは相変わらず、良い意味でマイペースな自由人で気ままに過ごしてくれていて少しホッとした。
 バーバラは、まだセキ・たん・疲労感なども残り本調子ではないものの、家事を分担してカバーできるほど回復してくれて助かる。
 去痰のお薬のおかげか、妃美ちゃんが不快感のあった痰は、これまでよりスムーズに排出できはじめた模様。
 妃美ちゃんの精神面は、今夜7/29夜からお薬の3種類服用の正常化にて、明日以降に好転してもらえればと祈る。
 今夜の状況をみると、当初より想定の7/31までの集中回復期間・保健所のいう自宅待機期間より余裕を持たせた期間での乗り切りに、また光が差してきたように感じる。

7月30日(土)

 精神科のお薬が3種類そろったおかげか、今朝7/30朝は妃美ちゃんの表情や活気がガラッと好転気味。
 お薬の離脱症状・コロナの負荷でダブルパンチだったのかも。
 熱も36.6度・SpO2は99%で、声枯れもあまり感じられないほどになってきた。
 念のため、なるべくセーブしてもらい、朝食準備などは私にて対応。
 しばらくゆっくりして、汗をかいたからと、シーツ・カバー類を洗って干してくれた。
 今日は1日を通して36度台。
 昼過ぎには妃美ちゃんがみずからソファーでお昼寝。
 妃美ちゃんが心の面でもゆったりしてもらえて少しホッとした。
 今日は大安吉日の入籍から10周年。
 夕食はフレンチコースのデリバリーをとり、みんな万全ではなくとも、ワイワイと食卓を囲んでのひととき。
 妃美ちゃんにスイートテンダイヤモンドリングを贈ったら喜んでくれて良かった。
 余興的に、家族でサプライズでカードゲームの順位に沿ってあたる景品を通販で買っていて、景品レースをやってみて、疲れない程度に楽しんでみた。

7月31日(日)

 入籍10周年からあけた今朝7/31は、昨日のワイワイ感の疲れからか、ゆうちゃんを除いてみなスローペースな朝。
 妃美ちゃんは少し落ち込みがちで、ゆったりしてもらってお話しカウンセリング。
 ガンにコロナに精神面の不調もあり世界で一番不幸とのことで、否定せず、そう感じたのは事実なので受け止めて、大変な中でも手術の成功などラッキーなことがあったとおもうよ〜、と、認知・解釈の修正をお導き。
 ゆうちゃんはマイペースですこぶる元気にて、私がゆうちゃんと遊びに付き合い昼食準備などをやり、バーバラに洗濯物や夕食準備を分担してもらって、その間に妃美ちゃんにはゆっくり心身を休めてもらった。
 その後も、ベッドに横になってのお話しカウンセリングもこまめに実施。
 妃美ちゃんは夜に生理がきたとのことで、ストレス要因が増えて心配ながら、バイオリズム的には良好のようで、気をつけてフォローできるばと思う。
 寝る前のお話しカウンセリングでは、いろいろマイナス思考がぐるぐる回った後、ふと、妃美ちゃんが、わたし何をこんなつまらないことでなやんでるんだろ、バカみたい、アハハっ、と、一気に好転して笑顔が戻り、メタ認知ができる余裕が出てきてホッとした。
 妃美ちゃんもゆうちゃんも、何か気分があがる突き抜けるような気分転換の機会が欲しいとのこと。
 妃美ちゃん的には好転・安定のきっかけとして、ゆうちゃん的には夏休みの楽しみとして、何か楽しくゆったりとして気分が変わる夏休み企画を立てようと思う。

8月1日(月)

 今朝8/1朝の妃美ちゃんは、お疲れ・落ち込みモードなため、朝からゆったりしてもらった。
 妃美ちゃんのコロナの方は大丈夫な感じながら、精神面と生理でのストレスで心がしんどい模様。
 お話しカウンセリングしながら、一緒にベッドで横になって過ごして一緒にお昼寝しつつ、途中、オンライン講演の収録をしてから、また妃美ちゃんの元でお話しカウンセリング。
 睡眠トラッカーで見ても、睡眠の質も良好で、昨夜と今日の午前・午後のお昼寝での睡眠時間も13時間32分でゆったりセーブできている感じ。
 ゆったりしてもらっている間に家事もバーバラと分担で対応し、夕食準備は、ミールキットが生協から届いているらしく、妃美ちゃんがやるよ〜、とのことでお任せしてみた。
 夕方から夜にかけて、妃美ちゃんが持ち直してくれて少しホッとした。
 ゆうちゃんもマイペースにゆったりしたり、バタバタしたり、なかなか良い感じ。

退院して迎えたスウィートテン・ダイヤモンド(2022年)


【「おうち入院」の「旅行リハビリ」@大阪別宅~2022夏~】

8月2日(火)

 妃美ちゃん・ゆうちゃんのご要望を受けて、気分があがる気分転換・心の切り替わりのきっかけづくり・夏休みの思い出づくりになればと、大阪別宅にて2週間過ごす夏休み企画とした。
 ゆうちゃんが一度のってみたい、との希望と、妃美ちゃんの移動の負担軽減にと、短縮された待機期間も勘案し、JAL国内線のファーストクラスに乗ってみる企画としている。
 本来は、東京でゆっくりするか、宮崎に早めに一緒に連れて行ってあげたいながら、妃美ちゃんとしては、東京・宮崎ともに地元で知っている人に会う・ばったり出くわすといったことがしんどいらしく、回復への期待がプレッシャーになるとのことで、いっそ、知っている人がいないところの方が良いとのこと。
 通常はとらないような選択肢ながら、精神面で思わぬ良き影響があればと思う。
 妃美ちゃんの今朝からの心身の調子はほどほどに良好。
 2年以上、長距離移動・長期間滞在を控えていたこともあり、久々の空港・空路移動・長期間滞在が楽しくワクワク感があった模様。
 負担が少なくなるように、家事代行業者さんに大阪別宅のお掃除代行をお願いしたが、いろいろ到着後の家事などで妃美ちゃんも母・私とともにテキパキと明るく活躍してくれて、早めにシャワーを浴びてもらって少しでもゆっくりしてもらうようにした。
 ゆうちゃんは、羽田空港までゆったりしてもらえるようアルファードのタクシー移動にしたが少し酔い、畿内でも酔って機内食は食べられずにいたが、到着後は相変わらずマイペースに元気な感じ。
 この大阪滞在がプラスに作用するかマイナスに作用するかは不明ながら、なるべく妃美ちゃんの(ゆうちゃんも)希望をかなえつつ、ガラッと環境を変えて良き転地療養にできればと思う。
 念のため、頓服薬も持ってきて、再感染に備えて各種症状が出た場合の各種市販薬も大阪滞在用に手配し、世界的に流行してきたサル痘(当時のメディアなどでの記載による:現在は呼称を「エムポックス」とされているが、当時の記録のまま掲載し、以降の記載ではサル痘はエムポックスと読み替えて頂ければ幸い)感染にも備えて全国で4つある中のひとつで大阪にあるサル痘基幹病院も調べておいた。
 妃美ちゃんの様子からは、今のところ、心の不安定さや崩れは見受けられないが、移動・環境変化などでの疲れや落ち込みがこないよう、注意深く見守っていきつつ、妃美ちゃんの状態次第で、大阪滞在を中断して帰京する選択肢もしておこうと思う。
 私としては、東京で夏休み中はゆっくり過ごす方が、ふところも心身もラクだが、妃美ちゃんの突き抜けるような心のスイッチが切り替わるような機会が欲しいとの希望も尊重したいし、ずっと妃美ちゃん本人の意向に沿わず自宅に閉じ込めてしまうのは共依存的でもありそうで不健全だし、ゆうちゃんの希望もかなえてあげたい中で、お金をすべて投げうってでもできる限りのことをかなられるようにしたい、という感じで、まわりの心中を察するに至っては悩ましいながらも、周りからおしかりを受けるかもしれないが、妃美ちゃんの直感を信じて大阪滞在を決行することにした次第だ。

8月3日(水)

 今朝8/3朝は移動や環境変化の疲れなどの予想通りに少し落ち込みがあり、朝からソファーにゆったりしてもらってお話しカウンセリング。
 悪化しないか心配していたものの、これまでよりスムーズに、妃美ちゃんが自分で客観的にツッコミを入れて、わたし何をこんなことで悩んでるんだろ、アハハっ、これじゃ病気だよね〜、と、メタ認知的に見れて笑顔でパッと立ち直り。
 昼食時に、みんなでスーパーとおいしいパン屋さんに買い物に行き、帰宅後はソファーで横になってゆったりお休み。
 ゆうちゃんはマイペースにYouTube動画をみている間に、母にもゆっくり横になって休んでもらい、家事やインターネットの調整や、オンラインミーティングでの打ち合わせなどをこなしておいた。
 夕方に、また、妃美ちゃんが少し落ち込みモードになったので、ソファーでゆったりしてもらってお話しカウンセリング。
 意外にも、今までになかったこととして、1回だけは妃美ちゃんが自分でツッコミを入れて立ち直れることはあったのが、今日は2回ともお話しカウンセリングで妃美ちゃんが自分でツッコミを入れて笑顔で立ち直り、退院後はじめてのことで驚いたが、客観的に妃美ちゃん自身がメタ認知的にみて立ち直る良き習慣となればと思う。
 生理3日目でもあり、ストレス要因も考慮しておこうと思う。
 寝る前は、いつもはしない間食(おいしいパン屋さんのチョコパン1切れなど)をしていて、暴飲暴食や私のように太るまでいかなければ、心を押さえつけてまで「健康的に寝る前は食べないようにするべき」といった、「〜すべき」を少し解き放ち、心をムリに押さえつけたり閉じ込めたりせず、多少なりとも自由にあるがままに心をリラックスさせてあげればいいかも、と、お話ししてみた。
 妃美ちゃんは回復に向けて「頑張る」、と、よく言うのだが、回復に向けては、頑張るより頑張らずゆったりとした方が良さそうだし、ゆったり休むと遠回りに見えても、実は回復には一番近道だと思う旨をお話ししておいた。
 寝る前にストレッチをしていたので、一緒にストレッチして、妃美ちゃんに横になってもらって、手足・背中の指圧マッサージをして、ついでにゆうちゃんにも手足のソフトなマッサージをして、心身をほぐしてもらって、スムーズに2人ともスヤスヤと就寝。
 大阪別宅での転地療養的な滞在が、心身にプラスに作用してくれればと思う。

8月4日(木)

 今朝8/4朝は、妃美ちゃんは少し落ち込みもありつつ、お話しカウンセリングして持ち直し、午前中に往復・店内あわせて1時間半ほど、ゆうちゃんとふたりで家電量販店に買い物の間、妃美ちゃんはゆったり過ごしてくれていた。
 午後にかなり好転し、ウォーキングですぐ近くの長居公園(大阪国際マラソンなどの周回コース)をぐるっと周り、パン屋さんで買い物して帰ってきて、まだまだ元気な感じ。
 ウォーキングや買い物で、知り合いにバッタリ会わないか心配したり気にかけたりせずに済み、東京よりノビノビと気楽に外出できている模様。
 よほど気楽にウォーキングできたのが嬉しかったのか、楽しげにお話ししていた。
 帰宅して大学のレポートも、なかなかとりくめなかったのが、一気に1つまとめることができていた。
 このところフル活躍のバーバラに疲れが目立ってきたが、妃美ちゃんがある程度カバーしてくれるくらいになってきた。
 夕食は、ゆうちゃんのご希望にて、大阪定番の元祖「餃子の王将」をデリバリーして、夕食前後もゆったりモード。
 午後・夜も妃美ちゃんは好転モードをキープして表情も良好。
 バーバラとゆうちゃんが企画して、私の部屋のロフトを、東京のゆうちゃんの部屋づくりの第2弾(第1弾はコロナ渦中・妃美ちゃん入院中に、寂しさや閉塞感など気を紛らわせるのも併せてテンションUPに向けてゆうちゃん部屋に自作デスクトップPCを親子2人で作成して設置したり、LEDライトでゲーミングモードに飾ってみたりした)みたいに、ゆうちゃんの大阪の秘密基地としてインテリア(ゆうちゃん専用のローテーブル、チェア、雑貨など)を設置することにしたらしく、ゆうちゃんはテンション爆上がり。
 妃美ちゃん用の大阪のお部屋も、何か妃美ちゃん好みにしても良さそうかもと思ったりしている。
 大阪滞在中の気分転換メニュー例として、全部できるかはわからないものの一応お話ししてご紹介。
 大阪ならではの、吉本興業の「なんばグランド花月」での漫才・吉本新喜劇、海遊館(人気はジンベエザメ)、映画、あと、ゆうちゃんリクエストで予約済みのユニバーサルスタジオジャパン(USJ)で、妃美ちゃんが気を使わずにいられるよう妃美ちゃん・ゆうちゃん・私の3人で、暑い中ならばずに済むVIPツアーで妃美ちゃんが負担なく楽しめるよう優先チケット・ガイド付き・休憩できる専用ラウンジ付きなど、ムリない範囲でいくつか楽しみつつ気分転換・転地療養中のお楽しみも企画してみた。
 USJは予約・支払い済みながら、妃美ちゃんの心身の状況・希望を最優先として、不調の際は中止してゆっくり静養するようにと考えている。
 今のところ、妃美ちゃんは1回も頓服が不要で済んでいて、食欲や睡眠も良好。
 引き続き、大阪での気分転換・転地療養的な滞在が、妃美ちゃんにプラスに作用してもらえればと思う。

8月5日(金)

 今日8/5の妃美ちゃんは、寝起きの調子はそれほど良くはないとのことだが、テンポ良く、食事準備・お掃除もやってくれた。
 表情も良く、笑顔もかわいい。
 ゆうちゃんの秘密基地づくりにて、家電量販店に買い物にも付き合って車で同乗しつくれた。
 夜は少しお疲れモードにて、少しだけお話しカウンセリング。
 このところ、妃美ちゃんがみずから客観的にみて笑いながらツッコミを入れて立ち直ることが多くなってきた。
 落ち込んだりマイナス思考の際に、しばしば、前はあれもこれももっとできたのに、今はできてなくてダメだ・落ちぶれた、と妃美ちゃんが過去を基準に今とこれからの妃美ちゃんを否定的に見るクセが見受けられる。
 酒量も多く、肉を大量に食べるダイエットなどもしつつ、バリバリと動いていた過去の妃美ちゃんを回復すべき100%状態と思って、それと今の状態とを比較して落ち込むより、心身ともにムリなく負荷を下げて、新たなゆったりした考え方・生き方のバランスでの新たな100%に自然と至るように「回復」する(全て前とまったく同じ状態に戻すのではなく、年齢や心身の状態に応じて新たに心身にとって良き状態・ムリなく良き状態が長続きするバランスをつかむ)ようになれたらいいかも、と、お話ししてみると、ハッとしたようでうなずいて、そうだね〜、と言っていた。
 また、妃美ちゃんとしては、家事をバリバリできないと存在価値がないダメな妻、と、思っている模様。
 そうではなく、家事はみんなで分担してやれば良くて、一緒にそばにいてくれるだけでも嬉しいこと、過去と比較して今とこれからの妃美ちゃんを妃美ちゃん自身が責めずにやさしく「自分自身」を大切に愛情を持って受け入れてあげて欲しいことなどをお話しした。
 妃美ちゃんとして少しスッキリして、スヤスヤと就寝。

8月6日(土)

 今朝8/6朝の妃美ちゃんは、ややお疲れモードながら、朝食準備も一緒にやってくれた。
 午前から落ち込みが見られ、お話しカウンセリングをしつつ、妃美ちゃん自身が客観的に悩まなくて良いことに悩んだり、マイナス思考に向かってしまうことに気づいてるんだけどうまく解消できない、ということは把握できていて、妄想の中で疑いなく妄想の世界のようなものにとらわれていた入院中とは異なる回復傾向の状況・視点から見つめることができている模様。
 つい不安な情報をネットでみにいってしまい、みずから不安を招いて不安になっては、がん相談電話窓口などに自分で電話して、自分で乗り越えようとはしていたり、妃美ちゃん本人が別の視点からわかっていても、マイナスのイメージや思考が次々に浮かんできてしまってしんどい感じかと思われる。
 誰も知り合いに会わずに済むウォーキングと、ついでに買い物に行って、キンパ(韓国料理の巻き寿司のようなもの)を作ってくれたり、心が不安定になりそうかも、という妃美ちゃんの心の動きや傾向を、早めに客観的に妃美ちゃん自身が把握していけているとのことで、以前と比べてメタ認知や心の余裕・クッションが少しずつ整い出しているのかもしれない。
 心の状態が最悪だ、と、妃美ちゃんが言うものの、いろいろできるようになってきて、客観的に自身や物事をとらえられるようにもなってきていて、妃美ちゃんの思い描くバリバリと動けるという理想像と、今の状態とを比較して、ギャップに悩み落ち込みがちなように見受けられ、ベースの回復具合は底上げされてきているみたいに感じられる。
 皮膚をすりむいたら皮膚がうすくなったり真皮が直接表面にさらされて、ちょっとしたことでもしみたり痛くなったりするが、今はまだ妃美ちゃんの心の鎧が脱げて、心を守るバリアが薄い状態で、ちょっとしたことが刺激になりやすい知覚過敏的な心の状態と思われる。
 ムリのある鎧からムリやストレスなく心身になじむ新しいしなやかな鎧に脱皮しているところなのもしれない。
 すりむいてしまった心を守るバリアも、徐々にかさぶた(宮崎弁でいう「つ)が時間とともに心を守る機能を取り戻したり、刺激を受けやすい状態でまたかさぶたを少しすりむいて傷がついたりするように、アップダウンはありながらも、少しずつだったり、突き抜けるようにサッとだったり、心のクッションのような防御機能を取り戻しつつあるかと思われる。
 お薬で回復の下地を整え、日々の過ごし方に工夫したり、転地療養的に心の切り替えのタネをまいたり、妃美ちゃんの様子をみながら、家庭が何の心配もしなくて良い心理的な安全基地になるように、いろいろ尽くしていければと思う。

8月7日(日)

 8/7朝は睡眠もしっかりで表情もまずまず。
 念のため、大阪滞在中に使えるように買った抗原検査キットが届いたので、みんなで検査したら全員陰性。
 妃美ちゃんは体調は良好ながらも、午前中に少し落ち込みお話しカウンセリング。
 このごろは、お話しカウンセリングしていると、次第に妃美ちゃんが客観的に妃美ちゃん自身をみつめて、なんでこんなことに悩んでるんだろ、といった感じで笑って好転する瞬間もありつつ、やはり、妃美ちゃん本人がコントロールできない状態で、マイナス思考やマイナスなイメージが浮かんできて、しんどさや悩みがある模様。
 午後は妃美ちゃんが持ち直してゆったり過ごし、ウォーキングついでにスーパーに買い物に行ってくれた。
 ゆうちゃんが夕食(オムライス)を作ってくれるとのことで、妃美ちゃんとバーバラでサポートしてくれている間に、通信会社さんのショップで大阪別宅のインターネット回線の改善にと新規回線を契約。
 ゆうちゃんはイメージ通りに出来なかったらしく泣いて悔しがっていたものの、とても上手にオムライスが美味しくできていた。
 機嫌が戻ったゆうちゃんの発案で、室内でスイカ割りをしてみんなで食べた。
 妃美ちゃんも楽しかったようで、キャッキャしながらワイワイとした夜。
 インターネット回線も少し改善されて、妃美ちゃんいわく、東京で使ってるくらいの感じで、インターネット利用でのストレスが減った模様。
 少しでもゆったり快適に過ごしてもらえるよう、できる限りやっていきたい。

8月8日(月)

 8/8朝は睡眠もしっかりでいつもよりゆっくり遅めに妃美ちゃん・ゆうちゃん起床。
 朝食準備・お掃除・お洗濯もやってくれて、お昼はみんなでホットプレートを囲んで焼きそばをつついてワイワイと食べた。
 妃美ちゃんの表情も良好。
 ゆうちゃん午後に家電量販店の配送設置サービスで届いたパーソナルチェアを、ゆうちゃんの「ひみつきち」(大阪別宅の私の部屋のロフト)を、自分でお気に入りのコーディネートで揃えてご満悦。
 夕方に暑さがマシになってから、妃美ちゃんはウォーキングでスーパーまで歩いてちょっとしたお買い物。
 宮崎への帰省の練習になればと、結婚式に来てもらった叔父・叔母に、事前に留意点などレクチャーし、みんな抗原検査で陰性を確認し、疲れが見えたりストップをかけた方が良さそうな場合は、妃美ちゃんが妃美ちゃん部屋でずっと休んでもらって大丈夫なように、私が場をコントロールできる状態にして備えて、8月に誕生日を迎える3人(妃美ちゃん・叔父・叔母)をお祝いする場を、妃美ちゃんの心身の状況をみて、妃美ちゃんが回復リハビリ的にやってみる、とのことで、18時ごろから21時ごろまで寿司をデリバリーしてホットプレートで焼肉しながら、大阪別宅で一緒に夕食をとることにしてみた。
 叔父叔母夫妻は今年6月に結婚30年の真珠婚式、妃美ちゃんと私は7月で錫婚式にて、誕生日とともにお互いにお祝い。
 私はお酒を飲まずに何かあればすぐ妃美ちゃんにベストなサポート・ケアができるように備えた。
 はじめの1時間ほどは、飲食のサポートは私が全面的に対応しつつ妃美ちゃんの様子をこまめに見守り寄り添い、妃美ちゃんがかなり頑張ってくれたようで、笑顔で歓談に交じりワイワイしたひとときを過ごせていた面もあった。
 ただ、時折、心理的な疲れが見えて、一瞬、表情がくもる時は、さっとそばでサポートしてみた。
 妃美ちゃんにはこまめに妃美ちゃん部屋で休んでおくかそっと尋ねつつ、妃美ちゃんとしては大丈夫とのことながら、食事が一段落の際に、念のため、一緒に2階の妃美ちゃん部屋に「用事」として上がり、念のため少しお話しカウンセリングして心理的な状況・負荷などを確認し、大丈夫とは言ってはくれていたものの、大事をとって、しばらく妃美ちゃんにリクライニングチェアでお休みしてもらっておいた。
 おそらく、妃美ちゃんの意向・意志・希望として帰省をしたい際にも、可能なら、妃美ちゃんが気遣いなく完全にひとりでゆっくりできる場所・部屋などがある方が良さそうに感じた。
 しばらく妃美ちゃんに休んでもらっている間に、叔父叔母との歓談やお酒のお酌などをしつつ、ゆうちゃんが叔父叔母にひみつきちを自慢げに案内してる間などに、こまめに妃美ちゃんの様子を見に2階の妃美ちゃん部屋に上がってお話しして心理状態を確認。
 誕生日ケーキを食べる際に、妃美ちゃんが持ち直してきたのと、妃美ちゃんの希望もあり、みんなでケーキを囲み、8月に誕生日を迎える3人でロウソクを吹くなどしつつ、また妃美ちゃんが笑顔で歓談に交じってワイワイ。
 ただ、やはり、一瞬、垣間見える疲れや、手の動きやしぐさからは、後で妃美ちゃんに聞いたらその通りで、やはり緊張・負荷はそれなりにあった模様。
 ゆうちゃんが叔父叔母とカードゲームをしたいという際、お皿洗いもしようかと思いつつ、妃美ちゃんとしても疲れ・負荷から、お皿洗いはバーバラにお任せして、都度の判断・対応・思考が必要なカードゲームを避けてもらえるよう、私が妃美ちゃんに代わりカードゲームに参加。
 叔父叔母が帰宅の途についた後、妃美ちゃん部屋に上がってお話しカウンセリングしてみたら、いろいろやってくれていたものの、妃美ちゃんは何も出来なかったと落ち込み(かつてのようにバリバリ・テキパキできていないとのこと)、家事ができなければこの家を追い出されるとの極端な不安が頭に浮かんでしまっていること、精神疾患になったら捨てられてしまうなどの悲観、その他のいろんな不安な考えやイメージを、考えようとしなくても頭に勝手に浮かんできてしまってしんどい状態。
 ひとつひとつの歪んだり極端になってしまっている認知・認識をときほぐし、追い出したり捨てたりしないし、変わらず愛していることや、以前よりさらに妃美ちゃんを愛おしく思っていることなどお話し。
 安堵したようで、妃美ちゃんが涙して、妃美ちゃんの頭をヨシヨシしてたら、時折、客観的なメタ認知からか、笑って、わたし、何を悩んでるんだろ、あはははっ、という、このところの回復・好転の良きパターンが見られて、しばらくして泣いてスッキリした模様。
 宮崎への帰省に向けては、叔父叔母より圧倒的に妃美ちゃんが心を許せる状況なだけに、心のバリアが無いか、あるいは、かなり心が無防備な状態になると思われ、ご家族に限らずご親戚・ご友人・ご近所さんなどの、何気なく悪意もまったくなく交わされる一言や、何気なくついあらわれる表情・反応・励ましなどが、逆に今日の状況より妃美ちゃんの心に深く刺さりかねない危惧はある。
 例えば、つい、考えないようにしたらいいよ、とか、そんなこと考えても良くならないよ、という親切心からの「アドバイス」は、妃美ちゃんへの精神面のケアでは致命的・否定的・突き放されたようなダメージとして刺さりかねない。
 「アドバイス」より、共感・寄り添って同じ方向を向いての伴走として、いきなり否定するようなメッセージで(アドバイス通りにできるならやってるし、例えば、足を骨折した人が、周りから、やればできる!頑張って元気に走れ、と言われても、そうできないから悩んでる、結局、走れない私はダメな人っていうことなのね、みたいな感じにならぬよう)、〜と感じるのね〜、〜でしんどいのね〜、といった共感・声かけと、精神疾患からの回復途上で妃美ちゃんが自分でコントロールしたくてもできないから悩んでつらいので、頭に不安・マイナスの考えやイメージが勝手に浮かんできてしまってしんどいのね〜、といった、精神疾患当事者の目線や実態に沿ってのお話しカウンセリング的な場を設けることも必要かと思われる。
 そういったことを踏まえて、アドバイスというより、認知・認識をわかりやすく整理して、「修正させる」のではなく妃美ちゃんが自ら気づいて認知・認識・心を切り替え方向転換しやすいよう「お導き」する対応もあった方が良いと思われる。
 私自身は、妃美ちゃんを愛している夫であることに加えて、妃美ちゃんがゆったり過ごせて心を回復してもらえるよう、時に妃美ちゃん専任のかなり親しい「執事」となり、「コンシェルジュ」となり、妃美ちゃんが不安にならずに危険から守れる「ボディーガード」となり、なんでも話せる「懺悔室の神父」となり、妃美ちゃんが一歩踏み出したいけど躊躇したり極端な不安・思考にとらわれている際には「伴走型のコーチ」としてお導きしたり、いろいろ工夫しながら「おうち入院」の「院長」として寄り添っていければと思っている。
 そんな中で、妃美ちゃんの回復具合を見守りつつ、妃美ちゃんがムリなくすすんで宮崎への帰省ができるようになってもらえればと思うと、あくまでも現状では、①宮崎に私も道中付き添ってお話しカウンセリングやサポートをいつでもサッとできるように備える、②水入らずで過ごしてもらう場では私がお邪魔せずホテルにて待機、③こまめにできればベストながら、夜だけでも妃美ちゃんを迎えに行ってホテルで過ごして心を休めて立て直せるようにして万が一に備える、といった感じが現実的かなぁ、と、実験的な今日の場の様子を見る限りは思ったりはする。
 ベストとしては、妃美ちゃんが回復・安定して、刺激を受ける一言や反応や精神面のケアとしては失言となり得ることがあったとしても、余裕を持って対応・解釈できて、ゆっくり思う存分に水入らずのひとときを、宮崎で数日にわたってご実家で寝食とも過ごしてもらえるほど復調してもらえるようになればと思う。
 かなり慎重に実験的にやってみた今日の場で見受けられた妃美ちゃんの状態・傾向・留意点などを、なるべく早い宮崎帰省を目標にして活かしていければと思う。

【「おうち入院」の「旅行リハビリ」@大阪別宅~2022夏~】つづき

8月9日(火)

 8/9朝の妃美ちゃんは、ゆうちゃんとともに、ゆっくり遅めの起床にて10時間ほど睡眠がとれて、まずまず良い寝起き。
 少し遅めの朝食後、妃美ちゃん・ゆうちゃん・バーバラの3人で、ゆうちゃんご希望にて、歩いてすぐの長居公園内の博物館にウォーキングを兼ねてお出かけ(私は来訪予定の修理業者さんの対応にて留守番)。
 太陽の光を浴びてのウォーキングに、妃美ちゃんも汗だくながら、表情も良く活発な感じ。
 しばらくして、ゆうちゃんがコンビニに行きたいとのことで、近くの駅前のコンビニに、妃美ちゃんとゆうちゃんがお散歩がてらお出かけ。
 快活に笑顔もかわいく表情も豊かで、妃美ちゃんはまずまず好調な模様。
 夕食後に、日中の疲れが出てきたようで、妃美ちゃんが肩に力が入りながら落ち込み、しっかり抱擁してお話しカウンセリングで持ち直した。
 アップダウンはありながらも、10歩前進・回復したとすると、7〜8歩後退・落ち込みという感じで、日々、前進した2〜3歩分のプラス方向の回復を積み重ねていってる感じかと思われる。
 このところは、お話しカウンセリングの際に、妃美ちゃんがみずからメタ認知的・客観的に見ることができるひとときが出てくるのが習慣化してきたようでもあり、同じ「落ち込み」でのお話しカウンセリングといっても、妃美ちゃんの心の中で、マイナス方向に進もうとするのを何とか少しでも食い止めていたのと変わり、プラス方向に進みたいもののマイナス思考・イメージが浮かんできてしまっているのを解消し認知・認識を改める場になってきているように見受けられる。

8月10日(水)

 今朝8/10朝は、ゆっくり起床で遅めのブランチ(朝食・兼・昼食)を、バーバラとサッと準備してくれた。
 久々の大阪でもあり、ご先祖さんのお参りと、ゆうちゃんのご希望で今日は海遊館に行くに際し、妃美ちゃん的には、疲れもあり少しお疲れモード。
 予定通りに行かなくても大丈夫で、家で一緒に過ごしてもいいし、予定キャンセルでもいいし、行けそうなら行ってもいいし、妃美ちゃんの心身の状況とご希望に沿ってお伺い。
 妃美ちゃん的には、行って気分が変わればと思うとのことで、気をつけながら行ってきた。
 お寺では、死への不安がわいてきた一方で、お寺に書いてあった、今日一日を楽しんで生きよう、という言葉に元気をもらったとのこと。
 私はまったく貼ってあったことに気付かなかったのが、妃美ちゃんは良く周りが見えていたようで、自分の心の中で迷子になるような状態から、周りに目が向く余裕が出てきたゆえの良好な回復かもしれないと思ったりした。
 海遊館でもお疲れモードながら、特にイルカ・ペンギン・ジンベエザメのかわいい姿に、心奪われるような感じで、少し気分転換(というか、浮かんでくる不安・漠然とした心配から、心奪われ別のことにパッと気が向いてくれるひととき)が出来ていたなら幸い。
 帰宅して心身の疲れからか、少し涙を流すひとときに、お話しカウンセリングしてサポート。
 しばらくして落ち着き、シャワーを浴びてスッキリして、デリバリーしたウナ丼を食べたら、かなり持ち直して好転した感じ。
 かなり表情も良く楽しげな様子。
 日々の落ち込み・涙などはアップダウンとしてあるが、単に同じところで浮き沈みしているわけでなく、10歩進んで7〜8歩後退、その差の2〜3歩分は、毎日コツコツ回復として前進している感じ。
 お薬を飲んで安静にしているしかなかった退院後からは、飛行機にも取り乱したりもすることなく乗れている・移動できる距離も伸びた・自宅以外でもある程度の期間は滞在できる・レジャーにも行ける・東京の自宅内の家族以外の人(叔父叔母)と会食できる・食事や家事もできる、など、浮き沈みやお疲れモードになる時があっても、少しずつ回復やできるようになってきたことが増えたことに、嬉しくありがたく思う。
 夜は、ゆうちゃんがやる気がわいて、夏休みの宿題ドリルを一気に終わらせる間、妃美ちゃんは大学のオンライン授業を横で受けるという、勉強しなさい、と押し付けるように言うだけではなく、一緒にそれぞれ学ぶのが日常という、教育上すばらしい対応のひとときを過ごしていた。
 こういうことだけでも、妃美ちゃんが大学生となってくれた意義は非常に大きいと思う。
 明日は、ゆうちゃんのご希望にて、ユニバーサルスタジオジャパンで、妃美ちゃんが炎天下に並んでしんどくならないよう、VIPツアーでガイドさん付きの並ばず最優先、専用ラウンジ付きで、妃美ちゃんが疲れた際もゆっくりできる休憩場所も整った状態でレジャーの予定。
 気分転換になってくれたなら幸い。

8月11日(木)

 今朝8/11朝の妃美ちゃんは、ゆっくり遅めの起床で睡眠も十分なようで、朝から表情も良くテキパキ家事をやってくれた。
 ただ、15時からのパーク入園にしたとはいえ、今日も猛暑にて、ユニバーサルスタジオジャパンに備えて、念のため、1時間ほど横になって心身を休めてもらっておいた。
 ゆうちゃんは前夜に遠足前に眠れないように興奮したのか、深夜3時まで寝られず私が付き合って起きていたこともあり、遅めの起床でテンションも高め。
 パークまでは大阪別宅から車で30分ほど。
 炎天下にアトラクションの列に並ぶのは避けたいので、VIPツアーにして並ばずに済み、ガイドさんがついてくれるので、いざという際にもスムーズに対応できる体制で助かった。
 15時から休憩をはさみながらの3時間で帰宅する予定が、ゆうちゃんの強い希望で、ツアー後にいくつかフリーでアトラクションに参加。夕方に気温が落ち着いてきたとはいえ、妃美ちゃんも並んでもらうのは心身の疲労を勘案すると、避けておきたいので、ゆうちゃんと私が並んで参加し、妃美ちゃんは休んでもらった。
 ゆうちゃんのご希望としては、妃美ちゃんとジェットコースターに乗ってから帰りたいらしく、妃美ちゃんもゆうちゃんに付き合って乗るとのことだが、さすがに心身への刺激が強すぎると思われ、私からふたりにお願いして、ジェットコースター系はまた今度にしてもらった。
 夜になってきて、ゆうちゃんが猛暑の疲れからか、または、ハイテンションな時のあるあるな吐き気が出てきた。
 珍しく何もショップで買って欲しいと言わず、吐き気で気持ちが悪いので帰宅したい、とのことで帰ることにした。
 ここまでかなり刺激のあるアトラクションにももちこたえてくれていた妃美ちゃんも、ゆうちゃんの不調につられてか、猛暑の疲れからか、パーク出口から駐車場までの徒歩12分ほど、落ち込み・涙が見られ、歩きながらお話しカウンセリング。
 車に乗って座って涼しい車内で一息つき、パークを出るころには、ゆうちゃんはケロッと回復。
 妃美ちゃんは少し持ち直し、帰宅後に先にシャワーを浴びてもらう際にまた少し落ち込みが見られたものの、シャワーを浴びてスッキリして持ち直し。
 猛暑や徒歩移動の疲れ、たくさんの人(他人だからまだマシなのかもしれないが…)の混雑した環境、アトラクションのたくさんの刺激などの割に、かなり早い回復のように見受けられる。
 入眠も早くグーグー寝入る様子に、心身の負荷を受けた後の復調に向けて少しホッとした。
 ゆうちゃんは、吐き気・気持ち悪さが疲れというよりタンにもありそうで、タン・咳のチュアブルのお薬を念のため服用してもらい、少し落ち着いた模様。

8月12日(金)

 今朝8/12朝の妃美ちゃんは、ユニバーサルスタジオジャパンでの炎天下で刺激も多かった疲れからか、遅めの起床で朝から落ち込み・涙モードにて、じっくりお話しカウンセリング。昼過ぎまでソファーに横になってそばにいてゆっくりゴロンと過ごしてもらった。
 その後、そろそろ動こうかなぁ、とのことで、着替えてボチボチ動き始め。
 食欲はしっかりあってカレーとサラダを食べて次第に持ち直しモード。
 ウォーキングに行きたいとのことで、近くの長居公園にテクテク。
 マラソン周回コース(1周2.8kmほど)をウォーキングで1周して、ついでに公園近くのスーパーでお買い物して帰宅。
 帰宅時に玄関で出迎えると、妃美ちゃんが満面の笑みで、ただいま〜、と嬉しそう。
 夕食に筑前煮とゴーヤーチャンプルーを作ってくれて、先にシャワー浴びてスッキリしてもらった。
 その後、念のため、軽くお話しカウンセリングしてみると、妃美ちゃんが、自分にあった心の回復に良さそうなことを見つけてやって行くしかないね〜と、にこやかにお話し。
 これまでとかなり変わり、誰か何とかして欲しい、いろんなマイナスのイメージや考えや漠然とした悩みがわいてくるのを魔法のように消してくれるようなことはないかなぁ〜、といった、依存心に振り回されてしまわず、自分で心の状態をみて対応していこうとできるようになったみたい。
 そのことに気づいて心を自分の力で持ち直せたことで、帰宅時に満面の笑みになっていた模様。
 妃美ちゃんにとっては、自分のリズムでウォーキングしたり、知り合いに会わず気兼ねなくありのままの心で出歩けることのようで、またひとつ、回復が1ランク上がったように見受けられる。
 炎天下で刺激だらけのユニバーサルスタジオジャパンに行って楽しむなど、回復に向けて20歩前進、グッタリしても持ち直しが早くなり8歩後退くらいで踏み留まってくれて、翌日となる8/12に7歩後退からはじまり、ウォーキングして持ち直してまた10歩前進、といった感じ。
 アップダウンは回復途中について回ることながら、2日間であわせて30歩前進・15歩後退、といった感じで、8/11〜8/12でまた出来ること・何とか乗り越えて行けることが増えた模様。
 就寝前も可愛い笑顔がこぼれ良好な状態。

8月13日(土)

 今朝8/13朝の妃美ちゃんは、ややお疲れモードにて軽くお話しカウンセリング。
 持ち直しも早くなってきた。
 これからもう少し回復具合が進んでくれて、お話しカウンセリング無しで過ごせるようになってくれるくらいになれば安心。
 昼に妃美ちゃん・ゆうちゃん・バーバラで近くの長居公園にウォーキング。
 途中、公園内のカフェでアイスを食べつつ、元気に帰宅してしばらく休息。
 少し遅めのお昼を食べた後、ゆうちゃんのご希望にて、長居公園で自転車に乗りたいとのことで、ゆうちゃん自転車・妃美ちゃんウォーキングで周回コースを2周(1周2.8kmほど)して、しっかり太陽の光を浴びて運動して、妃美ちゃんも好調な模様。
 夕食はバーバラと準備してくれた。
 洗濯もしてくれて、今日はお昼から妃美ちゃん好調キープ。
 お風呂からあがり少しして、大学のオンライン授業を受けていた。
 寝る前も布団でゆうちゃんとワイワイと楽しいひとときを過ごして就寝。

8月14日(日)

 今朝8/14朝の妃美ちゃんは、寝起きにマイナスイメージが浮かんできやすいらしいものの、睡眠もしっかりとれて明るい表情。
 朝食準備もバーバラとサッとやってくれた。
 ゆうちゃんのご希望にて、近くの長居公園の屋外プールに私が連れて行っている間に、妃美ちゃんにはゆっくり過ごしてもらった。
 バーバラが大阪別宅に保管していたパリ本店で買った品(イブサンローランやロエベなどのバッグや洋服など)を整理していて、どこかに売るなどして断捨離しようかという前に、妃美ちゃんに尋ねたら使いたいとのことで、妃美ちゃんにまとめてプレゼント。
 妃美ちゃんお喜び。
 気を遣ってか、他にも洋服をもらってくれていたようで、妃美ちゃん部屋のクローゼットにかけて、大阪別宅に滞在の際に着る用にしておいてもらった。
 夕方まで快活なコミュニケーションでやりとりできていた。
 夕方になって少し落ち込みお話しカウンセリング。
 毎日アップダウンがありマイナスイメージが浮かんでくるのが続き、悪化してないか心配になるとのこと。
 逆に、回復してきているからこその悩みで、急性期などで妄想にどっぷりとらわれている際は、マイナスイメージと思わず妄想を全て正しいことと思い込むため、「マイナス」イメージが浮かんでしんどい、という際のマイナスだと感じず悩まずにいて、良くない状態でも一応の安定感はあり得る。
 ちゃんと、マイナスイメージだと妃美ちゃんが自覚できていることが、回復中のあかしでもあると見受けられる。
 退院後から大阪滞在を通じて、マイナスでなくプラス方向にできるようになったことを挙げて書き出してみてもらうようお話し。アップダウンは同様にあっても、退院後に安静にするしかなかった時から、車でドライブや外出や、自宅以外で環境が変わっての宿泊、飛行機に乗れて長期の大阪滞在や叔父叔母など普段関わりがない人との会食など、アップダウンはあってもかなり出来ることが増えてきた。
 大阪滞在中に頓服の服用なく過ごせている。
 妃美ちゃんが「こうじゃなきゃダメ、こうすべきなのに」と、妃美ちゃん自身に厳しくして自分で自分を突き放さず、ゆったりやわらかに妃美ちゃんが妃美ちゃん自身をしっかり優しくハグしてもらえるようお話し。
 アーミーな妃美ちゃんには、BTSでいえは、Love Yourselfを大切にしてもらえば良いのかも。
 持ち直して自転車で長居公園を夕方遅くにサイクリング。
 帰宅後にだいぶ持ち直してくれて夕食も準備してくれた。
 今回の大阪滞在を終えるに際して、明日8/15に宅配業者さんで東京に送っておく荷造りもみんな一緒にやって就寝。
 あっという間の感じながら、ゆったりしつつ色々と気分転換や回復に向けて出来ることが増えた2週間だったように思う。

8月15日(月)

 今朝8/15の妃美ちゃんは、ゆっくりめの起床で睡眠もしっかりとれていて、表情も良く快調な感じ。
 朝食・昼食の準備も妃美ちゃんとバーバラでやってくれて、帰京前のクイックルでのざっとしたお掃除・お洗濯も手伝ってくれた。
 伊丹空港にレンタカーを返しに行くまでは、みんなでゆったり過ごした。
 妃美ちゃんは表情も対話のやりとりも軽やかで、くつろいでくれていた感じ。
 伊丹空港に向かう途中、高速道路に乗るあたりで、バックミラーでちょこちょこ見ていた感じでは、少しマイナスイメージが浮かんできているような表情で心配したものの、対話では軽やか・スムーズで少しホッとした。
 空港ラウンジでも1時間ほどゆったり過ごせて、見た感じでは取り乱したり不安感から表情が曇る様子は無さそう。
 万が一、機内でケアが必要になっても、細やかにサポートしてもらいやすく、お話しカウンセリングが必要になったとしても体を楽にしてできるようフルフラットぐらいになる座席にしておくため、帰りはANAプレミアムクラスにしておいた。
 心配するまでもなく、楽しそうに機内食も食べて過ごしてくれていてホッとした。
 帰宅まではタクシーで広く座席をゆったりリクライニングできてフットレストもあって楽な姿勢でいられるよう、グランエース車両にしてもらい、妃美ちゃんも楽ちんでいいね〜と、渋滞もなくスムーズに帰宅。
 帰宅時に暑さでグッタリしないよう、出発時に3階のエアコン2台だけ弱でつけっぱなしにしておいたので、ムワッと不快な暑さもなく、少しでも心身の負担をかけずに行って帰ってこれるようにしておいて良かった。
 帰宅後すぐに荷解きだと疲れたり就寝が遅くなりやすいので、予め、大阪からトランクなど4つ宅配で送っておいたので、手元の荷物をサッとしまって、シャワーもサッと浴びて、妃美ちゃんが落ち込みお疲れモードにならずに就寝。
 大阪への往復や大阪滞在が、妃美ちゃんにとって、良き転地療養・気分転換になり、アップダウンはあっても、出来ることが増えて回復を進めるきっかけになっていたなら幸いだ。
 いろいろ出費もかさみ、仕事もかなりセーブしての対応ながら、私の公私にわたるさまざまな支出を徹底的に減らしてでも、すべてお金を失ったとしても、妃美ちゃんと我が家の家族が笑顔になるなら、それが一番いいと心から思ったりして、自分に関する支出は徹底的にセーブしつつ、妃美ちゃんと家族には、出し惜しみなく対応して後悔のないようにしたい。


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