ご挨拶  世界初・日本発での最先端の取り組み・特許庁登録の各種の知的財産に基づくものや、欧米諸国での先進研究の焼き直しではない現場と経営の実態から導き出す独自の研究開発や、日本から発信する取組みなど他にはないもの・他とは差別化されたものをお届けしております。

 経営および職務姿勢としましては、「当たり前」のことを「当たり前」に大切にしつつ、その「当たり前」が妥当かどうかを懐疑心をもっていろんな角度から検証するという建設的な批判精神・疑い方の流儀で見つめ直しつつ、コツコツとした取り組みを続けて参りました。

 現場主義と経営視点から、お客様やお悩みご相談をお寄せ頂く方に寄り添った対応をさせて頂き、損得以前に社会や皆様のお役に立てるかどうかを大切にみつめております。

 大手企業さまなどの難易度が高く比較的高額なご依頼をありがたくプロのビジネスとして賜りつつ、そこで得た資金を社会貢献活動や公益性の高い方々(母子福祉センターさまや社協さまや医療福祉機関さまなどを含めた各機関・団体さまなど)に、損得抜きに私費を投じてでもご依頼案件や無償ご相談対応などでお役に立てる限りSDGsに沿った社会貢献の一環としても微力ながら力を尽くせればと存じます。

 経営指導関連の事業におきましては、よく揶揄される「コンサル(大事な時に「来ん」、問題が起こったら「去る」というコンサル)ではなく、あまりコンサルティングという言葉を使いたくない(経営指導・アドバイザーとして活動している)ゆえんとして、「コンクルタント」(お客様が自ら取組み成長される様子を変な介入をしに「来ん」&お見守り・後押しつつ、問題が起こったり大事な時にそばに「来る」という「コンクル」タント)を目指しております。

 また、テーマ別の基調講演や人財育成・研修等におきましては、単に個別テーマの専門性を持った縦割り型の指導よりも、総合的な観点から経糸と横糸志向で専門的観点を織り成す指導を重視して進めております。

 たとえば、マネジメント指導にあたるコンサルタントや講師などが人権侵害の言動を行ったり、先端IT技術のお話しをされる講師の方が倫理的観点や現場の人と人とのマネジメントや法務的側面に疎いままで、違法または不適切な状況でマニアックなお話しをされる方も中にはいらっしゃいます。

 個別テーマだけに強いとする指導者は、個別最適の指導者に陥りかねないリスクがあり、そういった指導者が力を入れて指導すればするほど、企業・組織が画一化・偏狭化・個別最適化してしまう「人財指導の逆機能」リスクが生じ得ます。

 経営指導・講演/研修・人財育成は、あくまでも経営視点・現場感覚の両面を視野にどういった経営を進めるためにどう知見を広め人財を育成して、全体最適に向けて総合的に経営・現場のそれぞれに活きた形で学び成長するかが大切であると思っております。

 よくメディアさまのインタビュー取材時などに記者の方からご質問を受けることですが、売上の拡大や上場を狙ったギラギラしたお金や思惑のニオイが漂う経営ではなく、お客様や社会にとって必要とされることをコツコツ大切に取り組ませて頂けるようにし続けることを優先して参りました。

 法人形態こそ営利企業の形態ですが、公共機関・行政・NPO・NGOなどよりも一層の公益性・社会的意義ある活動を、営利活動や私費を投じてねん出している活動費をもって、スポンサーや寄付や助成金・補助金などに頼らず独立独歩で経済的独立性・精神的独立性を高めながら進めて参りたい所存でございます。

 これからも、中立公正に「正しい」ことをまっとうに、プロとして協調性と独立性・客観性を備えた「和して同ぜず」の姿勢で提携先さまや各社さまとともに、単なる知識のつぎはぎでなく活きた「知恵づくり」として、本業を通じた社会のお悩み解決や社会貢献をベースにしつつ取り組んで参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。 理事長 戸村 智憲